☆逆転裁判 2011年度147本目☆

「三池崇史監督のもう一つの進化過程。」

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-逆転裁判

日本2012年日本制作日本
監督
三池崇史
(クローズZERO2、十三人の刺客、ヤッターマン)
出演
成宮寛貴
桐谷美玲
斎藤工
予告編

サーチあらすじサーチ
2012年の日本、多発する犯罪に日本政府は法律を変え、三日以内で有罪か無罪かを決める序審裁判を導入した。
成歩堂龍一(成宮寛貴)は、新米弁護士だ。師匠の綾里千尋(壇れい)に協力されながら無罪を勝ち取れるぐらいだ。
そんな中、師匠の千尋が何者かに殺されてしまうのだった。そして容疑者は千尋の妹の真宵(桐谷美鈴)だった。成歩堂は自ら弁護士を志願する。しかし彼と法廷で戦うのは、未だ負け知らずの御剣(斉藤工)で、成歩堂の小学生の同級生だった。
成歩堂はこの逆境に逆転出来るのか?
2012年2月23日鑑賞
サーチ感想サーチ
人気TVゲームの『逆転裁判』の映画化作品。ゲーム自体はスピンオフを含めると6作以上あるようだ。
なんと監督は『ヤッターマン』『クローズZERO』という原作ものの映画化や『十三人の刺客』『一命』などの時代劇も手がける三池崇史監督だ。
『ヤッターマン』→『忍たま乱太郎』→『逆転裁判』
自分は本作を『ヤッターマン』などから派生する三池さんのおふざけ系エンターテイメントの延長線上、つまり2012年に際しては最終進化形態のエンターテイメントと捉えている。
TVゲームの世界観を壊す事なく、むしろゲーム自体の面白さを尊敬して、三池さんの映画のテクニックを融合させて、映画作品として非常に面白く出来ていると筆者は思えた。
最初はやはり、それぞれのキャラクターのビジュアルや、ぶっ飛び過ぎた世界観に「ついてけない」や「ふざけている」と思ってしまうだろう。
しかしこれは三池監督の最新作である以上むしろ見る側は、彼のフィルモグラフィーに『ヤッターマン』が入っているのを事前に知らなければならない。むしろそれを知らずに見たとしたら、半分は観客が悪いし、『逆転裁判』というゲームを知らないとなるともっと質が悪いことになってしまう。
あ。事前に予習が必要だ。(苦笑)
なんかごめん。
ちなみに筆者は『逆転裁判』も1作目のみプレイし『ヤッターマン』もつまんないながら映画館で鑑賞しました。
特に『逆転裁判』は非常に難度の高いゲームながら楽しくプレイさせていただきました。
あれはやるべき。
監督は事前に3まではクリアしたそうです。(えらい)
というわけで、映画化に際してキャラクターのビジュアル等どうするか?ということになるだろう。
監督は、ほとんどそのまま映像にした。(笑)
これは偉い。
結果的にそれが映画内でも視覚的なギャグへと派生していて、筆者は楽しむことができたので良かった。
しかし一番の本作の映画化に対して気に入ったのは、映画にあってゲームに無いもの、つまり映画での魅せ方だ。
序審裁判
これが、なかなか驚いたね。
元々監督自体は、映画に対してCGを惜しみなく使い、それを見事に面白おかしく出来ているのではないか?(筆者と三池さんは今現在は相性が良いようです。)と思います。
時代に逆行することなく、時代の進歩と共に、その技術を上手く使っている。
本作での裁判でも、普通だったら俳優同士の熱演での会話劇主体になってしまっただろう。
しかし、元々ゲーム内での独特だった「異議あり」の吹き出しは、ハイテクCGにより生み出された立体画像の数々により違うニュアンスで表現され、それが良い意味で映画をアトラクションにしていたと思える。
また全体的に上手く伏線も貼られており、映画自体の終盤で見事に拾われ(勿論予想がつくと思うが)、またサスペンスとしてもなかなか面白かったように思える。
俳優陣の意外な怪演が相次いでいるのも注目したい。小日向さんとか谷村美月とかね。(笑)
また意外とホラーも得意な三池さんは、ワンシーンのホラー描写、鳥かごのさゆりは、近年見た幽霊では一番怖かったと思える。
サブストーリーの各々も映像も話も異様に凝っていたりと自分は上映時間が2時間以上もあったが、問題なく楽しむことができた。これは嬉しい誤算だ。
唯一不満だったのは、ラストシーンの成宮くんの眉毛が完全に違ったぐらいかな?
色々こねたも満載で楽しく映画が見れた。
メモ得点メモ
9
もしかしたらファン向けの灰汁の強い映画なのかもしれない。Yahoo!映画でも酷評多かったし、しかし映画とは良さを探求するものでもあります。
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