★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
2020年アメリカ映画
今年一番の狂った映画
そして最高のハロウィーンコメディ爆誕
製作
アダム・サンドラー
・アダルトボーイズ青春白書
・モール★コップ
・もしも昨日が選べたら
・アダルトボーイズ遊遊白書
キャスト
アダム・サンドラー
・ウォーターボーイ
・リトル★ニッキー
・ウェディング・シンガー
・ビッグ・ダディ
ケヴィン・ジェームズ
・モール★コップ
レイ・リオッタ
・グッドフェローズ
・サムシング・ワイルド
・NARC ナーク
・団塊ボーイズ
ジューン・スキッブ
・ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
・アバウト・シュミット
・イン&アウト
スティーヴ・ブシェミ
・スターリンの葬送狂騒曲
・ゴーストワールド
・ファーゴ
・レザボア・ドッグス
マーヤ・ルドルフ
・ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン
・プールサイド・デイズ
・お家をさがそう
・26世紀青年
ティム・メドウス
・ミーン・ガールズ
・アダルトボーイズ遊遊白書
ノア・シュナップ
・ストレンジャー・シングス
あらすじ
現代の10月後半、アメリカ、
マサチューセッツ州のセイラム。
中規模のお惣菜屋の
肉屋担当のヒュービー(アダム・サンドラー)は
独身で中年で童貞さらに変わった喋り方彼は、
街全体でネタにされており、
子供たちからは毎日嫌がらせで
何かを投げられる日々なのだが、
長年のボーイスカウト経験で
培った卓越した身体能力と精神力で全てをスルー。
相棒の万能水筒を用いて楽しく生活している。
ヒュービーは毎年このハロウィーンの時期に
街の安全を守るべく警察官で高校時代の同級生で
スターだったスティーブ(ケヴィン・ジェームズ)に
協力して自警活動を行なっていた。
ハロウィーン前日、近所の精神病院から患者が脱走。
街は危機に瀕する可能性が出てきた。
そしてヒュービーは急遽隣に
ウォルター(スティーブ・ブシェミ)という老人が
引っ越してきたが、家の扉を釘打ちしたりと
不審な行動をとっている。
そしてハロウィーン当日、
小学生や高校生など仮装を行い、
学校ぐるみでパーティーを
行う中、ヒュービーは警備活動を行うが、
かつての同級生や同僚たちから
嫌がらせを受けるが、
彼にに嫌がらせをする人々が、
謎の驚異的な力で誘拐されていく。
ヒュービーは高校時代から思い人のヴァイオレットと
その養子のトミー(ノア・シュナップ)たちと協力し、
誘拐された人々を救出しようするのだが。。。
2020年10月11日Netflix自宅鑑賞
2020年55本目
アダム・サンドラーの素っ頓狂コメディ!!
Netflix配信でアダム・サンドラー7本目の出演作品
『アンカット・ダイヤモンド』も
海外だとNetflix配信作品だけど、
アメリカではA24配給として劇場公開したのよね。
今回はアダム・サンドラーが
2012年の『俺のムスコ』以来の
強烈変人キャラを演じる爆裂素っ頓狂コメディ
監督は無名だが、
製作脚本をアダム・サンドラー自身が担当し、
本気でおバカコメディを
作りたかったことが伝わる。
愛されるハロウィーン映画の誕生か?!
ハロウィーンの時期、
そして映画の舞台を魔女裁判などの曰く付きの
観光地ともいえる場所を舞台にした作品。
冒頭から精神病院から患者が脱走やら、
曰く付きっぽい隣人の誕生などなど、
多くのモンスターホラームービーを包括しつつも
個性強過ぎなアダム・サンドラー!!
町全体がハロウィーンで大盛り上がりの中、
精神病院も関係ない、超常現象チックな
誘拐事件が発生!!
ハロウィーン要素満載ながらも
ぶっ飛んだヒュービーというキャラクターが
織りなす超パワフルなキャラ映画と
謎だらけの物語展開が、
ぐっちゃぐっちゃで
めちゃめちゃ個性強くて狂ったコメディ映画だった!
脳裏にこびりつくすさまじい個性、これは毎年観たくなるようなパワーあるぜ!
