◯【69点】映画 ひつじのショーン かぼちゃ畑の怪物!【感想:4歳娘は笑ったが、ギャグ過多で既視感あり】◯

『映画 ひつじのショーン かぼちゃ畑の怪物!』感想:一言でいうと

2026年10月31日、4歳の娘と『映画 ひつじのショーン かぼちゃ畑の怪物!』を劇場で鑑賞。セリフに頼らず笑わせるストップモーションアニメの技術力は相変わらず凄い!一方で、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』を思い出す展開には既視感があり、ギャグも少しくどかった印象です。

娘はビッツァーの災難に大笑いしていましたが、ハロウィンらしい暗くて不気味な場面はちょっと怖かった様子。この記事では、『野菜畑で大ピンチ!』との類似点や映像表現への違和感、4歳児と鑑賞した感想を本音で書いています。本文には展開に触れるネタバレがあり、後半には結末まで含むあらすじも掲載しています。

製作

2026年イギリス・フランス合作映画

2026年10月31日劇場鑑賞
2026年40本目

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ひつじのショーンの劇場3作目を見た!

2026年10月23日に劇場公開された「映画 ひつじのショーン かぼちゃ畑の怪物!」を鑑賞しました。
今作は劇場版第3作目ですが、第1作は2015年2月にイギリスで、日本では同年7月に公開されており、あれから11年の歳月を経たという感じ。
一応2作目は2019年に劇場公開しましたが、今回は少し期間を経てますね。

ただテレビシリーズとしては既に7シーズンも続いていて、2007年にシーズン1が開始。
やや小休止を挟んだものの、2025年に最新のシーズン7が公開されているようです。
※ちなみにシーズン6はNetflix向けに製作されたりと色々とあるようです。

2015年には約28分のテレビスペシャル『ひつじのショーン スペシャル 〜いたずらラマがやってきた!〜』があったり
2021年にはクリスマス特番として『ひつじのショーン ~クリスマスの冒険~』が製作されNetflixで鑑賞した記憶があります。

製作は「ウォレスとグルミット」でお馴染みのアードマン・アニメーションズ。
ただ「ウォレスとグルミット」は映画フォーマットや特番でやってるわけで、稼ぎ頭としてはテレビシリーズ化されてる「ひつじのショーン」ですかね。

どちらもクレイアニメ作品として、コマ撮り撮影のストップモーションアニメーション。
しかし近年のコンピュータ技術の発展により、どこまでコマ撮りなのか自分も判別つかなくなってます。
ヌルヌル動きすぎですよまったく。

ハロウィーンだよ全員集合!『野菜畑で大ピンチ!』との既視感

そんなわけでテレビシリーズは見てないけど劇場版は二つとも見てる人の感想です。
監督は2021年のテレビスペシャル『ひつじのショーン ~クリスマスの冒険~』を手掛けたスティーブ・コックスと、マシュー・ウォーカーの2人。
今作もミニチュアセットと人形を用いたストップモーション撮影。ただ、ストップモーションといっても、制作に使う技術はいろいろある。
スタジオライカの映画のメイキングで、3Dプリンターを使って人形の表情パーツを作っているのを見たような気がする。

話としては、農夫がショーンの発明により毛むくじゃらになってしまい怪物に間違われて大変なことになるという、なんか聞いたことあるような話。

てかショーンって科学得意だったの?そんな設定テレビシリーズであるの???

設定の整合性よりも、ハロウィーンということでモンスター映画のオマージュをストップモーションでやりたかったんだろうなぁと想像します。

そんなわけで怪物になっちゃった農夫をどうにかこうにか元に戻そうと奮闘するわけですが、

この展開『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』となんか似てない?

論点こそ違えどまた人間が怪物になっちゃって相棒というか動物たちが奔走するというお話。
ショーンがグルミットのオルタナティブになっていて、なんか科学やらピタゴラスイッチを駆使してというのは、すっごく既視感。
同時並行で恋愛劇もある点も似通っていて、新鮮味が薄かった印象。

また前述の通りストップモーションアニメは技術力が上がりすぎてヌルヌル動いてCGアニメとの違いがわからないし、一部演出でCGを混ぜているように感じるショットもありキッチュな魅力が薄まり、フランチャイズのアニメーションという感じ。

しかし作品としてはセリフに頼らず物語が進み、それを上手くやってのける圧倒的な技術力も製作者たちにはあるので、凄い映画ではあるんだよなぁと思うのでした。

もう少しギャグを抑えて2分でも短くしてくれても良かったよ。

ギャグが多くてくどかった

今作楽しい映画ではあるしクレバーだと思うんだけどギャグが多すぎてしんどい。
わざわざそこにも盛り込むの??というのも結構あった。
牧場も一部キャラクター減らしてるのにギャグで知らないキャラ出しとくの?ネタで造形物増やす必要ある?などなど、物語のテンポを損なうギャグもあったと思う。
ほんのちょっとだけ減らして少しでも上映時間を減らして映画のテンポを上げてくれても良かったと思う。

