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△バイオハザードⅣアフターライフ【3D】 2010年度83本目△

「よく飛び出るー!!だけ!!(シリーズとゲームファン的要素は割愛させていただきます。)」

アメリカ2010年アメリカ制作アメリカ
監督
ポール・W・S・アンダーソン
(デス・レース)
出演
ミラ・ジョヴォヴィッチ
(ジャンヌ・ダルク)
アリ・ラーター
(デッドコースター)
ウェントワース・ミラー
(プリズン・ブレイク)

ゾンビSTORYゾンビ
アメリカの薬品会社のアンブレラ社が作り出したウィルスが世界に蔓延してしまい、人間は死んでも意思が無いまま(お腹は減る)生きる存在になってしまった。世界滅亡状態の中3年が経った。
前作直後の物語。
アンブレラの基地が東京にあることを突き止めたアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、単身突撃をする。
だがアンブレラの幹部の一人の所為で基地は自爆、アリスは運良く逃げるのだった。
それから数ヶ月。アリスはアメリカで生き残った人を探していた。途中で別れることになった仲間が向かった場所へ行くアリスだが、そこには人影は全くなかったが、アリスは何者かに襲われる。それは別行動をしたクレア(アリ・ラーター)だったのだ。だがクレアは謎の装置を体に付属した所為で記憶障害を起こしていた。
とりあえず一緒に行動するアリス。
そしてある時、ロサンゼルスの刑務所で数名の生き残りを発見そこで合流するが、生き残りたちは、アリスを生き残りたちが集まる場所からの助けと誤解していたのだ。
それは場所では無く、面前にある船だったのだ。そして黙々と刑務所に潜入を試みるゾンビ。
刑務所外ではゾンビが溢れる中、彼らは船に向かうため脱出を考える。その答えは生き残りたちが危険人物として幽閉したある男(ウェントワース・ミラー)だけだった。
2010年9月14日鑑賞
ゾンビ感想ゾンビ
3D見たさで見ましたよ。(リアルD方式なので一番前でw)
一応バイオシリーズはテレビで1と2を見たことがありまして、ゲームも改造コード使って2だけクリアしただけです。まぁー自身の根底にゲーム好きがあるので、シリーズ自体の状況などは大部心得ていますが。
それにしても驚きな展開だったな。(笑)
一応ゾンビ映画の体裁自体はとっているけど、ゾンビが出る映画にしては、ゾンビが脇役過ぎる映画です。
メインは主に監督の妻であるミラジョボヴィチの人間離れしたアクションで内容はない。
深みも特に無く、シリーズを持続させるため、海外ドラマもビックリな大胆な伏線を残して終わる。
そういうわけで、見る価値はまぁーないんだが、そんなのCM見たってタイトル見たって、誰かの話聞いたって、当然にわかること!!!!!!!!
でも本作はなんと!!あの伝説的な3D映画、アバター!!と同じく、3Dで撮ることをこだわりまくった3Dカメラで撮った実写映画なのだ!!
それを見ないわけには、映画好きとして行けないでしょ!!
というわけで、じっくりこの映画について書きたいと思います。
本作の凄い所は、背景がだいたCGという、なんとも次世代な映画。(笑)
そういうのって、一番最初にしたのってザックシュナイダー監督の「300」だと個人的に思うんだけど。
でも300って、原作自体が、グラフィックノベルで、その絵を大事にすることを重視したから背景フルCGでも成立してるんだと思うけど、でも本作の背景のほとんどがCGってどうなの?
きっと製作費的な問題でロケやセットを作ったりとかそういうのをしないで、CGだけで作った方が良いからこうなったんだと思うけど、それが本作をプラスにしているかと言うと、実際マイナスだと自分は思うな。だったら全然荒廃した世界を実物で描いたゾンビランドや28週後とかの方が、迫力があったし、ただそう言った映画的圧倒感よりも、バイオハザード4という映画の根底には、ハリウッドのスタジオ映画としてのジャンルがあるわけで、見やすくて、売れれば良いというちんけな意識が作品自体に流れつつあると言っても過言では無いはず。
