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【感想】仮面ライダーエグゼイド【解説 考察 :日本のTVドラマではポスプロに金かけまくりでは?】

エグゼイド

製作

2016年~17日本テレビドラマ

あらすじ

2016年の日本。
この世界では、
ゲームソフトのバグが意識を持ち、
生物として実態し存在してしまう。
彼らはウイルスとして人間に感染し、
発症した人間は消え去ってしまう。

そんなやばいことが起きている世界で、
日本政府はバグスターウイルス感染症を
治療すべく、聖都大学附属病院に
電脳救命センターとして通称CRを設置。
そこには医者が微量のバグスターウイルスを
体内に投与し、抗体を作り適合者として
幻夢コーポレーションが開発した
ゲーマードライバーとライダーガシェットを
使用することで、仮面ライダーに変身し、
発症した患者から具現化したバグスターを
倒す治療行為が行われることを想定していた。

聖都大学附属病院に所属する研修医の
宝生永夢は、患者が発症したところに遭遇、
偶然CR所属の仮野明日那が配送していた
ゲーマードライバーとライダーガシェットを
用いて咄嗟に仮面ライダーエグゼイドに
変身してしまうのだった。

彼の活躍によりバグスターを治療した。
その功績をもとに彼はCRに
所属することになるのだった。

しかし同世代の先輩仮面ライダーとの確執。
5年前のウイルス発症時に
仮面ライダーになったが医師免許を剥奪された
闇医者ライダー、別団体に所属する監察医の
仮面ライダーたちによる襲撃。

そしてバグスターの親玉と陰謀。
その裏に潜む仮面ライダーシステムを開発した
幻夢コーポレーションの目的や、
謎の仮面ライダーなどなど
そもそも宝生永夢が変身できるのか?

謎がひしめく世界に宝生永夢は身を投じる。

2020年11月29日huluにて自宅鑑賞完了



医療にゲームに二重人格

医療要素はたまーに程度だが、
近年のゲーミング要素というか
『ゲーム』そのものの人権が高まっていたからか、
妖怪ウォッチに続いて、
ゲームそのものをテーマにした作品が
仮面ライダーで登場。

結構な話題作だったが、
自分は見逃していたので、
先日の『ゲーム・オブ・スローンズ』
ファイナルシーズンを見るために
Huluに再入会したので、
今回一気見して鑑賞完了しました。

仮面ライダーは平成シリーズ結構見てましたが、
『ゴースト』途中で再離脱。
記念作の『ジオウ』中盤で再復帰しました。
流石に1年通してものを感想書くの無理なので、
今回は一気見したので感想を。
しかし話数多すぎてまとめきれないわ。

CGの特殊効果がすごい

ぱっと見ですごいなぁと感じたのは
バトルシーンの演出効果。
以前まではなかったのですが、
戦ってて火花とかは結構あるけど
「ゲーム」ということでHIT!!
とかいろんな演出が随所に盛り込まれていて、
編集作業などのポストプロダクション作業の
大変さが垣間見れてすごかった。

his0809
正直ここまでポストプロダクションに時間かけすぎてる映像作品見たことないかも。

日本のTVドラマ作品なのに
海外作品より優れているのではないか
と思った。

ゲームというテーマだから
適切な演出としての選択で、
違和感も与えてなくて凄過ぎ。

仮面ライダーのデザインとしては、
『仮面ライダー』としては難があるが、
作風としては問題ない。
製作者たちもバイクと昆虫という
基礎のルールを無視して、
面白い作品を作るために壁を超えている
とも言える姿勢については評価したい。

むしろそういう違和感も
『仮面ライダードライブ』あたりから
どうでも良くなったというか、
『仮面ライダー555』については
昆虫要素も無に等しいでしょ。

いや昆虫であって欲しいとか、
怪物も動物要素欲しいとかは
今でもありますがね。
それでも面白いコンセプトを実現する
上で不要であれば純度を高めて消すのは
悪いことじゃないのかなぁーと。

