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△【映画 レビュー】10 クローバーフィールド・レーン【予告編がアレ】【 49点】△

10 クローバーフィールド・レーン
アメリカ2016年アメリカ映画作品アメリカ

製作
J・J・エイブラムス
(『LOST』『クローバーフィールド/HAKAISHA』『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』)
出演
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
(『ファイナル・デッドコースター』『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』『遊星からの物体X ファーストコンタクト』)
ジョン・グッドマン
(『ビッグ・リボウスキ』『アルゴ』)
モンスターは形を変えてやってくる
全米でも突如公開が決定した2008年の映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』の続編らしき一作。
製作はもちろん『J・J・エイブラムス』監督は新人。
前作ではオマージュ下として『ゴジラ』があり、怪獣との戦いを一般市民目線で話を紡ぐとこうなるんじゃないだろうかという、POVで手持ちカメラを利用した凝ったカメラワークが多く突如戦場へと変貌した街など凝った作風で面白かった。
今作はその続編でありながら、予告編で密室劇を繰り広げ、その果てに『クローバーフィールド』につながるのではという作品になっている。
予告が本編を短く編集したものになってしまっていて、映画見てても既視感がほとんど。
つまり予告編を110分に引き伸ばしたと言ってもいいんじゃないかと思う本作。
そもそもクローバーフィールドの続編としてSF映画を見に来たと思ったら、ひたすら密室劇で外が世紀末状態になっているらしいと変な男に監禁されてしまっている女のお話。
もう予告編見れば映画の内容の90%はわかるしようになっていたわけで。
何を見たくて映画館に来たのか自分でも分からなくなってしまう始末。
密室劇としてはオチがわかっていてもまぁ楽しめる内容。
元海軍の「いつか核戦争などが起きてしまうからシェルターを作ろう」な『テイク・シェルター』のマイケル・シャノンを思い出す役ハワードをジョン・グッドマンが演じるのだが、この人なんか信用できないわけ。
彼の言っていることが正しくも思えるし、でも本当に外がやばいのか確かめさせてもくれない。
そこにハワードが起こした交通事故の被害にあったミシェルも監禁されて共同生活を送るわけだが、そこには第三者としてハワードと一緒にシェルターを作った若者のエメットもいるわけ。
とりあえず最初から最後まで無茶苦茶怪しいハワード。途中で信用しようと思うもある機会を期にやっぱりやばいやつなのではと再熱。
いろいろあって外出るとやっぱり外はやばかったけど、ハワードはクソ野郎だった。
色々いろあってミッシェルはたくましくなるわけです。その姿はまさに『エイリアン』のリプリー!!
(エイリアンの口がお◯んこすぎる。)
安定のメアリー・エリザベス・ウィンステッド映画。
んでこれが『クローバーフィールド』とどういうつながりなのかも劇中のラストで明かされるわけで、そこはやられた。ぐらいな感じ。
ただやはりひねりのない作品としてちょっと微妙かな。
密室劇が9割だし、ひねりもないからDVDとかで自宅鑑賞でも映画の魅力十分に堪能できる映画だなと思った。
あとこのモンスターは形を変えてやってくるというキャッチコピーは、多分宇宙人の侵略を予言してもともとおかしな人がさらにおかしくなって人に危害を加えるという人のモンスター化をさしてもいるんだなと思った。
予告編問題
これ予告とポスターが映画の核心を明かしていてJ・J・エイブラムスの秘密プロジェクト感が台無しで、映画見る意味もなくなっているわけですが、むしろ無名な映画を全国で絶対公開するのにそんな需要の無い謎映画を日本国民にどうやって見てもらうかって言われたら、やっぱり映画の内容を大体明かして、そもそもクローバーフィールドとか繋がり無視した普通の映画として予告するよなぁと。
なんか仕方ないような気もする。ポスターバレはいけないと思うけど。
あとこれで『クローバーフィールド』が宇宙人の侵略ものだったとまとめられるのかと思うと残念に思う。
いや多分これ名を借りただけで関係性0なんじゃないかなと思う。
そういうこともあって、この映画普通に嫌いだなと思った。
メモ得点メモ
物語の面白さと上映時間 3/10
映画の奥深さと世界観とオリジナリティ 5/10
キャラクターの魅力 6/10
監督の映像演出と印象的なシーン、映像を使った話の描き方 6/10
音楽 6/10
俺の趣味 5/10

49
もう一回みたらもう少し点数高くなりそう。

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