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△ウソツキは結婚のはじまり 2011年度135本目△

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-ウソツキは結婚のはじまり

アメリカ2011年アメリカ制作アメリカ
監督
デニス・デューガン
(アダルトボーイズ青春白書、エージェント・ゾーハン、ジャックとジル)
出演
アダム・サンドラー
(もしも昨日が選べたら、アダルトボーイズ青春白書、ベッドタイムズ・ストーリー)
ジェニファー・アニストン
(モンスター上司、アラフォー女子のベイビー・プラン、マーリー、ブルース・オールマイティー)
ニコール・キッドマン
(ラビット・ホール、めぐりあう時間たち、アザーズ、ムーラン・ルージュ)
指輪あらすじ指輪
現代のアメリカのロサンゼルスに住む中年男性のダニー・マカビー(アダム・サンドラー)は経済的に大成功している美容外科医だ。
しかし20年前冴えない男だった彼は結婚するはずだった女性に結婚式の日に、実は愛されていないことを話しているのを聞いてしまい、結婚式から逃げた。その時に酒場でお酒を飲んでいると綺麗な女性にアプローチされて、そのまま一夜だけの肉体関係を持てたのだった。
それ以来彼は、酒場で結婚していないのに指輪だけをつけて離婚直前の夫婦を演じ、多くの女性と肉体関係を重ね、今に至るのだった。
そんな彼が信頼出来るのは、彼の病院で彼のアシスタントをしている親友のキャサリン・マーフィー(ジェニファー・アニストン)だけだった。
彼女は、ダニーの素行を全て存じており、開業時からのパートナーで、彼女も一度離婚を経験しており、彼女には小学生の娘と息子がいたのだった。
ある日のパーティー。
ダニーは、パーマー・ドッジという完璧なプロボーションと完璧な性格と堅実な仕事をしている最高の女性に巡り会い、そのまま二人は恋に落ちて、海岸で一夜を共にする。
そして二人のこれからを考えて、ダニーは真剣交際を目論むのだが、ダニーのポケットからくせで持っていた指輪が落ちてしまい、ドッジに見られてしまう。
ドッジへの言い訳で、「結婚しているが、もうすぐ離婚する。」と告げるダニー。
それを信じたパーマーだったが、奥さんと会いたいとダニーに迫るのだった。
困り果てたダニーは親友のキャサリンを妻に仕立て上げる。
キャサリンは多額のお金を使い込み、完璧な妻に扮装し、会食をする。全てが上手く行ったかに見えた帰り際、キャサリンがうっかり娘との電話をしてしまうのだった。
それを見たパーマーは、やはり衝撃を受ける。
そして勿論パーマーは、子供達と会う事を望み、キャサリン家を巻き込んだ騒動に発展。
しかし一筋縄では行かない子供達、協力する代わりにハワイ旅行を要求。
そして騒動はハワイに舞台を移すのだった。そこには何故か、ダニーの従兄弟も参上して更に…。
2012年1月19日鑑賞

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指輪感想指輪
2011年に公開されたアダム・サンドラーとジェニファー・アニストン共演のラブコメ。
アメリカで1億ドル越えの大ヒットを見せたが、日本では一切公開の情報やDVD化の情報が来なかったが、2012年の1月に無事にDVD化!!
しかし本作は全米で酷評されていた。
しかし鑑賞に際しては、よくある自分の好きなラブコメ形式だったわけだが、その理由がわからなかったのだが、調べてみたらわかった。
本作は1969年に公開されたアメリカ映画『サボテンの花』のリメイクなのだ。
いや。知らなかった。それで、この程度の内容に収まってしまったらそれはそれで酷評は当然だわ。
映画の品位的な問題でね。
しかし個人的には、こういうテンションの映画がいつだって好きなわけで、アメリカらしい現代文化を盛り込みながら、何故か舞台をハワイに移すという結構酷い展開で、そこに衝撃のニコール・キッドマンの典型的なコメディ映画のバカ女優の登場などもあって、最後は誰もが予測つくハッピーエンド(いやこの映画のラストはかなり変か。)というのが割と好きだったりする。
まぁーそれでもちょっとあれだったけど。
まぁーオレがジェニファー・アニストンが好きというわけで好んで見ていられたというわけでもあります。
原題の『JUST GO WITH IT』は成り行き任せ。の意味でしょうか?
さて映画のシーンを個別に切り込んで行こうと思います。
もうリメイクの時点で設定が、完全に一緒で、冒頭の微妙な酷さが、むしろ際立つというか。
そこから形成外科に来る患者さんのブラックゾーンに達したギャグが交えられたりします。
不細工な筆者にはそんなに笑えなかったりするギャグですが、まぁーこういう映画のルールとでも言えますか。
そのパーティーで超魅力的なヒロインが登場。本当にスタイル抜群で、この映画以降映画に出れるか謎なヒロインです。(本当のヒロインは勿論ジェニファー・アニストン)
それでもアダム・サンドラーみたいなおやじと砂浜で一発決めちゃうんで、違う意味では夢があります。
まぁーそれにしてもこういう映画には珍しく主人公がクソ金持ちっていうのが妙に癪ですね。
その主人公が久しぶりに誠実でいようとしたら、不運というか断罪というか、いないのに妻がいることになってしまい、嘘を突き通すためにジェニファー・アニストンを妻に仕立て上げるというコメディな方向性です。
いや。そもそもどう考えてもジェニファー・アニストンを最初から妻に迎えるべきだろう!!
まぁー二人は親友という設定だったわけですしね。
それで、色々コメディがあった末にハワイに舞台を写し、衝撃のニコール・キッドマンの登場。
これは予測が出来なかったし、むしろ知らなかった。
しかしニコール・キッドマンの役柄が最低な役所でして、彼女自身もかなり体当たりな感じで、しかしやり過ぎていてそこまで笑えなかったりするわけです。(苦笑)
結局アダム・サンドラーもジェニファー・アニストンとの関係をついに考えるようになってしまうわけです。
しかしラストシーンはかなり衝撃な展開になります。
アダム・サンドラーと美人でピチピチな姉ちゃんは結婚をすることになるのですが、それをアダム・サンドラーが拒み、ジェニファーがニコールとお酒を飲んでいる所に座っているという衝撃な展開。
ちなみにアダム・サンドラー側の描写は一切なく、ジェニファー・アニストンとニコール会話後唐突に現れるのです。(苦笑)
このテクニックにはかなり驚きました。
定石の映画では感動的にするべく、アダムの葛藤を描く為に結婚式を断るシーンなどがあったりするのですが、本作ではそこが完全にカット。
この手法は良いのか悪いのか難しい所です。
そして本当の大円団というわけです。
とりあえず言えるのは、この手の映画にいるギャグたんとうのアダムサンドラの従兄弟役の人が、いまいちキャラ立ちできず、子供騙し程度になってしまった所が非常に残念。
もう少し意味があって、笑える役所だったら良かったのですが、キモイ馬鹿になっていた。
でもニコール・キッドマンの登場はやっぱり良かったな。
それでもリメイクでこの内容だったのは、かなりがっかりだな。
また監督が何故かアダム・サンドラーが製作の映画を立て続けに監督。主演も勿論アダム・サンドラー。(笑)前回見た『アダルトボーイズ青春白書』も楽しいけど酷い映画だった。それが好きなら見る価値はあるし、アダム・サンドラーのセンスもそこまで間違いでもないと思う。(笑)
メモ得点メモ
6
それでもそれなりに筆者は好きな映画だったりする。ハワイが舞台だからかな?
こういう恋愛系でハワイが舞台なら『寝取られ男のラブバカンス』がオススメです。
酷評も少なからず納得。
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