Multiplex広告:記事は下部から

○【74点】クルエラ【解説 考察:70年代UKファッションエンタメバトルじゃだめ?】○

クルエラ

いつものディズニー改変実写化作品

製作

2021年アメリカ映画

ファッション業界にはクルエラいそう

監督

クレイグ・ガレスピー
・ラースと、その彼女
・ミリオンダラー・アーム
・ザ・ブリザード
・アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル

キャスト

キャスト一覧
エマ・ストーン
ラ・ラ・ランド
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡
小悪魔はなぜモテる?!
ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜

エマ・トンプソン
・いつか晴れた日に
ウォルト・ディズニーの約束
・ラブ・アクチュアリー
・日の名残り

ポール・ウォルター・ハウザー
・アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
・ブラック・クランズマン
・リチャード・ジュエル

マーク・ストロング
1917 命をかけた伝令
シャザム!
キングスマン
ゼロ・ダーク・サーティ

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
エステラは生まれた時から
頭髪が真ん中で
黒と白で分かれている。
5歳にして
彼女は母に辛辣に意見を言い、
そのクールな発言を揶揄し、
母はエステラをクルエラとあだ名を
つけるのであった。
そして彼女はファッションに対して
奇抜なアイデアを持っていた。

1964年。
12歳になり
学校に通い始めたエステラは、
学校内でも持ち前の奇抜な
ファッションを行い、
時に辛辣な暴言を吐くことで、
いじめっ子の男子生徒に
目をつけられてしまうが、
それに対して抵抗していたが、
学校の先生に目をつけられてしまい、
エステラは退学を宣告される直前、
母は自主退学を行なった。

エステラの出生の秘密を知る
母は、エステラの才能を活かす為、
ロンドンに引っ越すことにするが、
その前に出資者になり得る
バロネス(エマ・トンプソン)の屋敷
に訪問する。
しかし屋敷は謎の
仮装ファッションショー中だった。

見事の装飾と洋服の数々に
興味を抱いたエステラは、
母の言いつけを無視し、
ファッションショーに
潜り込んでしまう。

問題を起こしてしまったエステラは、
番犬のダルメシアンに
追っかけられてしまう。
屋敷外にて崖近くのベランダで
バロネスと話をしていた母を
見つけたエステだったが、
ダルメシアンから隠れたのだが、
そのダルメシアンは、
母に体当たりをし、
崖下に突き落としてしまった。

肉親を突如失ったエステラは、
屋敷の警備員から逃れる為、
屋敷の廃品回収者に忍び込み、
一緒にいた愛犬と共に
ロンドンに到着するが、
意気消沈の中、
自信と同じく身寄りのない
孤児のジャスパーと
ホーレスとその相棒のチワワと
出会い、一緒に生活するようになる。

10年後の1974年。
犯罪に手を染めながらも
たくましく生きる
エステラ(エマ・ストーン)と
ジャスパーと
ホーレス
(ポール・ウォルター・ハウザー)。

エステラは髪を赤く染めて
目立たないように過ごしていた。
しかし彼女のファッションへの
憧れは今でも失っていなかった。
それに気づいていたジャスパーは、
彼女のために彼女を
テーラーの従業員として
採用者として書類を忍び込ませ、
エステラはテーラーの
メイドとして働くことになるが、
そこでも支配人に嫌がらせに
あってしまい、
持ち前の裁縫技術等は
活かすことができず、
掃除などの雑用ばかりであった。
嫌気がさした彼女は、
やめることを覚悟し、
ある晩店のショーウィンドウの
洋服を酔った勢いで
大幅にアレンジしてしまう。
その翌日
大口のお客様である
バロネスが来店。
エステラの才能に興味を持った
彼女は、エステラを
お抱えのデザイナーチームに
抜擢し、エステラは見る見る内に
バロネスに認められていくが、
バロネスの非道な発言や
無茶な要望に驚きが
隠せなくなる。

そしてある日
バロネスが亡くなった母の
形見を身につけているのを
目撃し、彼女が母を殺したことを
知るのであった。

商才に憧れながらも
非道な行いの数々に
少なからず感化されていた
エステラは
抑えていた別人格とも言える
クルエラの側面を爆発させ、
地毛の白黒ヘアーを
再び取り戻し、
バロネスの復讐のために、
ファッションデザインでの
勝負そして犯罪での仕返しを
ジャスパーたちと実行する
ことにするのだが、
ジャスパーたちは、
無茶な要望ばかりを言う
エステラに動揺が
隠せなくなっていく。

クルエラはまさに
バロネスの生写しだった。。

2021年8月29日自宅Disney+鑑賞
2021年52本目



エマ・ワトソンに続きエマ・ストーンがディズニー実写化に参戦

via GIPHY

エマ・ストーン
『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』
依頼のディズニー映画に参戦。
今回は製作総指揮も務め、
お金も注ぎ込んだ本作は、
監督を
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
にてマーゴット・ロビー製作で
タッグを組み、
アカデミー賞主演女優賞ノミネート
助演女優賞を受賞した
クレイグ・ガレスピー監督。

