プレ・アベンジャーズ
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2011年アメリカ映画
長いMCUの歴史の中で
ネタてんこ盛り!
監督
ジョー・ジョンストン
・ロケッティア
・遠い空の向こうに
・ジュマンジ
・ミクロキッズ
キャスト
ネタバレ あらすじ
2011年10月14日2D劇場鑑賞
2011年度82本目
2013年11月6日自宅Blu-ray鑑賞
2013年128本目
2021年12月8日自宅UHD鑑賞
2021年69本目
プロパガンダコミック待望の映画化!
2011年10月に劇場鑑賞時の感想。
2013年12月に加筆修正。
感想
アメリカの第2次世界大戦介入時に
民衆を鼓舞させるべく生み出された
アメリカンコミック
『キャプテンアメリカ』が
いよいよ実写映画化。
まぁ『アベンジャーズ』参加前提の映画化ですがね…。
アメリカを代表するヒーローを
演じることになったのは
以前にもマーベルの
アメリカンコミックの実写映画
『ファンタスティック フォー』で
ヒューマン・トーチとして
出演していたクリス・エヴァンス。
悪役はエージェント・スミスで
映画ファンとしてはおなじみの
ヒューゴ・ウィーヴィング。
今作でも顔面が途中でわからなくなる役。笑
脇をトミーリー・ジョーンズや
スタンリー・トゥッチなどの
キャストで固めた本作。
しかし結局の所アベンジャーズの前哨戦がどのアベンジャーズ関連作品より濃厚である為に
今作に関しては単体としては
これ以前の『マイティー・ソー』
『アイアンマン2』
『インクレディブルハルク』より
面白くない。
あそれが顕著なのは
冒頭の現代でキャプテンアメリカが
発見されるという展開から顕著。
これまでのアベンジャーズの伏線を一つにまとめてアベンジャーズへスムーズに行けるような立ち位置の作品になった。
今後のMCUの布石となるネタをまとめる
例えばキャプテンアメリカの
ムキムキのボディは
ハルクと同様のもので
ハルクは彼の失敗作的存在だったり。
もう1人のドイツでの失敗作が
今作の敵でヒドラのリーダーである
レッド・スカルさん。
キャプテンの盾の材質は
アイアンマン2で生み出された
コアの材質と同じだったり。
※後年では変化
→ブラックパンサーに登場する
ワカンダの特産品の宇宙から飛来した
隕石ことヴィブラニウムに変更。
上記はパラジウムかと思いきや
バッドアシウムに変更。
冒頭のシュミットが手にするキューブが
ソーのオーディンの
コレクションの一つだったり。
ちなみに時系列を整理すると
ソーの冒頭
→地球で今作に登場。
映画の終盤にハワードが回収。
ハワードがシールドを結成し
シールドの所有物として
軍事転用を試みる。
→1990年代にバッテリーとして
クリー人のマー・ベルが
エネルギーを
戦闘機に組み込むが
クリー人に襲撃され
マー・ベル死亡。
立ち会ったパイロットの
キャロルがエネルギーの爆発の
影響により体にエネルギーを
溜め込み強大な力を手にする。
このキューブこと
スペース・ストーンはしばらく
空中にある移送船に置かれたままに
途中猫型宇宙怪物のグースに食べられ
保護したシールドにより回収。
→研究材料として
軍時転用されるが
サノスの部下になったロキにより強奪。
本来の転移の力を用いて
サノスの足軽隊のチタウリをNYに召喚。
最終的にソーが回収しアスガルドへ。
→アスガルドが崩壊した際にロキが回収。
だがサノスに見つかってしまい
強奪されガントレットの一部に。
→指パッチンごサノスが破壊。
という流れ。
めちゃめちゃ重要アイテムだった。
登場人物で言えば
トニー・スタークの父親が
メインキャストだったり
舞台の一部に『アイアンマン2』での
スタークエキスポの起源の未来博。
ネタばっかで物足りない
配給チラシなどには
「世界最初のヒーローは
何故生まれたのか?」など
書いているがいまいち描写は明確でないし
結局はアベンジャーズの
一員としての前日談なので
作品としての力も弱い。
内容に関してはキャプテンアメリカとして活躍するように
なってからが薄味になって微妙。
キャプテンアメリカが誕生するまでは感動的で面白い。
病弱でガリガリなのに異常なまでに
戦争に行きたいスティーブは
運良く極秘計画に抜擢されるのだ。
この弱者が強者になるという
決まりきった
サクセスストーリーには感動した。
あの彼がいかにして
特別な心を持った人間であるかを
表現する手榴弾を投げるシーンは圧巻した。
そしてキャプテンアメリカが
誕生するのだが
その「キャプテンアメリカ」の
由来がなかなか面白かったと思う。
まさかキャプテンアメリカの正体が戦争の為の資金を集める
マスコットだとは思わなかった。
そのシーンのミュージカルも
ヒーロー映画にしては個性的で面白い。
だが戦地で兵士への講演の際に
超人兵士の彼は囚われた
親友を助けるべく単身で戦地に飛び込む。