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◯【70点】劇場版『Gのレコンギスタ V』「死線を越えて」【解説 考察 :って結局TV版の完全版かヨォ!】◯

やっぱり富野監督のガンダムはおもしれぇなぁ

製作

2022年日本映画

堂々完結!待ってたぞエピローグ!

監督

富野由悠季
機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者
ガンダム Gのレコンギスタ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動戦士ガンダム

あらすじ

ネタバレあらすじ
TVシリーズ
『ガンダム Gのレコンギスタ』
全26話をベースに全5部作に再構成。
本作が最終作

現実の北米大陸に位置するアメリア。
その独立部隊メガファウナに
協力したベルリ少年は、
G-セルフという強力な兵器を操縦できた。

彼以外だとメガファウナの
リーダーでありアメリア軍
最高責任者の娘であるアイーダと
宇宙からG-セルフに
乗ってやってきて、
幼児退行中のラライヤが
操縦できる。

もともと飛び級生だった
ベルリの天才的な技量により、
驚異的な戦果を上げる。

結果的にアメリア軍の一員として
MSでの殺し合いに参加せざる負えない
ベルリ。
そんな彼を宇宙から
フォトン・バッテリーの供給を
唯一地球で受けている
キャピタル・テリトリーの
暴走した武装組織、
キャピタル・アーミーの
特殊兵士マスクは執拗に狙う。

そして戦いの舞台は宇宙に広がる。
アメリア軍と
キャピタル・アーミーは、
月からの侵略者がいると聞き
宇宙へそれぞれ上がる。

月の国家トワサンガの交渉団こと
ドレット艦隊の襲撃を退け
アメリア軍の独立部隊メガファウナは
この世界のエネルギー源である
フォトンバッテリーの供給源であり
現在の兵器の設計図の出所である
金星宙域にある
ビーナス・グロゥブへ行き
地球での戦いを止めるために
地球圏への帰還を実施。
そしてG-セルフは
全てのバックパックの機能を兼ね備えた
最強の兵器パーフェクト・パックを
手に入れる。

地球圏では
アメリア軍、キャピタルアーミ、
月のドレッド艦隊の戦いは続き
さらにはビーナス・グロゥブからの
侵略者であるジット団もやってくる。
マスクはジット団と同盟を結び
強力な兵器を手にする。

ドレッド艦隊は主力を失ったことで
アメリア軍と和平を結ぼうとするが
そこにストレスフルなマスクの部下の
バララが現れ強大な兵器
ユグドラシェルを用いて
艦隊を壊滅させてしまうのであった。

戦争を止めたいベルリ達は
バララを撃退する。

残存したドレッド艦隊は
地球へ大気圏突入を強硬。
それを追うキャピタルアーミーと
アメリア軍だったが
マスクとジット団の同盟による
強力な兵器軍の撃退の為に
ベルリ達メガファウナも参戦。

戦いに夢中になった彼らは
いつしか地球の重力に
引かれてしまい大気圏を突入する。

アメリア軍の艦は大気圏突入に失敗。

だがアメリア軍の増援が
待ち構えていた。

数の多さに壊滅するキャピタルアーミー。
そしてマスクはベルリを倒すために
執拗に追う。

最終決戦は約束の地
ジャブローで始まる

2022年8月6日劇場鑑賞
2022年34本目

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ついに完結

5部作の最終作である本作。

今作は
TVシリーズの23話~24話を
元に作られており

ここに来てまさかのオリジナル展開がなくなり
前回同様の本編再編集版が開始!

てっきりガイトラッシュがもっと
大暴れするかな?って思ったら
ベルリに急所射抜かれて死亡。
ベッカーも変わらずマントに巻かれて死亡。

his
おい!!

前作Ⅳを劇場で見た後
Blu-rayで復習した身としては
同じ話がまた描かれていただけ。

his
話が複雑だから劇場で集中して見れて最高だよ!

