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△【映画レビュー】ゴーストバスターズ【61点】△

ゴーストバスターズ
アメリカ2016年アメリカ映画作品アメリカ

監督
ポール・フェイグ
(『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』『SPY/スパイ』)
出演
クリステン・ウィグ
(『オデッセイ』『LIFE!』『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』)
メリッサ・マッカーシー
(『SPY/スパイ』)
クリス・ヘムズワース
(『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』『ラッシュ/プライドと友情』)
アンディ・ガルシア
(『オーシャンズ13』『ゴッドファーザー PART III』『アンタッチャブル』)
84年の映画『ゴーストバスターズ』が2016年にリブート。
舞台は現代のNYで代わりはないが、主要キャストを女性にチェンジ!!
年齢不詳のアラフォーかアラファイブかの彼女たちが、スーパー兵器を駆使して、NYにあふれ返る幽霊たちと大バトル!!
監督は、メリッサ・マッカーシー、クリスティン・ウィグと痛々しい女性を主役にしたコメディや痛快コメディを監督したポール・フェイグ。
また主演のポール・フェイグ組を支えるのはサタデーナイトライブで活躍中のコメディアン二人と、雷神様ことクリス・ヘムズワース!!
とりあえずまとめると
・リブートだけど話は新規だよ
・最近のクリス・ヘムズワースの扱いは非常に正しいが、どうかしている
・ホルツマンがすごい
・旧キャストも出る
・3D映画ははみ出るが、IMAX3Dはあまりはみ出ない

という感じで書いていこう。
リブートだけど話は新規だよ。
キャストも総入れ替えで、過去にゴーストバスターズが存在しなかった世界線の物語。
冴えない女性教授のクリスティン・ウィグが昔に書いた幽霊の本が再販されていることを知ったことで、彼女の仕事のキャリアが破綻し、再販をした共同著者に会いに行くのだが、彼女は新たな仲間と幽霊を捕まえるマシーンを作っていて、そこから幽霊騒ぎに巻き込まれたクリスティン・ウィグは、昔の幽霊を信じていた時期の熱い気持ちを取り戻し、幽霊ハンターことゴーストバスターズになる。
リブートなので『スパイダーマン』や『ファンタスティック4』のようにこれまでの話をなかったことにして、新たに物語を描きなおすやつです。
過去作では、主人公が好意を抱く女性のマンションに幽霊の王みたいなのが住み着いて、彼女がとりつかれてしまうというお話でしたが、新規の本作は、オカルト青年が、NYとあの世を繋げようとしてしまうという物語。
オカルト兵器が山ほどで出てきて、旧作のオマージュで、マシュマロマンなども出てくる。ブギーも出てくる。
もともとは3の企画で動いていたけど、監督が降板したり過去作の人がお亡くなりになったので、リブートに変更。
役柄も冴えない年増のお姉さんと、久しぶりに再会した親友だけどオカルト好き、そしてマッドサイエンティストの科学者にNYの歴史に詳しい黒人のおばさん。
という過去作の要素がほとんどない。テーマソングや霊柩車だったりおきまりのあの素敵な武器だったり、緑色のあいつだったり、消防署だったり過去作のオマージュはたっぷりある。テーマソングは2016年版として、フォールアウトボーイズが歌っているよ。
最近のクリス・ヘムズワースの扱いは非常に正しいが、どうかしている
『お!バカんす家族』での珍の珍活躍が記憶に新しいクリス・ヘムズワース。
『マイティー・ソー』でハリウッドスターに仲間入りしたけど『キャビン』で早々にアホな死に様を披露してくれていて、もうあの頃から、要望には何でも答える人なのでは?とか思ったけど。
今作では、元モデルという『ズーランダー』と同じくらい、いやそれ以上につんざいたクレイジーな中身びっくりなイケメンという役を好演。
案の定、終盤では悪役に乗り移られてしまい、いい感じに悪い奴に収まって、ピーターパンごっこも披露してくれる。
本当に凄まじい。
またエンドロールは彼のくねくねダンスが延々と繰り広げられるので、最高。
『マイティー・ソー』のどこか金髪ゴリラのイケメンを体現していたのだが、そこに空っぽさを盛り込んで、残念なイケメンに昇華させたのは本人なのか?しかし実際世界が彼を求めていたことは間違いないと思う。
すげぇ嬉しかった。
ホルツマンがすげぇ!!
マッドサイエンティストのホルツマン。完璧にコミニケーション障害で、ギャグを言っているのに劇中で不協和音をもたらす、凄まじいキャラ。ゲイなのかも怪しくて、かなり狂ったキャラなわけですが、ラストにはびっくりなことを急に行ったりしますが、なんと言ってもすごいのは終盤のゴーストとの戦い。
過去作とは違った新兵器を披露するシーンで、二丁拳銃を披露するのですが、このシーンが今年一番のかっこいいガンアクションでした!!

てか出回っているから恐ろしい。IMAXでこのアクション見たときはかっこよすぎて鳥肌立った。
他のキャラがドタバタで戦うからかもな。
旧キャストもちゃんと出る。
全員が一丸というわけでもないけど、合間合間に登場。さすがにビル・マーレイの出演時間は長くて、過去にゴーストバスターズをやっていたのに、幽霊を信じない研究家として登場、なかなかな悲惨な退場をするけど。
その他のキャラも重要な役回りするかと思いきや、かなりの脇役で顔出し程度。
それでもちゃんと出てくるのは嬉しい。
はみ出る3D(IMAXははみ出ない)
今作は、通常の3D以外にも映像部分をややカットして、シーンによっては枠をはみ出て演出される。
それが賛否両論のようで、通常上映を見ると画面サイズが縮小されていることが不快だって人もいる。
IMAXだと画面がさらに拡大されているので、このはみ出る部分が少なくなっているようで、はみ出るのを堪能するには通常上映、画面いっぱいに映像が見たいならIMAXという選択肢になるよう。
でも面白い試みしている映画だよね。
ただIMAXでも3D映像に慣れてしまうと立体視を感じなくなってしまうので、はみ出るもクソもないし飛び出てもこない。
本当に3Dって金額高いだけで嫌い。
メモ得点メモ
物語の面白さと上映時間 6/10
映画の奥深さと世界観とオリジナリティ 5/10
キャラクターの魅力 7.5/10
監督の映像演出と印象的なシーン、映像を使った話の描き方 6/10
音楽 6/10
俺の趣味 6.5/10

61
悪かったとこもないし、あまり笑えはしなかったが、楽しく観れた。
ただすげぇ映画だったってわけではなかった。

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