田舎町を行ったり来たりして、終盤には突拍子もない水上移動まである変な作品。だからこそ、そこまでギャグを盛り込む必要があったのか?と思うんですよ。

大スペクタクル巨編として突き進むなり、作り込まれた美術の情報量で魅せるなり、別の方向で突き抜けてもいい映画だと思うんですよ。

しかしクレバーなのは間違いない。
ホームメイド・サイエンスというタイトルの本を汚してマッドサイエンスという本に改名して、ゴシックホラー風味を出すセンス。

かぼちゃをチェーンソーで穴あけしようとして、サイズが合わないと思ったら終盤ではしっかり合うようになる伏線回収の脚本の技術力。

松明を持ったかと思ったら実はスマホの画面と自撮り棒の組み合わせというギャグだったり、ウィットに富みまくってはいる作風で凄いんだよな。

4歳の娘の感想

4歳の娘と一緒に家族で鑑賞しました。
娘が特に笑っていたのは、港でのビッツァーの災難。

ショーンがまたも『ホームメイド・サイエンス』を参考にガスの出る薬を作るのですが、狙った場所に投げられず、クレーン車の運転席に入ってしまいます。

その後、牧場主を助けようとビッツァーがクレーンでコンテナを回収しようとしたところ、ガスを浴びて悶えるという展開が笑えたとのことです。

意地悪な笑いが好きな娘でした。

しかし全体的に暗いシーンやゴシックホラー映画を意識したおどろおどろしい映像なども多いのでちょっと怖かったようです。

また今回運良く劇場でイベントがあり、上映終了後にショーンの着ぐるみがお見送りしてくれて娘は写真撮影することができました。
料金変わらずサービスあってありがたい!
ショーンの着ぐるみって黒タイツに白いパーツと頭部という人感がすごくてちょっと不気味でした。
でもどこに視界ゾーンあるのか気になりました。

私も昔映画館のバイトしてて数回着ぐるみ入ったことがありますが、子供の夢を壊したくない一心で変なスイッチ入りましたね。

hisSCORE

・脚本のユニークさ、濃さ、テーマ性 6/10
・映像のアプローチ 7.9/10
・映画の美術面 8.6/10
・キャラクターの魅力 6/10
・音楽 5.8/10
・上映時間と個人的趣味 7/10

69点

既視感があったりとあんまり印象に残らない映画だったなぁと思いました。
娘は笑っていたので親子鑑賞としては楽しめましたが、暗くて不気味な場面には少し怖がっていました。

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ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
ハロウィーンが近づくモッシーボトム牧場。
羊のショーンとその仲間たちは、ハロウィンを祝うためにかぼちゃを隠して育てていた。
そんな中、牧場に街の獣医が牧場の動物たちの定期検診にやってくる。
牧場主と獣医は恋愛関係ではないが、実は両思い。
牧場主は彼女をハロウィンパーティに誘いたいと思っているが、獣医も同じく思っている。
しかし牧場のヤギが洗濯物を干し紐ごと食べてしまい、それを取り出そうとしている最中に牧場主が転倒。転がった勢いで、ショーンたちの秘密のかぼちゃ畑を壊してしまう。
悲しむ仲間たちを見たショーンは、家庭の科学の本をもとに、マッドサイエンティストさながらに一晩でかぼちゃを再生させる薬を作る。その薬を牧場主の空っぽの毛生え薬の容器に入れていたショーン。
ビッツァーはそれを回収して洗面台に戻すのであった。

獣医にいいところを見せたい牧場主は、薬を育毛剤と勘違いして全身に塗る。
翌日ふさふさのロン毛になった牧場主は数十年前のハロウィンパーティーに参加したようなファッションに身を包み動物病院に行くのだが、体毛が猛烈な勢いで伸び、ビッグフットのような毛むくじゃらの怪物に変身してしまう。
町を出た牧場主は、意図せず住民たちを怖がらせ、追われて森へ逃げ込む。一方、ビッツァーは牧場主の変身を知らないまま、その行方を捜していた。
自宅に帰ってきた牧場主だったが、動物たちは怪物がやってきたと勘違いして、家に逃げ込む。
家に獣医が心配してやってきたことを察知した牧場主は森に逃げ込むのであった。

ショーンは状況を理解。牧場のかぼちゃまで際限なく巨大化するなか、ショーンと仲間たちは解毒剤作りを急ぐ。
獣医は怪物の正体が牧場主だと知らず、捕獲してビッグフット島へ送ろうとする。

ショーンたちはビッツァーの協力を得て、牧場主が入っていると思われる木箱を、クレーンで船から回収する。ところが、中身はぬいぐるみばかり。本物の牧場主を乗せた船は、そのまま島へ向かってしまった。

一行は、DNA検査で怪物の正体に気づいた獣医に助けを求める。ショーンと獣医はモーターボートで船を追い、牧場主を救出する。

牧場へ戻ると、住民たちが怪物を退治しようと集まっていた。ビッツァーとティミーは、巨大化したかぼちゃをくりぬき、トラクターと組み合わせて、怪物がかぼちゃに食べられたように見せかける。ショーンがその口の中へ解毒剤を噴霧すると、牧場主は元の姿に戻る。

羊たちが喜ぶなか、牧場主は獣医を地元のダンスに誘う。

エンドクレジットの途中には、カラスがごみ箱に捨てられた成長薬の残りを飲む短い場面が描かれる。

最後に:ご訪問ありがとうございます

あとがき
閲覧いただきありがとうございます。本ブログは筆者の鑑賞記録保管を目的としたブログです。本ブログ記事を読むことで私が味わった娯楽作品のカタルシスを追体験できるかもしれません。ですがこの記事を読むことで追体験するのではなく映画を鑑賞して自分自身でカタルシスを味わってください。私以上の発見と出会うことができるのではないかと思います。本日はご訪問いただきありがとうございます。

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30代後半のおっさんです。妻と娘と暮らしながら、映画館で注目作を観たり、家でUHDを見たり、PS5でゲームしたりしています。 このブログでは、映画・アニメ・ゲーム・ガンダム作品を中心に、点数つきの感想やネタバレあり考察を備忘録として書いています。 好きなものはガンダム、洋画、洋楽、バットマン。初めて来た方は、映画おすすめまとめ、ガンダム作品レビュー、Rick and Morty感想まとめからどうぞ。