原作ではクルエラの汚れ仕事を
行なっていたホーレスには、
クレイグ・ガレスピー監督が
発掘したとも言える
独特なトーンのキャラクター造形が
持ち味というか大根役者の
ポール・ウォルター・ハウザーが参戦。

そしてクルエラのダークサイドを
構築したとも言える
バロネスには
エマつながりか?
エマ・トンプソンが参戦。

エマ・ワトソンに負けじと
エマ・ストーンが
エマ・ワトソンとは正反対に
ディズニーヴィランを再造形。

思えば
若くしてアカデミー賞を受賞し、
2010年代は同性愛キャラにも
挑戦している彼女。
ディズニー映画で
悪役を再造形すると言う
新しい挑戦に試みるあたり
相変わらず野心的だなぁ。
次は映画監督とか挑戦しそう。

エマ・ストーンが可愛い

via GIPHY

というわけで長年応援している
エマ・ストーンの映画でしたが、
ディズニー実写化映画には
飽き飽きしていて
スルーしましたが、
批評家評価が微妙だったけども
観客評価が、
北米日本共に好評だった本作。
それに待ってればDisney+で配信されるし。
そんなわけで
夏が終わったら
あっという間に見放題になった本作を
鑑賞しました。

面白かったです。

思えばクレイグ・ガレスピー監督の
映画って鑑賞した作品は
いつも楽しく見れてた。

普通に監督映画撮るの上手い人で、
1シーン1シーン楽しく見れた。

そしてその中に後々
ヴィランに陥るはずの
クルエラもまた
途中で髪の毛を赤にして
前髪下ろしたりすると
普通にエマ・ストーンが可愛いわけでして、
白黒の髪に変えると
美人に早変わりという
魅力が絶大。

エマ・トンプソンがクルエラやん

というわけでリブートというか
リメイクというかオリジナルというか、
『101匹わんちゃん』の悪役の
クルエラを主人公にした映画ですが、
クルエラが『101匹わんちゃん』の
地位まで上り詰めるための
サクセスストーリーでして、
幼少期や小学生高学年ぐらいの
彼女が描かれるわけで、

原作の悪役のように描かれる要素が全然ない

そんなわけでむしろ
悪役としてバロネスという
60年代イギリスの女性ファッションの
重鎮みたいなやつが出てくるわけ、
そいつの人格が、
自分の知ってるクルエラそのもの。
設定的には読める。

結局エステラのファッションの才や
キレる言動の数々は、
実の親であるバロネスから
引き継がれた才能だったわけ、
結果的に親子で
ファッション業界を舞台に
戦いをすることになるわけでして、
クルエラの武器が
70年代のグラムロックや
パンクロック的な若者の
狂い始めた世界に対しての
反抗の象徴のような
音楽やファッションが
フラストレーションの捌け口
のようなポジション。
そういう絶妙な
ファッションの移り変わりも
うまく取り入れいた作風で
母親60年代
娘70年代という絶妙な
ファッション対決も楽しい。

結果的に育ての母の愛情のおかげと
拾った犬との絆を手にし
『101匹わんちゃん』のクルエラ
という自信の不幸のメタファーを
母に置き換えそれを打ち倒し、
友情と地位を手にし
新たなクルエラとして再誕するわけですが、
結局『101匹わんちゃん』に繋がる要素を
エピローグで描いちゃうのが最悪

あんだけ犬を愛してる彼女が、
101匹もの犬をファッションのために
殺すなんて理解できない。
母のDNAがエステラを
クルエラとして狂わせるのか?

ファッション業界にはこういうやばい人いるんじゃないか?

『プラダを着た悪魔』とか
『ファントム・スレッド』を見ると
ファッション業界には
まじでクルエラみたいなやばい人
いるんじゃないかなぁとか思う。
だからか納得して見れてしまう。
まぁ先天的に頭頂部半分に
白黒に髪の毛の色が分かれてる
なんて絶対あり得ないだろう。

また異常なファッションショーへ
ゲリラ的なアプローチも
あるのかなぁ?なんて
思ったり。

クルエラという映画として見ると微妙と思えたが、
70年代のファッションの世代交代的な
逸話として見たら普通に楽しめるやつだなぁと

音楽盛り過ぎかなって思ったけども

70年代のイギリスを彩る
ロックソングが結構流れて
テンション上がるが、
むしろ流れ過ぎ感があったのだが、
それが本編とリンクしてこないなぁと
思ったら、がっつりリンクしてきて、
挙句にクルエラもそれを
口ずさんでいて、
ちゃんとその音楽が
彼女の脳内でばっちり流れている
という気の利いた演出があって
よかったです。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6.5/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 7.5/10
・上映時間と個人的趣味 7.5/10

74点
クルエラたちが
20代という設定には
無茶があるが、
ポール・ウォルター・ハウザーが
今回も濃くてよかった。

via GIPHY

でもバロネスが完全にやり過ぎ。
まぁそれ以上に
前髪あるエマ・ストーン可愛かった。

レンタル

通販

his0809
3日に1回更新を予定してます。また来てください!

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA