大怪獣タッグマッチ勃発!
映画館へ急げ!
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2024年アメリカ映画
ポスター通り馬鹿で最高!
監督
アダム・ウィンガード
・サプライズ
・ザ・ゲスト
・ブレア・ウィッチ
・ゴジラvsコング
キャスト
ネタバレ あらすじ
2024年4月27日IMAX版劇場鑑賞
2024年24本目
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ポスターと予告通りの内容でめっちゃ良かった!
流石に
2021年の『ゴジラvsコング』で
このシリーズもやり切ったから
もうないかなぁ?って思ったら
普通に続編作って公開されて
流石に笑える。
監督は前作の
アダム・ウィンガードが続投。
『サプライズ』『ザ・ゲスト』などの
ソリッドホラーが持ち味だった
気がするのだが
『ゴジラVSコング』で
ハリウッド映画監督へ
完全に転向か???
前作の白目で死ぬ小栗旬とか
わーきゃー騒ぐ
陰謀論者風ポッドキャスター等
人間のストーリーラインが
3つもあって
クソダルだったり
香港がゲーミングカラーだったりと
普通にダメな要素と
ぶっ壊れた要素が散見してて
それでも怪獣バトルは
とても面白かったわけですが
それでもその映画の
続編となると
流石にどう転んでもだめだろう?と思ったのですが
最初のポスターから馬鹿全開できたし
予告編もそのまま馬鹿全開できたわけです。
そして本編見たらまさに予告編通りの大怪獣映画が幕開けで
ただただ最高に楽しかった
概要:燃える闘魂ポーズに怪獣全力ダッシュの行方
登場人物に至っては
前作の3分の1と言っても過言ではない。
しかもそのうちの8割が続投で
追加キャストは監督の出世作からの
抜擢という
監督のやり易い土俵が異常。
物語は
まさかのゲームのDLCのような
ペラッペラの内容。
前作で見つけた地下世界に
地震の影響で
新しい領域が見つかった!
絶滅したと思った
キングコングの亜種たちが
住んでいた!!
ゴジラはかつて自分が
封印したそいつらを
再びぶっ殺すために
追加モンスターを倒して
能力アップに備える!!
めっちゃ追加コンテンツ
怪獣に対しては
前作はネタで終盤に登場したメカゴジラに
対して
前前作のVSキングギドラのように
モスラも登場し
シークレットとして
地球を氷河期にしてしまう
可愛い巨獣が仕方なく参戦。
その他ゴジラに捕食されるキャラが
2体。
コングのご飯が1体というところ。
人間の尺も一応あるのだが
モスラ絡みだったり
部族関係だったりと
荒唐無稽ながらも
世界観の掘り下げにつながっていて
そこまで不愉快じゃない。
一方的な謎の石板を読み上げて
プロレスバトルの序文を紹介したりと
2回見たら笑ってしまうような
展開もあったりと
ゴジラ&コングVSを楽しむ準備も
しっかり行い。
エンタメとしてコング&ゴジラで振り切りまくり
コングは雄叫びあげるし
ゴジラがコングを見つければ全力ダッシュで
挑んでくるし
それに対するコングのリアクションゲーが
終始面白く
「戦うつもりはないの!」とアピールする
コングに対してのゴジラの攻撃やら
転移後のゴジラ番長の
あの獲物は俺のものだぁ!と全速力で
走っていく、手のつけられない
頼れる暴れん坊キャラが小気味よくたまらない。
仲介役のモスラのクレバーな立ち回りとか
コングの漢気での戦いの幕開けなどなど
映画本来の要素として
行動で物語を紡ぐという
サイレント映画から続く技術が
喋れない怪獣たちにより
しっかり描かれているの
普通に素晴らしい
その仕組みどうなってるの?な
コングの義手とか
説明なんてできやしない
ゴジラのパワーアップ。
スカーキングの持ってた
石はどこで手に入れたの??とか
疑問こそは山ほどあるが
そんな夢物語よりも
夢のタッグマッチが普通に最高で
全然魅力的じゃなかったスカーキングが
ヒールレスラーとして
とことんクソ野郎で面白く
人類の平和もコングの平和も守った
コングさんの漢気に
こっちもガッツポーズしたくなるくらい
スカッとする内容でした。
ここが良い:監督の力?
前作では調理しきれなかった
とも言えるキャストの多さや
無駄なストーリーライン。
今作でも
コングの物語
ジアの物語
ゴジラの強化クエスト
と3つのストーリーラインがあったが
ゴジラについてはサブミッションで
戦闘重視だった為ノーストレス。
ジアに関しては
新キャラの怪獣獣医を演じた
ダン・スティーヴンスが
監督の意向を汲んでか
だいぶトリッキーな役柄。
ジャングルを愛し
怪獣を愛し
そして冴えないアナキストも愛し
音楽も愛し
そしてメカにも詳しいという
超便利キャラ。
しかもそこそこの演技力という
かなりの美味さで
映画をまとめた印象。
前作で暴走キャラに
なってしまった
ブライアン・タイリー・ヘンリーも
ダン・スティーヴンスの包容力で
しっかりカバーされていて
バランスが取れていた。
その抜擢こそやはり
監督続投のところや
フィルモグラフィーが関連していると
思うわけである。
そして人間たちの出撃シーンの
音楽の70年代テクノの感じが
とてもとてもよくて痺れた。
あのセンスは同じく監督の
作風が全面に出たと思う。
冒頭からカメラをぐるんぐるん
回してライド感を出したり
終盤の戦いで
無駄に無重力戦闘を盛り込んだが
無駄に怪獣が可愛く描かれて
怪獣の魅力を随所に盛り込み
観客が見に来た
魅力的な怪獣映画に仕上げたのは
とてもとても良かった。
とても嬉しかった。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6/10
・映像のアプローチ 8.5/10
・映画の美術面 6/10
・キャラクターの魅力 9/10
・音楽 7.6/10
・上映時間と個人的趣味 8.6/10
76点
おすすめ映画です。
ちなみにIMAX版だと専用画角になって
上下が追加されます。
通常版だとカットされるやつです。
IMAX推奨映画です。
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