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▲【27点】劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本【解説 考察 :宣伝目的ならYouTubeで流しとけ】▲

製作

2020年日本映画

20分間ほぼ絶叫

監督

柴崎貴行
・仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル
劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー

あらすじ

突如封印から目覚めたバハトは、
仮面ライダーファルシオンに変身。
現実世界と謎の異世界ワンダーランドを無に還すべく
破滅の力を放つ。

世界の危機に
本屋の店主で小説家の仮面ライダーセイバーと
ソードオブロゴスに所属する剣士こと
仮面ライダーたちは協力し、
ファルシオンに戦いを挑む

2021年1月24日劇場鑑賞
2021年6本目



2本立て

『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』
を見に行ったらおまけとして本作が上映。

一昔前の仮面ライダーと戦隊ヒーローの
2本立て映画に近く、序盤に戦隊ヒーローが
上映されてそれが23分という短編。

短くても面白くなければ拷問であることはかわらない。

本作の目的としては、
『仮面ライダーゼロワン』のファンの人に
『仮面ライダーセイバー』を知ってもらう
興味を持ってもらうということで、
コマーシャルと言っても過言ではない。

製作者たちも
それを見越して、
たった23分じゃぁアクションとドラマの
両立はできないと考え、
全編アクションにし
物語をおまけ程度にすることにした。

そういうわけで最初から映画は終盤なので
キャラもドラマ無視のひたすら絶叫に終始

his
馴染みのない人の絶叫を永遠に聞かされる身にもなってくれ

話がほぼなく面白くない。
アクションは確かに頑張っていたが、
急に強くなる主役ライダー。
そりゃまぁ映画ですし、
限定フォームみたいなのが出てきたが、
全く中身が描かれず唐突に出てきて、
唐突にいなくなる。

てっきりテレビ版の新フォームの
先駆けかと思いきや
テレビ版は新フォームがめっちゃ地味目。
なんだったこの派手なドラゴンフォーム?

またせっかく『仮面ライダーアマゾン』
から魅力的な俳優を特別キャラで出したのに
このわずかな時間でしか扱わないのは勿体ない。
流石に俳優陣が可哀想。

his
こんな内容ならゼロワンのパートに
助っ人に出てくる方が
宣伝になると思うぞ!

セイバーはリタイア

ジオウの後半から『仮面ライダー』に復帰し、
ゼロワンは全話見たのですが、
セイバーは途中から録画はしていたが、
見なくなってしまい。
録画も年始に失敗してしまい、
そのまま全話削除しリタイア。

前回もゴーストで離脱してしまった過去があり、
今作はゴーストの脚本家と一緒なんだよね。
この脚本家と相性悪いのかもしれない。

仮面ライダーなのに戦隊ヒーロー風

今シリーズの問題点としては、
仮面ライダーというソロヒーロー系の作品が
戦隊ヒーローとの差別化を測っていたはずだが、
今シリーズでは大量にライダーが登場。
色によって個性をわけているとこも類似し、
挙句に組織の一員として
違う組織と敵対しているという、
個性の食い合いを行っている。

一人のライダーの強さや
かっこよさよりも
複数のライダーに描き時間を割くことで、
主人公ライダーの魅力を半減させていることに
気づいているのだろうか?

デザインもゼロワンのソリッドから
ゴテゴテの派手衣装に回帰してしまっている。

監督が戦隊ヒーロー系の人なので
こういったことに陥りがちなのかもしれない。

また根底には
『Fate』という大ヒットスマホゲーなどの
時流を意識したのだろうか?
そのうち聖杯戦争要素が出てくるか?

あらすじだけでも見ていこう。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 0/10
・映像のアプローチ 7/10
・映画の美術面 2/10
・キャラクターの魅力 3/10
・音楽 3/10
・上映時間と個人的趣味 2/10

27点

うーん。
取ってつけたような
セイバーを陰で戦うヒーローとしての
落とし込み。
美談風にまとめているが、
不愉快だった。

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his0809
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