★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
2019年アメリカ海外ドラマ
あらすじ
2010年代の地球を舞台にした
ネイチャードキュメンタリー。
地球に暮らす生き物達。
北極。
密林。
深海。
砂漠とアフリカ。
山。
森。
高原。
この地に住む素晴らしい生き物達は
私たちの行いによって起きた
地球温暖化によって
これまでの生活が送れなくなっている。
食物連鎖の崩壊。
多くの種の絶滅。
美しい映像とともに
それらに住む動物達の今を映し出す。
2021年1月29日Netflixにて鑑賞完了
今更ながらネイチャードキュメンタリーを味わう
次何見よっかなぁーと
IMDbを見ていたhis。
そんな中2021年2月16日現在でも
TOP250にて第9位に鎮座する2019年という
近年に製作された作品が、
Netflixで視聴可能というので、
試しに見てみた。
その名も
『OUR PLANET 私たちの地球』
ネイチャードキュメンタリーだ。
ちなみにこのIMDbのTOP250の上位10本の
内ネイチャードキュメンタリーは4本もある。
そして更に科学ドキュメンタリーもあり。
理科系ドキュメンタリーを
サブスクリプションでせっかく見れるので、
この度見て見ることにした。
初めて真剣に見るネイチャードキュメンタリー。
嬉しいことに4Kでの配信。
新たに我が家に加わったApple TV4Kとも
相性抜群のように思えた!!
作られていない映像が圧倒的
この手の作品は幼少時のNHK教育テレビで
見た以来だったわけ。
映画館でアルバイトしていて、
春休みになって『アース』という映画が公開
した際にこぞってみにくる家族連れに
子供にとりあえず見せておけばいいだろうという
やっつけ感とそれを見越した作品として
嫌悪感を抱いていたわけだが、
見て見ると4年の歳月から厳選された
映像の数々に驚愕。
高解像度の物量責めがすごい
鳥や岸辺に集う動物達の数千匹の数々や
群れでの狩りの光景での
圧倒的な数の物量責め。
これがむちゃくちゃ高い高解像度で
画面いっぱいを蠢く姿は、
普通の映画作品では味わえない
映像カタルシス。
かつてのミュージカル映画の物量責めに
匹敵するパワフルな映像。
そしてそれを壮大な音楽で高揚させ、
凄まじい衝撃を味わった。
動物園では味わえない
野生動物達のダイナミックな動きの数々が、
映像に収められていて本当にすごい。
美しい動物のディティールに感動
動物、昆虫、植物。
それらの詳細の美しさについて改めて感動する。
もし目の前にいたら気持ち悪いと思うそれらも
大画面で美しく撮影された姿を見ると
とても興奮する。
動物の行動に感動
前述の通り、
野生動物達の貴重な行動を収めており、
虫や鳥など
アニメーションにて描かれる
関係性や行動など
彼らにも私たち同様に
本能以外の理性があるのではないか?
そう思わざるおえないほど理知的な行動や
連帯感というものを垣間見た。
毎日見る人間というものだけじゃない、
地球には多くの生物の営みがあることを
再認識する。
地球温暖化について
今作のメインテーマは
やはり地球温暖化に伴う
野生動物達の住居の破壊。
人間達の文明発展の犠牲により
その住処を奪われ、
行動を制限され、
絶滅に瀕してしている彼らの
悲しき姿に心をうつ。
自殺してしまうセイウチは衝撃
動物というものはなんとも愚かだなぁと
思ってしまった。
自分の意図とは別に本能で
崖から海に身を投げて自殺していく
セイウチの姿には恐怖さえ思えた。
その根本的な原因は
私たち人間の身勝手な生活により
生活圏を奪われた彼らの
末路なのだ。
私たち人間の末路というものを
このようにいつかの未来の生物たちが
あざ笑う日が来るかもしれないし、
私たち人間は裁かれなくてはいけないかもしれない。
私たちの地球は彼らの地球なのだということを
再認識する機会を与えてくれる。
それでも保護活動に勤しむ人々の姿や
この実情を取ろうと4年の歳月を
過酷な地域で生きることを決めた
人々の舞台裏など、
見所はたっぷりあった。
総評
物語構成など
極端なところや
音楽が仰々しすぎて気合入りすぎて
逆に困惑してしまうが、
海の中の映像など
これどうやって撮影しているんだ?など
映画好きというか
映像作品好きとしての
醍醐味がめちゃめちゃ詰まっているし、
自分も地球保護の活動を何かできれば!
と思った。
また機会があればこういう
ネイチャードキュメンタリーを味わいたいと思う。
自己表現の場かよ。
寄付につながるグッズとか販売してくれ