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△【映画レビュー】ONE PIECE FILM GOLD【64点】△

「まぁこんなもんだよな。」

日の丸2016年日本映画作品日の丸

週刊少年ジャンプの看板漫画の『ワンピース』の映画化。
原作コミックは2016年7月までに82巻もあり、未だ終わる気配のない長寿コミック。
27歳の筆者の幼少時の大人気コミックといえば『ドラゴンボール』だったわけだが、『ワンピース』は『ドラゴンボール』の二番煎じぐらいに思っていたのに、気がついたら『ドラゴンボール』の二倍以上も巻数がある。
テレビアニメも17年も続いている。
もはや、原作者が完結前に死ぬんじゃないか?と思うほどの超大作になってしまい。
途中まで筆者もコミックを集めていたが、読み直すことが不可能ぐらいの容量になってきたので、ジャンプで読む程度にとどめているが。
作者の尾田さんが体調を一度崩してから、体調を考慮してか?それともマルチメディア戦略のお手伝いでか、ジャンプではほぼ隔週連載となりつつあり、ますます完結まで気が遠くなり、好きな漫画の枠からは出てしまった。
さてさて、本作も以前の劇場映画同様、原作者がプロデューサーとして参加。
『ストロングワールド』がその影響で超話題になって、当時映画館でアルバイトしていた筆者は、連日朝から晩まで超満員の映画館に度肝抜かれた。エヴァよりもすごかった。
ただ自分も気になって鑑賞してみたら、衣装替えの多さやら作画崩壊だったりとあんまり面白くなかった。
黄金!ギャンブル!!騙し合い!!!
今作の敵キャラのテゾーロはゴルゴルの実の能力者で、黄金を意のままに操ることができる。
やり方としてターゲットを自分の船に招いて、体に黄金をまとわせて、絶体絶命に追い込む、なかなか狡猾なやつ。
黄金を無限に持っているような男で、しかもカジノの経営者というわけで、王下七武海とは別の金で権力を手に入れて、世界政府に公認されている、なかなか面白い存在。
脚本が『LIAR GAME』の人
脚本がテレビドラマ畑のミステリーを主流とした脚本家で、そのままミステリー商業映画の脚本もやっているようで、今作の騙し合いというキーワードに納得がいく人選。
今作はナミの知られざる過去と友人の登場により、そのミステリー商業映画らしさが大筋を占めており、
そのあたり何も知らないで見ると、大どんでん返しの多さにはびっくりする。『カイジ2』ばりの大どんでん返し。いやあれには勝てないか。
でもそういう映画のシナリオの展開を重視したのはわかるが、映画の面白さはもっと濃い人間ドラマだと思う。テゾーロの過去が少しだけ描かれて、実は病んでしまった怪物だったという悲しい存在なんだけど、それが物語全体に感動をくれるようにはしてはなかったし、もっとキャラ同士の葛藤があればなぁと。
キャラが既に立っているからか、動けば動くだけエンタメとして成立しており、それに甘えている印象は高い。映画オリジナルキャラの掘り下げが全体を深くするのではないかと?
そういえば前作のZはそういうのやってたなぁ。
たださすがにハイクオリティアニメ映画が日本の映画界の主流なので、過去作のような作画崩壊はなく、終始安定しており、オープニングなどは、CGも多用した立体感のある映像で、とても凝っている。
紙面での連載の不満を解消してくれる。
どうしても少年ジャンプの連載で読んでいると現在の全く話が進まないし、キャラが散り散りだったり、魅力的なキャラが多いけど、多すぎで全然活躍しなくてがっかりだったり、戦闘までが本当に長いし、戦闘も長い!!というコミックだったらそんなに気にならないけど、連載では苛立ってしょうがないが、映画となると2時間で起承転結が描かれるので、そういうフラストレーションは解消されたと思う。
ルフィの能力も全部垣間見れたし、漫画だと1年以上待たないと戦い見れないんだよ。
その他のキャラと協力プレイも見れて、それももう4年ぐらい見てないきがする。
そういう意味では良かった。
長かった
さすがに超ファンでもないので、長く感じた。
映画オリジナルキャラが多かったり、説明のテンポゆったりだったり、世界観の演出のために、変な語尾が多かったり、女性陣の大声がハウリングしていたり。笑
108分ぐらいだといいんだけどなぁ。
ただ声優陣は全体的に良かったなぁ。濱田岳くんが全然濱田岳感がなくてびっくり。
変なキャラだった。ケンコバには役柄こみで笑わせてもらった。
個人的にはゾロが一番好きです。
物語の面白さと上映時間 6/10
映画の奥深さと世界観とオリジナリティ 7/10
キャラクターの魅力 7/10
監督の映像演出と印象的なシーン、映像を使った話の描き方 6/10
音楽 7/10
俺の趣味 6.5/10

64
まぁ普通だった。
トランプもらえて嬉しかった。
ルッチとかもサボとかも登場する。ゲストって感じ。

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