と強がりを言ってみる。

バララの描写追加などもあり
凶悪さが増したところもあったり
合間合間に追加シーンが多かったが
そこまで印象に残らない。

そもそも終盤の戦闘が目まぐるし過ぎる

巨大ピラミッド型の
MAユグドラシェルのビームは
伸びるしロッド化するという
凶悪っぷりはテレビ版と変わらず。
それを劇場の大画面で見ても
普通に最高だったわけ。
こんな最高の質のアニメーション描写を
誰も起きてないど深夜に放映していて
ターンエーガンダムの悲劇再び。

またマスクも
ヨーヨーが使えるカバカーリーで
出撃しベルリに立ち向かう。

天才クリムはダルマ状のダーマ、
大気圏突入後はダハックを用いて
ジャイオーンのビッグアームを小型化した
特殊な装備でジット団を圧倒。
相棒のミックもトリニティで
足もファンネル化する
トリッキーな戦法を見せる。
マニィとノレドはG-ルシファーにて
月光蝶を使って友軍と思える
アメリア艦隊を撃退してしまうし
なんともまぁ相変わらず。

そしてこのカタカナの多さよ!

専門用語が多過ぎて難しい作品

とBlu-ray鑑賞後であれば
用語もある程度理解しているから
サラサラと見れるが

モビルスーツの名前や人の名前、さらには物体の名前
地域の名前の個性の強いカタカナの羅列
初見でついていくのは相当しんどいぞ!

his
そして覚えても人生でほぼ得しない

知人に説明するのも
高難易度だぞ!
ベルリはG-セルフの最強兵器
フォトン・トルピードを封印して
ジット団のレコンギスタ作戦に
協力するマスク大尉が駆る
カバカーリーと相討ちになった!

と例文を挙げてみたが
ちょっとした多言語を用いているようで
妙な愉悦感を感じる。

まぁ前回もそういう意味では
酷かったよな。

his
世界観濃過ぎて最高なんですよね。

独特なデザインのMSが大画面で
大活躍するので普通に満足でしたが
TV版も強引に終わらせたように
思えたのが結局は変わらず
何かもう一つ決戦シナリオ増えるかな?
と期待したけども同じ場所に着陸したのは
がっかりだったなぁ。

それでも追加のエピローグはある!

とファンへのご褒美として
やっぱりずっと尽くしていた
ノレドがTV版だと報われないのが
今作では追加シーンでしっかり
報われてとってもよかったです。

あとクリムとミックも
普通に大人の関係として
収まっていく様も好きだなぁと。

逆にラライヤのポジションが
映画版だとわけわからん感じに
なってしまったのが
残念だったなぁ。

幼稚な戦争の残虐さ

戦争というものが
古き昔になった世界で
再び戦争になった世界だった本作。
登場するキャラクター達は
兵器を殺戮兵器いや
武力兵器として扱うのではなく
おもちゃを振り回す赤子のように
楽しそうにそして消失して行った。

その異常性が際立ち過ぎていた
ところもある。

ジット団団長のキアムは
責任とって死亡したし
他のキャラも
人の命をゲームで敵を倒すように
命の重みを感じないまま
奪っていく。
命に重みが無さすぎるのが
いいのか悪いのか?

ロボットのデザインや世界観の
デザインは秀逸だったものの
精神性に不快感を覚える軽さが
ありそれを明るいというのか?
狂っているというのかは
見る側の価値観にもよるが
かつての富野監督であれば
命を奪うことにもっと
責任感という逃れられない
仕事という側面があったが
今作にはおもちゃで遊ぶ
エネルギッシュな人々という
姿を自分は見たが
このバランスでよかったのか?
だからこそベルリは死ななかったし
マスクも死ななかったし
日常にいとも簡単に
還ることができたのだろう。

それは宇宙世紀を語らざる負えない
ガンダムを作る後継者達には
到底できない偉業なのだろうなぁ。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 5/10
・映像のアプローチ 10/10
・映画の美術面 9/10
・キャラクターの魅力 6/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 6.6/10

70点

最後にいいこと言いたかったので
いいこと言ってやった感感じてる。
でも結局劇場版とは何をしたかったのか?
補完なのか?
それとも素晴らしいアニメ描写を
大スクリーンで流したかったのか?

監督が再度紡ぎたかったものが
結局よくわからなかった。

Blu-rayを購入したらブックレットに
記載してあることを期待したい。

相変わらずパンフは3作目以降物足りないです

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his
劇場版と連動してパーフェクトパックG-セルフをマスターグレードかリアルグレード化してくれませんか!バンダイさん!!

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おまけ

his0809
育児で更新頻度落ちてます。

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