それがいわゆる、「2010年代以降の映画」という形になるのかもしれないと思うと、本作は見ても問題のない歴史の分岐点的な映画になるかもしれない。
まぁー別にゾンビが出て3年経った世界が到底創造出来そうも無いからこういう風になったと言っても問題は無いんだけどね。(笑)
ちなみにその要素の所為で、映画が大部破綻しているのは言うまでもないが、気にするだけ無意味です。
物語は一応3幕構成で。(笑)
序盤は1ぐらいのお話で日本が如何にして滅ぶかというお話。(笑)
すっごくどうでも良い内容ですが、そこに出てくるのがちゃんとした日本人に見えたのが驚き。(笑)
内容はあれだけど、監督ちゃんとしっかりしてるんですね!!
そんでとても上手く、3直後にトリップ。敵の本拠地が東京とかで、主人公のアリスがその基地を破壊するといういきなりクライマックス!!
敵はゾンビではありません!!日本人です!!(笑)大胆ですよね!!
んで前作のラストで、クローン化した超能力を持った最強のアリスことミラジョボヴィッジが忍者なコスチュームで戦うわけです、そのアクションは同じくニンジャのウァウスキーさんが作ったニンジャアサシンの数倍しょっぱいアクションで色んな人を見やすい程度に殺して行きます。そこでの3D要素もまた見事!!
でもそんな3D要素より衝撃なのが、最強のアリスが映画15分位で木っ端みじんになって、挙げ句能力も無くなってしまうという、4にして大胆過ぎる、物語構成!!映画はある意味振り出しにもどったわけです!!
その大胆さに拍手!!(笑)
でーーーー何故か一命を取り留めたアリスはアメリカに帰国して(笑)17時間程フライトしたのですよ。(笑)
カナダ経由でハリウッドに行くのです。
でーーーーーーそこで、四面楚歌な生き残りを見つけて!!ここでゾンビ映画に一気に変わる!!
というまたも大胆な展開!!
さらに大胆なのが、刑務所にみんないて、くだらない見せ場で着陸したあと、刑務所内に行くと、一人の男が囚われているのです!!!!
それは……なんと!!!!!
あのIQ200の伝説の刑務所やぶり!!マイケル・スコフィールド!!!!!!!!!!!!!
そう海外ドラマで2度も刑務所を脱獄した男マイケル・スコフィールドがなんとまた刑務所に囚われている!!
それだけでこの映画は見る価値があります!!(笑)3Dは慣れちゃうんでどうでもよくなります!!(笑)そして3Dが何故か良いとこで寸止めするという謎な演出あとちょっとで目の前なのに!!それが何度もあっていらつく。あとやたらスローモーションなのが結構古くさくてださい。ださいぜこの映画!!
あとうっかり出会った人が兄妹だったとかもう本当にどうでもいいぜ!!敵が全く謎な感じももう本当にどうでも良いぜ!!
しかもまさかの映画のラストに新たな敵が謎の装置つけてやってくるなんて超ど級にどうでも良いぜ!!
ボンクラもびっくりなボンクラ映画!!!シリーズファンじゃなくても楽しめるがシリーズファンは「面白い」って絶対言うぜ!!そんなの本当にどうでも良いぜ!!そしてまさかの上映時間は90分と!!
もう本当に、これで良いのアメリカ!?
B級もビックリの金のかかったC級映画です!!
メモ得点メモ
6点
普通に微妙だと自分は思います。まぁー見やすいとは思いますけど、エロもグロも無く、ビックリな展開とネタで応酬したアクション映画!!あぁ。ダイハードが見たい。(笑)
ちなみにエンドロールの最後にアリスが劇中のセリフで「それが女子の扱いなの?」と言いますが、きっと監督が女の子にこんなクソ映画見せるんじゃねー!!とカップルで来て、見たいと騒いだダメ彼氏に向けたメッセージでしょ。ちなみにおれは一人で見ましたよ。勿論。

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