☆【感想】ズートピア【見かけより深い 92点】☆

ズートピア
アメリカ2016年アメリカ映画アメリカ

監督
リッチ・ムーア
(『シュガー・ラッシュ』)
『シュガー・ラッシュ』の監督が今度は動物世界を描く!!
ゲーム版の『トイ・ストーリー』とも言える『シュガー・ラッシュ』の監督が、今度は人間がいない動物たちが人間のようになって現代社会を作った世界を描いた映画『ズートピア』を監督。
数多いる動物の中、主役は小動物のうさぎちゃん!!
ネタバレ注意
都市部からだいぶ離れた郊外に生まれたうさぎの女の子ジュディの夢は、数多の動物たちが共存する大都市ズートピアで悪と戦う警察官になること。
しかし数多いる動物の中、小動物で草食動物のうさぎが警察官になった前例はない。
先天的に向いてないと思う両親は、ジュディが心配だった。
しかしジュディは逆境をもろともせずに自身の個性である脚力を生かし、警察学校を首席で卒業。
晴れて大都市ズートピアで、警察官として働くことになるが、彼女に与えられた仕事は、駐車違反の取締りだった。
しかし町では行方不明事件が相次いでおり、ジュディはその捜査に興味津々だった。
日本公開前で全米での公開時に異常に評価が高かった本作。
予告を見る限りどう見ても頻繁に映画化されてきた動物擬人化映画の一つをディズニーが作った程度にしか見えなく、高評だから見よう程度で見たが今年ベスト候補の一本でした。
子供向けの可愛い映画かと思いきや、クライムバディームービー!!
これまで動物擬人化映画は山ほど映画化されてきたわけだが、これはちょっと違う。
体裁こそ確かに動物擬人化映画だが、本作はNYをモチーフにした大都市ズートピアを構築し、多種多様な動物たちがそれぞれの個性を際立たせ共存している理想郷なのだ。
そこで起きた誘拐事件を解決すべく奮闘するのは、うさぎときつねの凸凹コンビ。
警官と詐欺師という真逆の二人だが、考え方も真逆。
自分がうさぎだからと固定概念に縛られず、自分の夢を叶えるべく奮闘するうさぎのジュディ。
きつねはずる賢いと思われその通りに生きることを選んだきつねのニック。
真逆の二人はお互いの秀でたとこで補い影響されながら、事件解決のため協力していく。
そのお互いの成長と硬い友情へのストーリーは見応えたっぷりだし、徐々に暴かれる陰謀は、子供向けとは言い切れない絶妙な面白さがある!!
ディープでユーモアあふれる世界観とギャグ!
アメリカという多国籍国家そのものを動物で落とし込みNYのようにさらに多種多様な民族の居場所を動物を使うことで、より明快にしたとも言える世界観。
そこにその動物の個性を際立たせて笑いに変えるユーモアのセンス。
ネズミの都市があったりキリン専用の車があったり、ギミック一つ一つも面白いし、アイルランド系ギャングにはしろくまを使ってみたり、さらには某有名映画をオマージュしたギャグを打ち込んできたり、なかなかのセンス。
『シュガー・ラッシュ』の動物版?
でもこれって監督の前作の『シュガー・ラッシュ』とやっていること一緒のような気もする。
前作では悪役として決められた生活を生きることに嫌気がさした主人公が、自分自身を超えることで、人は人のイメージや概念を超えて自分自身でなりたいものになることができるというカタルシスをあたえてくれるが、むしろ本作もまるきり一緒。
しかしあっちは『トイ・ストーリー』みたいにある種の擬人化で面白おかしくしていたが、こっちは、実社会を投影させるというより深いところに落とし込み、人種の違いなどを超えた友情を描くことをして、一種の世界平和を説こうともしていると言える。
エンタメ要素としてもコップもののバディ映画として楽しめる。
あとネタてきにはナマケモノのフラッシュ面白すぎ。
ボイスレコーダーとか素敵。
遠吠えも笑える。
さすがに毛並みのフワフワ感最高だが、ジュディのボディラインが妙にセクシーでちょっとエロいとこが熱い!!
今年ベスト候補の一品。
メモ得点メモ
物語の面白さと上映時間 9/10
映画の奥深さと世界観とオリジナリティ 10/10
キャラクターの魅力 9/10
監督の映像演出と印象的なシーン、映像を使った話の描き方 9/10
音楽 8/10
俺の趣味 9/10

92
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