バットマン4度目のリブート映画爆誕
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2022年アメリカ映画
長過ぎて最早海外ドラマ
監督
マット・リーヴス
・モールス
・猿の惑星: 新世紀
・猿の惑星: 聖戦記
・クローバーフィールド/HAKAISHA
キャスト
ネタバレ あらすじ
2022年3月11日劇場鑑賞
2022年12本目
https://www.rataalada.com見た?
?のページ
1回目だとリドラーの作成した
HPが見れてやばい。
この映画の作り込み異常!
ちなみに同じ回線から2回目訪問すると
違う画像が出てきて
3回目だとクイズが出てくる。
答えは
末尾CERTAINTY
→EXPOSURE
末尾TRUE
→VERITAS
末尾BEST
→HONESTY
それでリドラーのイヤーワンの
コミック執筆中の情報が。。。
てか初回訪問の画像iPhoneで
開いちゃってその後見れないの辛い。
DCEUがイマイチなのでバットマン4回目のリブート映画化!
2012年に大成功を収めた
クリストファー・ノーラン監督の
ダークナイト・トリロジー。
MCUの大成功を真似て
DCEUとして各ヒーロー作品を
描き『ジャスティス・リーグ』として
一同に集合させ大成功を狙ったが
メインプロデューサー兼監督の
ザック・スナイダーが色々あって
降板した結果、中途半端な作品として
失敗に終わってしまった。
バットマンについては趣向を変えて
人気コミック『ダークナイト』を
意識した中年のバットマンを描き
単独作品として演じた
ベン・アフレックが監督脚本を
務めることになっていたが中止。
結果FOXにて猿の惑星のリブート完結編を
手堅く監督脚本し好評を得た。
マット・リーヴスが
バットマンを監督脚本することになった。
キャストもアラフィフベン・アフレックから
ヤングアダルト文学の映画化作品
『トワイライト』シリーズにて
主演をやり切り
その後も演技派イケメン俳優として
確固たる地位を確立し始めている
30代のロバート・パティンソン。
今回は打って変わっての
バットマン2年目という
20代っぽい設定のバットマンが
愛するゴッサムの隠匿された
真の姿を常軌を逸した
連続猟奇殺人鬼のリドラーの
秘密を解き明かすことで
知ることになるというお話。
さすがマット・リーヴス監督
その辺りを丁寧に狂気と一緒に
描いている。
それは大成功だったようで
2022年3月20日時点では
IMDbではTOP113位という
超高評価作品になりました。
流石だぜマット・リーヴス。
まぁ批評家評価はそこまで
高くないんですがねぇ。
『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』と原作は一緒
マット・リーヴス監督
しっかりバットマンの原作を
意識してしっかり
バットマンの雰囲気を映画に
落とし込もうとしたのが
鑑賞するとわかるので
バットマンファンとしては
めちゃめちゃありがたかったが
今作は『バットマン: イヤーワン』
真のイヤーツー
『バットマン:ロング・ハロウィーン』
実はノーラン版のバットマンと
原作が一緒なのが面白い。
ここを基本にして
バットマンの映像作品を
紡いでいこうという精神があつい。
メインヴィランとして
リドラーは出てこないが
マフィアに牛耳されている
ゴッサムという街の
ストーリーの根幹が
原作からしっかり拝借
されているのが注目ポイント。
『バットマン ビギンズ』では
バットマンの高い身体能力と
ステルス能力はラーズ・アルグールの
陰の軍団から学んだ設定という
熱い設定でした
原作コミックでも確か忍者だったよね。
今作ではイギリスの諜報機関の
MI6ことサーカスと特殊部隊出身の
執事のアルフレッドから学んだ設定に
なっているのでした。
往年の傑作映画を彷彿させるフィルムノワール調のサイコサスペンス
さてさて再びリブートされるバットマン。
