「残された旦那さんの気持ちはどうすれば良いのだろうか?という男目線。」
出演
ジュリア・ロバーツ
(ノッティングヒルの恋人)
ビリー・クラダップ
(ウォッチメン)
ジェームズ・フランコ
(デート&ナイト)
ハビエル・バルデム
(ノーカントリー)
予告
感想
リズは旅行先のインドネシアで、謎の占い師に、「あんたは離婚して、ここに戻ってきて、私に教えを請うよ!!」と言われ変な紙を渡された。
自宅に戻ったリズは、結婚生活8年目の旦那と愛も未来も無い事を悟り、旦那に相談せずに突然離婚を切り出す。
離婚が成立しないまま、財産や住む家を失ったリズは小さな演劇場で主役を演じた男、デヴィッドと恋に落ちる。
だが、デヴィッドとの関係も気休めと感じるリズは、30後半なのに、デヴィッドと距離を作る為に、イタリアに旅に出ることにした。
イタリアでは予想外にも生活自体に苦戦し、コーヒーを飲もうと頑張るが、店員は答えてくれず…。
2011年3月7日鑑賞
感想
なんてつまらない映画なんだ!!
ジュリア・ロバーツ久しぶりの主演映画!!
原作ありきの映画で、その人の実体験をもとに書かれた回想録、旅に出て、美味なもの喰って、太って、宗教に入門して、インドネシアでくつろいで、男と結ばれるという、女性の為の映画。
いや、女性の夢を体現した恐ろしい映画。
とりあえず、これ自分でレンタルして見たわけではないです。母親が「この映画面白くないよ。」と告げておいたのに、レンタルしてきて、流しだしたので一緒に見ただけです。
言っておきますが、母親は見ている最中に寝ました。
いや。仕方ないです。
面白くないんですから!!
正直言って、この映画すごい映画です。
物語はジュリア・ロバーツが旅に出る所から始まるのではなく、旅に帰ってきた彼女が旦那と離婚をする所から始まるのです。
またそれが恐ろしいことに、旦那が彼女を愛していないのではなく、愛しているにも関わらず、勝手に離婚を告げるのです。
始めに言いますが本作は、150分というなかなかの上映時間の映画であります。冒険映画や、超話題作、廃れた日本映画のやる気ならわかりますが、本作は自己発見ロードムービーにしては長い上映時間だと思いませんか?
寝るのも理解出来ます。
よし!!そろそろ旅に出る!!そう思った矢先、ジュリアは若い男と恋愛をするのです。
しかも相手は、役者馬鹿のジェームズ・フランコ!!こいつはオファー来たらなんでもヤルんでしょうかね!!!?(笑)
そもそも彼がこの映画に出ること自体知らなかったので、それを知れただけで見たかいはあります。(笑)
でー長続きせずに、ついにジュリアは旅に出ます。
だいたいここまでで45分あります。
はい。この時点で母親は寝てますし、この映画は違う意味でも失敗作であると理解できると思います。
物語の見所がなかなか始まらないのは、問題でしかありません。
そこからはジュリアがやりたい放題のロードムービーです。イタリアでピザを食べまくったり、イタリア語を学んだりとするんですが、このシーンがイライラします。
典型的過ぎて安っぽさを兼ね揃え始めるからです。
自然というよりは作られた観光らしさを表現するため、終始痛い方向になります。
そしてインドに行って、宗教に入ります。
この辺りでおかしな展開に陥ります。そろそろハビエル・バルデムが出てきても良いとも思いますが、ジュリアが旦那との結婚式を思い出すんですが、それが良い思い出なのです。(苦笑)
この物語は色々とおかしくて、旦那と問題が確かにあるが、良い思い出が無いわけでもなく、ジュリアは酷く落ち込みます。
それがまた一人よがりで、何を共感するか。
また忘れては行けない、ジェームズ・フランコ。彼もまた捨てられるのですが、それがまた可哀想。
長続きしない恋愛は完全に彼女に問題がある象徴ではないでしょうか?
そんな彼女が終盤では、悟りを開くというクソウケる展開ですが、上映時間のラスト30分でハビエル・バルデム登場。
もう何が何だか。2時間待たないと現れないポスターに出てくる俳優で、挙げ句助演的ポジションって!!
とりあえず言えることは、この映画見て、女性が目覚めてしまわないか心配。
正直言って、旦那が個人的には可哀想過ぎる映画で、若い男とやりまくったりと贅の限りを尽くしたジュリアですが、そもそも結婚生活の問題を向き合えなかった女という設定が個人的には受け入れられなかった。
旅して自分を解放するというのが、ちょっとずるいし、悲しみが他にも存在していることが彼女自身だけ苦しんでいるという感じでいけ好かない。
旦那に癒しを…。
コメディ映画でもその点配慮してか実は旦那が若い巨乳と浮気してたとかなるぜ!!(苦笑)
また主人公が無一文であるにも関わらず旅に出て一年間遊ぶ惚けるというのもまた問題。
実話だからって許されないよ。
あとは、映画としての時間配分が色々とミスっている。90分ならそこそこ楽しめると思うが、140分でこの内容は、予算をふんだんに使ったクソ映画に値するとさえ思う。
さがこれは日本人の価値観にあたるのかもしれない。
アメリカの女性にはこういった価値観が強くあるのかもしれず、そもそもが万人向けの映画ではないのかもしれない。
まぁーニューヨークが舞台の映画だし、ウッディアレンの「マンハッタン」を見るだけで、こういう女性がいるのも当然だと思う。
ちなみに日本での評価は、Yahoo!レビューでだが月並み低い。5点満点中平均が2.9はなかなかの低評価。
うちの母親も結局見ずに返却してしまったし、まぁーそういうことだろう。
得点
4点
面白くないお。ここから直で映画レンタル出来るリンク下にあるよ!!
DVD販売&itunesでレンタル紹介コーナー!!
ここまで酷評しておいてリンクを貼るのだ!!
itunes食べて、祈って、恋をして (字幕版)レンタル400円~
我こそはNYのセレブリティな精神のもとこの映画を見ると言うなら是非見てくれ、ここから見てくれるとオレに12円位入る。itunes食べて、祈って、恋をして (日本語吹替版)レンタル400円~
ブルーレイもあるよ。高過ぎだぜ!!食べて、祈って、恋をして スペシャル・エディション [Blu-ray]3700円
食べて、祈って、恋をして ダブル・フィーチャーズ・エディション [DVD]3000円
何?販売版はディレクターズカットで5分長いだと!!!更に長くして一体監督は何がしたいんだ!?監督ゲイでNYカーというアメリカのセレブリティを更に体現したのか!?
ちなみにこの映画好きな人もいると思うので購入も勧めてみる。
でもこの映画でブルーレイ発売するなら、他のも出してくれよ!!
それにしてもネット起動してパソコンで感想読んでそのまま鑑賞というのはなんともハイテクな時代だと思わないか!?
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