序盤の設定が中盤以降無くなるのはよくあるが、ちゃんと最終盤では活かす

序盤にてレベル1のスモールディフォルメされた
仮面ライダーが出てくるわけで、
それでないとバグスターウイルスのCGパート
をクリアできないという謎設定があるのですが、
中盤になると無視して人型バグスターから
戦闘が始まるようになってるわけで、
まぁそれは歴代の平成仮面ライダーの
いつもの端折りではありますが、
今作では最終盤でその要素がちゃんと出てきて、
ほーと思った。

終盤みたいな展開が序盤から続いて結構びっくりした

仮面ライダーといえば、
2話で1つの物語として完結する
前後編な感じで、
1体新怪人が出てきて、
仮面ライダーの新形態が出てくる
という定石でした。

基本的にはこの形式でしたが、
怪人については
使い回しが多くてびっくりしました。
てか新怪人なしで、
ライダーのキャラの掘り下げが主。

序盤から主人公の永夢が
変身前と変身後で人格が
変わるという設定。

これが最終盤まで描かれる
絶対的な伏線だったり、
闇医者のキャラの過去と
帰国子女先輩の設定とリンクしていて、
彼らの因縁などを描く上で
バトル要素などがあったりと
普遍的な単発の物語はほぼせずに、
キャラクターたちを描く
ことに注力して、
前後編で新形態はあるが、
その新形態に物語を寄せすぎず、
ツールとして新形態が出てくるように
しているのが面白いし、
一気見もしやすかった。

そんなに強くなっておかしくね?

という序盤から異様に強くなって、
この部分のバランスが崩壊していたと思う、
さらには終盤のような節目節目の物語の
佳境具合が異常で、
描かれるネタの衝撃度も多くて、
ぽんぽん強くなっていくのが異常。
一年通して描きそうなことを
10話ぐらいで作品が一回一回完結していて、
見ていて驚くことが山ほどあった。

総評

魅力的なライダーの数々や
敵なのに憎めないパラド。
そして最終盤での熱い散り方をする
グラファイトなどよかったです。
永夢のキャラは結局よくわからなかったですが、
1話正味20分ほどですが、
45話も一気に流し見含めても不快感なく
できるぐらいには面白かったです。

オープニングが流れたり流れなかったり、
本編の最後に流れたりと
マンネリ部分が全部打破されていて、
面白かったのもある。

機会を作ることがあれば
関連作のスピンオフ、劇場版も見たいと思った。

しかしスピンオフの数多すぎ。
映画だけで
・劇場版 仮面ライダーゴースト
 100の眼魂とゴースト運命の瞬間
・仮面ライダー平成ジェネレーションズ
 Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト
 withレジェンドライダー
・仮面ライダー×スーパー戦隊
 超スーパーヒーロー大戦
・劇場版 仮面ライダーエグゼイド
 トゥルー・エンディング
・仮面ライダー平成ジェネレーションズ
 FINAL ビルド&エグゼイドwith
 レジェンドライダー
・劇場版 仮面ライダービルド
 Be The One
6本。

Vシネマで
・仮面ライダーブレイブ&スナイプ
・仮面ライダーパラドクスwithポッピー
・仮面ライダーゲンムVSレーザー
3本

『仮面ライダーゴースト』の終盤や
『ドライブサーガ 仮面ライダーブレン』にも
登場などしている。。。

流石に追いきれない。。。

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30代後半のおっさんです。 結婚して3歳の娘を育てて家事手伝ってます。 家でUHD見たり、映画館で注目映画見たり 伝説的な映画を再視聴したりしてます。 自分の備忘録目的でブログやってます。 好きなアニメはガンダムです。 洋画が好きです。洋楽も好きです。PS5でゲームしてます。邦訳アメコミのバットマンを読んでます。バットマンが好きです。