ヒュービーがやばい
アダム・サンドラー演じるヒュービーが
バックボーンは道程とボーイスカウトぐらい
なのだが、謎の驚異的な身体能力、
そして謎の万能水筒が、マジで万能過ぎて、
終始驚きと笑いを提供してくれる。
飲み物入れなのに、
掃除機になったり、望遠鏡になったり、
工具になったりと想像できない展開を披露。
また驚異的な身体能力からのBMX超回避の連続。
そして喋り方がめちゃめちゃやばくて笑えるが、
叫ぶだけでも面白いのもやばい。
いや思考もやばいか。
とりあえず久しぶりに
アダム・サンドラーツボった。
いつも偉そうなおっさんが人生やり直す系
だった気がしたが、これは全然違ったわ。
話の狂い方がやばい
映画として話がめちゃくちゃでやばい。
大筋はハロウィーン期間で起きたトラブルを
ヒュービーが解決するというシンプルな物語だが、
冒頭から謎の嘔吐でびっくりさせ、
そして最序盤の精神病院脱走が、
全く本編のトラブルに関わってこないし、
ホラー要素かと思ったら、
ギャグ要素だったり。
話の腰をヒュービーのギャグで折る感じが、
懐かしき2000年代の傑作コメディ感を彷彿させ、
めちゃめちゃ楽しく鑑賞した。
ギャグぶっこみまくり
ヒュービーが酷いぐらいボケキャラだが、
合間合間にぶっこみまくる。
ヒュービーの母親役でジューン・スキッブが
出演しているが、彼女が出てくるたびに
ド下ネタのTシャツを着衣していて、
素朴なおばあちゃんとは思えない
性欲アピールが本当に酷くて笑える。
また冒頭のゲロも酷いが、
この自転車回避が鉄板されてて、
合間合間で催され、
そんなものまで投げるのかよ!と
回避できちゃうのかよ!!と
突っ込みながら楽しく鑑賞してしてしまった。
スティーブ・ブシェミの酷い役柄や
懐かしのロブ・シュナイダーや
無駄なレイ・リオッタなどなど。
『アダルトボーイズ』の悪ノリが健在して
最高に酷くて面白い。
ちなみに感想書くために流し見しているけど
やっぱり面白い。
日本人には面白さがわからない?
本作大好きですが、
日本の映画レビューサイトのフィルマークスなどでは
比較的酷評でした。
日本人の笑いのセンス的には、
あまりにも一方的なナンセンスギャグの応酬で
楽しめないのかもしれない。
アメリカコメディは自分でツッコミ入れながら
見る映画だから。
日本の映画鑑賞のスタイルとして、
黙ってふむふむ思いながら真剣に見る人では、
ギャグの応酬を理解するところからなので、
瞬発力が足りないと思う。
また漫才文化がある日本としては、
相方がギャグを解説して笑いを共感するので、
るアメリカ的な五感でギャグを感じる必要のある
笑いはやはり理解しづらいか???
映画的文学カタルシス視点で得点をつけることが
むしろコメディで自分的には嘲笑。
しかし「笑い」は趣味ともいえるから、
趣味を価値観で否定することは
やはりナンセンスだよね。
ウィルがイケメン過ぎる
『ストレンジャー・シングス』にてウィル役の
ノア・シュナップが出演。
シーズン3にてその発育の良さに
過去の面影がなさ過ぎてびっくりしたが、
変な髪型で隠されていたが、
今作でスーパーな美形イケメンへの本性を発揮。
いや子役って育つと微妙になりがち(ハリポタ)
なのにあれはなかなかやばい。
肉体改造も施せばクリヘム級になりそうだが。
ちょっと甘いマスク過ぎて汚い役できないだろうなぁ。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8/10
・映像のアプローチ 7.6/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 9/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 9/10
82点
オチのほのぼの感最高か。
キャメロン・ボイスとは誰だったのか?
本来ヒュービーへのいじめっ子役の
マイクを演じる予定だったキャメロン・ボイス。
彼はアダム・サンドラーの大ヒット映画
『アダルトボーイズ青春白書』にて
アダム・サンドラーの子供役でした。
ディズニーチャンネル系の俳優でしたが、
出世作は『アダルトボーイズ青春白書』で、
続編でも続投し、今作で久しぶりの共演と
なったのですが、撮影中に
持病のてんかんの発作により逝去。
結果代役をディズニーチャンネルの同期で、
親友のカラン・ブラルが代役としてマイクを演じた。
そういった経緯は一切ないが、
幼少期からキャメロン・ボイスを知っていた
アダム・サンドラーとしては、
とてもショックだったのかなぁと思いました。
レンタル
通販
アダム・サンドラーのこと
『アンカット・ダイヤモンド』も含めて、
正直俳優として見直した!!
抜群の相性だったのか?
毎年彼の新作がNetflixにやってくる!