◯【感想】アイアンマン3「今の彼にアイアンスーツはいらない!!」76点◯

2013年44本目4月26日IMAX3D阪鑑賞
2013年103本目 9月6日DVD自宅鑑賞
「トニー・スタークはアイアンマンになった!!」

$『A Little his REDEMPTION.』自称映画オタクの映画感想部~season 7~-アイアンマン 3
アメリカ2013年アメリカ映画アメリカ

あらすじはこちらから。
感想
今日は『アイアンマン3』の公開日だったので、さっそく初回のIMAXで見てきました!!
賞味2時間10分。
正直、最初は「そこそこ面白い」って感じです。
敵の中身がいまいち無いのと、敵の能力がちょっと非現実的過ぎて、ここまで科学兵器一本で描かれていた世界にバイオの世界が出てきて、また敵が格ゲーのボスキャラの如き最強さがちょっとやりすぎて微妙。今まで地に足がついていたようなシリーズも今作で一気にコミック色が強くなったと思う。そこには賛否両論あると思う。(『アベンジャーズ』挟んだ時点で強さのインフレの予兆はあるんだけどもね。)
更には、ラストの展開もちょっと見てる側を転ばせられるような驚愕の展開になる。
その後のエピローグもまたなんだかよくわかんなかった。
でもアイアンマン3としてのアイアンスーツの進化や分離したりすることや、大量のアイアンマンが出てくるのは、すごく面白かったし。無難に話しとしてもそこそこ面白い。サイコミュー式なアイアンスーツはガンオタの自分としては興奮ですよ。
超ネタバレ。
しかし見ていて疑問に思ったことがある。本作の敵は予告編などの宣伝材料ではマンダリンという中国の魔術師だったのに、本当の敵はエクストリミス?という薬品で超人的な力を手に入れた人間だったのだ。
挙げ句にマンダリンは偽物だったというすごくがっかりさせる展開になる。
本来だったら科学VS魔法という最終対決にはふさわしい壮大な物語と壮大な決戦があったのかもしれない。
しかし本作に隠されていた伏線を見ると、その本当の敵マンダリンこそ、アベンジャーズ2に出てくる強大な敵なのかもしれない。(それも今思えば怪しい…。なんせこの後『マイティソー2』『キャプテンアメリカ2』新作の『ギャラクシーガーディアンズ』なるものを経て『アベンジャーズ2』だし。2年後ですえ。)
マンダリンの武器は10個の指輪で、そこから魔法をつかう。ヒャドとかメラとかサンダガとかだ。
そしてアイアンマンシリーズで実はテン・リングスというテロ組織が暗躍しており、そもそもトニーを最初に拉致した組織もテン・リングスだったという。2でもイワンの脱走を手引き(パンフに書いてます。)
そして3でもテロ行為をしているのもテン・リングスになるというわけだ。
つまりは一連のアイアンマンの最後の宿敵こそマンダリンになるのだ。
しかし本作では、マンダリンこそがガイ・ピアーズ演じるオタク科学者であったという風に描かれる。
しかしそのオタク科学者には途中で電話をしている時もあり、マンダリンは用があって遅れているなどの描写がある。つまりマンダリンは別にいることになるのだ。
更にオタクだったガイ・ピアーズに誰がアイアンマンを素手で真っ二つにするような技術を教えたのだろうか?更には、そのガイ・ピアーズの体に刻まれるドラゴンのタトゥー。
彼の師匠こそまさにマンダリンであるとは思えないだろうか?
またエクストリミスの研究をしていた機関aimはキャプテンアメリカのヒドラの研究を引き継いだ組織という情報もどっかの雑誌に記載されていた。もしかしたらキャプテンアメリカ2で敵になると思われる復活したバッキーことウィンター・ソルジャーもまたaimが生み出したものであり、マンダリンが関係しているのかもしれない。
もしかしたらその人類との最終決戦がアベンジャーズ2なのかもしれない。
と予想をめぐらせてみる。
2013年11月現在では、敵はウルトロンに限定されました。ジャービスがアレなんですよね。
でもそれでもマンダリンが見たかった!!あんな小物の悪役でシリーズラストだ!!なんて不愉快な人もいるだろう。
しかし本作の焦点は、その敵との戦いではない!!実際はトニー・スタークの成長物語の完結編なのだ。
思えば、トニーはアイアンマン1から大きく困難を乗り越え成長してきた。
一作目で、身勝手な億万長者のプレイボーイが拉致されたことにより、体にダメージを負い、命を守る為に人間電池になることを引き換えに延命と、強大な力を手に入れ、それを有効利用した武器であるアイアンスーツを生み出した。そんなヒーローの試作品、アンチヒーローとも言える、新世代ヒーロー誕生だ。
元々正義感の一切ない、自由主義な天才発明家で億万長者のトニーは、バットマンのようにトラウマもないので、好き勝手生きていた。
しかしアイアンマン2で、自分と敵対する軍事組織や、自身を仇にする同様の力を手に入れたものが現れた。更には自分自身も1で問題を得てしまった。彼はもう天才発明家でも億万長者でもなく、一人のヒーローとして世界は判断し、彼は脅威になってしまった。国さえも彼を利用とするわけだ。
しかしその窮地も乗り越えたトニー大いなる責任更には、新たな原始を見つけるというアイアンマンらしいテクノロジーエンターテイメント性をパワーアップさせ、トニーは父親をも超える天才発明家として成長する。
そしてアベンジャーズでついに自身の使命をしる。
そこで強大な力を持った侵略者たちが、トニーたちを追い詰め、自身がただの武器を所持した人間でしかないという現実を内面では抱えてしまう。それでもトニーは、ヒーローとして世界を守りたいと思い、行動を起こし、トニーはヒーローであることを自覚する。素晴らしい。
ついにヒーローとして目覚めたトニーは、このアイアンマン3で最終過程の教訓を得るのだ。
一緒に戦った仲間はみんな人間とは言えない。そこでただ人間であるトニーは、まさにバットマンのように葛藤し、重圧に苦しみ、日々力を蓄え、ヒーロー活動を行い、全ての人を救おうと心掛ける。この時点で1のトニーとは大違いだ。そしてトニーは3でようやく知るのだ。
自分自身がただ武器を生み出す発明家であること。そんな自分の弱さを自覚し、初めてトニーはスーツ無しで行動を起こし、事件そのものと立ち向かう。それには多くの仲間の助けを得てようやく成立する。その過程でようやくトニーは、1人で悪と戦うのではなく、志で立ち向かい、彼の仲間と立ち向かうことの大切さを学び、トニーはようやくそれ相応のヒーロとして完成するのだ。
トニーがラストをペッパーに奪われてしまうのもまた彼自身がただの人間でしかなく、彼はアイアンマンというスーパーヒーローではなくアイアンマンを生み出せる天才発明家でしかないという証明なのだ。
要約すると。
トニー自身には何も力がなく無力である。トニーにはジャービスが必要であり、相棒の大佐も必要だ。少年も必要だし、彼自身ではものを生み出すことが限界なのだ。
むしろアイアンマンとは、彼の志そのものであり、アイアンマンが一つのチームであることをトニーは理解し、本物のヒーローになったのだ。彼にとってアイアンスーツは、もういらない。彼こそがアイアンマンになれたのだから。(アイアンスーツは最強のを作るだろうね。)
でも今作ではトニーのみの冒険もある。アイアンスーツ無しでも彼はまさにヒーローだった。ローディには勝てないけどね。
正直こんなに優れたヒーロー映画の4部作ってあっただろうか?
こんなヒーローとしての歩みが完璧だなんて、後から考えると素晴らしい。

