きみがくれた未来 2010年度124本目

「正しい映画の中でのアイドルの魅せ方としての見本。」

$果てしない未来へ~seasonⅤ~-きみがくれた未来

アメリカ2010年アメリカ制作アメリカ
監督
バー・スティアーズ
(セブンティーン・アゲイン)
出演
ザック・エフロン
(セブンティーン・アゲイン)
キム・ベイシンガー
(L.A.コンフィデンシャル)
レイ・リオッタ
(グッド・フェローズ)
予告

船STORY船
2004年。港町に住むチャーリーとその弟サムは、仲が良い兄弟だった。
高校を卒業したチャーリーにはヨットレースの才能があり、奨学金で大学に行くことになっていた。
だがある夜、車で移動することになった二人は、突如衝突事故に巻き込まれてしまう。
二人とも死んだと思われたのだが、チャーリーのみが奇跡的に息を吹き返すのだった。
だがチャーリーには最愛の弟の死が待っていた。
悲しみに暮れるチャーリーは、サムが死ぬ前日に約束した野球の練習のことを思い出し、指定した時刻にその場所へ向かうと弟のサムがそこにいるのだった…。
それから6年が経った。
大学に行くと思われていたチャーリーは、まだこの街にいたのだ…。
墓地を管理する墓守として…。
そして彼は決まった時刻に森へと消えて行く。
弟と野球の練習をする為に…。
2011年1月18日鑑賞
船感想船
セブンティーン・アゲインの監督と、ハイスクールミュージカルでおなじみのザック・エフロンが再度タッグを組んで、アメリカの小説を映画化。
一応アメリカでの公開時は、それなりにヒットしってたけど、セブンティーン・アゲイン程のヒットはしなかったね。
自分はセブンティーン・アゲインがかなり楽しめたし感動的だったので、あの二人のタッグと聞いて鑑賞したわけです。
あらすじにも書いた通り、弟の幽霊とずっと一緒にいる青年のお話という、陰鬱な映画です。(笑)
小さな港町が舞台で、華やかな未来を約束された主人公ですが、弟の死に直面して、墓守になってしまうという、日本映画でありそうな展開ですが、挙げ句に主人公は臨死体験をした為に…
幽霊と違和感なく交流が出来るのです。
なんとも陰鬱な展開です。それをセブンティーン・アゲインのようにさわやかに描くわけもなく、戦地に行った友人と会話をするんですが、帰還していたのではなく、
死んでいたので天国に行く前の挨拶というわけです。
自分この異様な展開で、チャーリーが実は死んでいるのではないかとずっと疑っていたのですが、そこは無いわけです。(苦笑)
本当は弟が生きていて、森というのが実は現実世界の接点で死後のチャーリーが死んだ弟とそこで会えると誤解している。
というシックスセンス的な展開かと思ってたんですがね。
そういうひねりは無くシンプルに陰鬱な映画です。
そんな彼が弟が生きていた時に競い合っていた女性で、現在は目下のヨット世界レースの準備をしている女性に会い、自分の中の何かが変わり始めてしまうというシンプルな話ですが。
かなりの衝撃的な展開がアイドルを襲うわけです。
一応陰鬱な映画ではありますが、何故かアイドルタイムなる衝撃的なシーンもあります。
それは森の中で死んだ弟と会っていると嵐がやってきて森の真中なのに、濁流化する雨を利用してスケボーごっこをするシーンです。
ものすっごくいらねなシーンですが、その時のシーンがまさかのスタジオ撮影に移行とかされてて、地面が全く違うものに変わったりしてるんです。
とんでもねぇー映画です。
でー翌日になるとヨットに乗ってたヒロインが墓の前に倒れているんですが…。
この後さらに衝撃的なシーンがあるわけです。
墓で全裸でセックス!!
しかもその彼女が
実は幽霊だった!!!!(これはネタばれです。わかりきってますが。)
この映画アイドルに一体何させてんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とてもアイドルにさせるようなことでは無いですよね。演技面ではよく頑張っていると思います。
でーザックは彼女が行方不明なのを知り、街から離れて彼女を救いにいくのか?彼女を見捨て、弟との約束を守るのか?
ということになるのですが、ここでの弟は「捨てないで!!」と訴えること無く、勿論やってこない兄に「もう来ないのか」とため息を付き森に帰って行く(天国に行く)わけです。
日本だとそういうのって直接「兄ちゃん行かないでー!!!!!」とか言って御涙頂戴するものだと思うんですけど、かなりドライな感じに仕上がってますね。死んでるのに「幸せの隠れ場所」の弟のように喋りまくるし。
そういうのがアメリカ的なのかもしれません。
でー暴走した主人公は彼女の船を直感で見つけます。
そこで極寒の中ザックは、上半身裸で海へ飛び込みます!!!
そこで巻いてたショルダーベルトが絡んでしまうので脱ぎます!!
するとどうでしょう!!
ザックの綺麗な胸の筋肉や割れた腹筋が鑑賞できる仕様になっております。
そんなジャニーズ的要素を上手く取り入れるなんて見事だな!!
もうそこからは、売れてるアメリカ文学的な方向です。
はい。そういうわけで総評です。(笑)
全体的にウケるのがこの映画。至ところで、ザックの横顔のアップが多用されます。
その切り替わりの多さがなかなか独特で。
俳優を魅せることに終始費やしていました。
しかもザックだけです!!
本作は映画としてどうこうというよりも、ザック・エフロンをどう魅せるかに着手していたとおもいます。
エンターテイメント性や、サスペンス性は映画のマグガフィンでしかなく、この映画の主題こそがザック・エフロンだったのです。
そしてそれを取り巻く陰鬱さや、衝撃の郊外での幽霊とのセックスや幽霊が見えるなんてことは、アイドルに複雑な心境を与えることによりアイドルの魅力をより潜在から引き出すということに当たるわけです。
そして驚きの豪華な超ちょい役のレイ・リオッタや全く出てこなかったキム・ベイシンガーなどもザックの輝きを際立たせる、存在でしかないわけです。
この絶妙で異常なバランスこそアイドル映画であるのではないかと自分は思います。(苦笑)
日本映画で役者押しの映画はこれを手本とするべきだと思います。
メモ得点メモ
8点
今でも兄が死んでいるのではないかと疑っています。なので高得点で。(苦笑)

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