今作ではまだジョーカー等も登場してない
スーパーヴィランと呼ばれる狂った
敵が未登場の世界にて初登場。
それがリドラーというわけ。
ちなみにNew52のプライムアースでも
『バットマン:ゼロイヤー 暗黒の街』
リドラーが登場しゴッサムを壊滅させてた。
原作愛を感じました。
だからこそ意外にも今作の
ヴィランのチョイスはすごく良い。
そんなわけで
初登場のスーパーヴィランさん。
マット・リーヴス監督は
コミック調の謎々をすることなく
天才猟奇的殺人鬼として
リドラーさんを描き
またキャラクター背景も
しっかり作り込みながらも
本作をコミック映画とすることなく
往年の名作映画たちにオマージュを捧げ
犯行現場等はどっかで見たというか
『セブン』をだいぶオマージュしていて
その無機質な質感や
仰々しいカメラワークなど
最早デヴィッド・フィンチャー的な
劇場サスペンスとして仕上がっている。
また隠された陰謀に強大な
犯罪組織が関わっており
上映時間が3時間もあるため
『ゴッドファーザー』的な
要素もあったり。
終始凝りすぎてむしろ見づらい
ショットの数々や
陰鬱な登場人物
そして全てにおいて暗すぎる
映像等を含めると
バットマンで
フィルム・ノワールをやるという
めちゃめちゃ相性抜群ながら
相当な実力がないとできないことを
さすが猿が主役の映画を
一級の神話として描いただけある
マット・リーヴスが手堅いという
よりも上質な作品にしていて
マジでやばかった。
と言っても長過ぎるし地味で根本的には海外ドラマのよう
とフィルム・ノワールとして
一級品だなぁと思うのだが
やはり映画としては3時間もあるのに
真っ暗で地味で
そしてめちゃめちゃ丁寧な
サイコサスペンスミステリーを
見守っていると見ている感触としては
海外ドラマを見ているように思えた。
いやまぁこれは海外ドラマが
20年前に比べてすごーく質が
高くなっていて
演技力も知名度も高い俳優やキャストが
ミニシリーズをしっかり作っていて
めちゃめちゃ質が上がってしまっている
からというものもある。
まぁ今作のバットマンは
過去作に比べても暴力をふるう
荒々しい武闘派ですが
ガジェットなどの派手なものは
極力使わず、隠しコンバットナイフとか
あとは防弾アーマーで耐えて
あとは殴る殴る。
まぁその等身大を含めて
地味で地味でめっちゃ
海外ドラマっぽいんだよね。
終盤には劇場型の大規模な
事件が起きるのですが
それも現代だと海外ドラマでも
やれてしまう内容だったので
『バットマン:ゼロイヤー 暗黒の街』
というコミックの方が
映画っぽいぐらいなんだよなぁ。
カーチェイスとかも
しっかりあるのに
画面暗くて見づら過ぎて
逆に低予算のドラマにも
見えてしまうという
マジで不思議な現象だった。
ドルビーシネマもしくは自宅鑑賞推奨??
と前述の通り
画面がめちゃくちゃ暗い
バットマンも黒いのに
常に影とかにいて
逆光も含めて
めちゃくちゃ暗い。
新生ブルースも根暗で
顔色もめちゃめちゃ悪い
しかも活動時間が夜なので
本当に暗いし
ショットも変に凝ってるのが多くて
見づらいと言う映画館で見るのを
考えてないってくぐらい。
むしろ
ドルビーシネマであれば
黒の色の違いがわかる。
監督はむしろ
バットマンの黒と
影の暗さに潜む絶妙な違いを
むしろ意識しているとも言えるので
ドルビーシネマで見ることを
考えて制作したのでは???と
思ってしまった。
また近年のテレビなら
めちゃめちゃコントラスト激しいから
配信とかテレビの自動調整で
黒の違いガッツリわかる。
最早HBOMAX向け?
とりあえず通常劇場では
しんどいのはびっくりでした。
まぁ昨今のコロナウイルス問題は
映画の興行形態が変わりつつあるから
そこを見越した製作体型に
移行しつつあるのかな?
って最近ヒシヒシ思う。
個人的にはUHDが早く欲しい。
家でダラダラ流し見するには
最適だなぁと思った。
リドラーの造形とかしっかり見たい。