ラスボスはマンダリンじゃなくて良かったかも…。
終盤急に出てきて、トラックが地面に落下して首折れちゃうようなラスボスよりは、出ない方がよくね?
そうそう『ダークナイトライジング』と比べると本作は素晴らしいと思うよ。あれなんて、見てくれはしっかりしているけど、細部まで見ると矛盾だらけじゃない。
こっちは、細部まで見ると色々と繋がる伏線がいっぱいあるんだよね。
そもそもエクストリミスってトニーが考えたアイデアだったんだよね。
それでうっかり貰った人の名刺に書いてしまって、それをその人が書いたと思って勘違いしてレベッカホールがガイピアースに連絡しちゃってこんなことになったんだよね。
意外にもトニーの身から出た錆だった。(レベッカホールを出演させたのは良いね。)
しかもガイピアースとペッパーが昔交流があったりなどの裏話だらけ。
あとはこれがヒーローとして達観し人格者になったトニーのブルースへの語りかけだったというオチもなかなか良い。
しかし見事な作品だったと思う。まぁー観賞後彼女と熱心に談義し、パンフ読んで、映画雑誌見てここまでたどり着いたわけだが。
あとは、今作にACDCが絡んでなかったのがねー。少し残念。
あとアイアンパトリオットの活躍が見たかった…。
トニーの胸のを外した件は混乱したけど、もうあれ以上のものをアイアンスーツに組み込めて、しかも遠隔操作できるという風に解釈した。
しかしペッパーは、このまま治療せずにアベンジャーズ入りしても良いと思う。
今度二回目見ようっと…。←ま。見なかったんですけどね。
あと個人的に感動してしまったのがエアフォースワンから落ちた人を助けるシーン。ヒーローは敵を倒すんじゃなくて、救うんですよね。見事でした。その後のオフビートぶりもあっぱれ!!
トニーのシニカルな人格の1からの変貌ぶりも見事。
DVDで再鑑賞したんだけども、こんなに良い感想は出てこなかった。まぁー面白かったんだけどもね。Blu-ray欲しいなー。安くならないかなー。
ラストの戦いが気持ちいいのと、のほほんと見てられる。
以下Twitterでの実況感想の抜粋
スーツを着ていないと苦しくなる症候群。トニースタークに萌える。
09-06 17:34
ガンダムで言うところのガンダムに乗っていないと自分じゃないみたいで、怖くなるてきな?
09-06 17:35
コメディ的でミスリードを招いているけど、ポッツとアイアンスーツで会う理由もアイアンマンが自分であって、自分がヒーローではない苛立の象徴なのかもしれない。
09-06 17:44
「私の一部」って言うのは本音じゃなくて、「アイアンスーツが本当の私だ」っていうのをオブラートに包んでいるのかもしれない。
09-06 17:45
でもここで落下するシーンでの悪夢を見るから、もっと深刻なのかもしれない。
09-06 17:45
マンダリンカット版欲しい。
09-06 17:50
アイアンマンはトニースタークの物語。
09-06 18:20
トニーはアイアンマンじゃない。ただの整備士でものつくりの天才なんだ。自分を知ることの難しさ。自分をしるのは人生における大きな課題。
09-06 18:35
自分をしればコントロールもたやすい。
09-06 18:35
アイアンマン3。シリーズ最強の敵が、薬使った敵だったってのは、どうなんでしょうかね。
09-06 19:13
アイアンマン3は今後のマーベルの動き次第では糞映画になりつつある。
09-06 19:13
今の足折れてますわー。
09-06 19:14
ありゃーキリアン死んだな。てかエクストリミスはしようすると攻撃的になって、身体能力もあがるのね。
09-06 19:16
メモ得点メモ
物語 7/10
キャラクターの魅力 8/10
監督の映像や俳優への演出やビジョン 8/10
音楽 8/10
俺の趣味 8/10
76

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