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【海外ドラマ】マンダロリアン シーズン1【感想】

マンダロリアン

製作

2019年アメリカ海外ドラマ

製作総指揮

ジョン・ファヴロー
アベンジャーズ/エンドゲーム
アベンジャーズ
・アイアンマン

出演

ペドロ・パスカル
ゲーム・オブ・スローンズ
・キングスマン: ゴールデン・サークル
イコライザー2
・グレートウォール

カール・ウェザース
・プレデター
・ロッキー
・ロッキー3
・俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル

ジーナ・カラーノ
エージェント・マロリー
ワイルド・スピード EURO MISSION
デッドプール
・ブラッド & ボーン 真拳闘魂

ニック・ノルティ
ウォーリアー
・白い刻印
・サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方
・48時間

ジャンカルロ・エスポジート
ブレイキング・バッド
・ベター・コール・ソウル
・メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮
ユージュアル・サスペクツ

ミン・ナ
・エージェント・オブ・シールド

あらすじ

『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から5年の月日が流れた世界。
マンダロリアンの賞金稼ぎの通称マンドー(ペドロ・パスカル)は、経験豊富な一匹狼。
ドロイドを信用しない彼が信じるのはこれまでの経験と武器だ。
集金稼ぎギルドに属する彼は、ギルドのリーダーのグリーフ・カルガ(カール・ウェザース)から
特別な依頼を受ける。
前金でしかもマンダロリアンたちの装甲となるベスカー鋼をもらい依頼を受ける。
辺境の惑星に赴いたマンドーは、地元民のクイール(ニック・ノルティ)の協力を得、
ターゲットがいる拠点へと辿り着く。
しかしそこに傭兵ギルドに属するドロイドのIG-11が現れ、襲撃を始める。
彼と協力して用心棒達を殺害することに成功。
ついにターゲットにたどり着いた彼ら。
しかし50歳と聞いてたターゲットはまだ赤ちゃんで得体の知れない緑色の生物だった。
マンドーは幼少時に住んでいる星を帝国軍に襲撃され、両親を失った。
そんな彼を救ったのはマンダロリアンの戦士達だった。
それ以来マンダロリアンとして生きることを決めたマンドーは、
その赤ちゃんに自分の過去を投影してしまった。
彼を生きて依頼主に届けようとするマンドーに対して、IG-11は彼を殺そうとした。
マンドーは咄嗟にIG-11を破壊してしまい、赤ちゃんことザ・チャイルドを依頼主に
届けようとする。

しかし宇宙船で帰ろうとしたマンドーは、宇宙船のパーツを地元のジャワに奪われていた!
彼らから取り戻そうとするが失敗。
再度地元民クイールの協力を得てジャワと交渉に成功。
巨大なサイと戦うことになったマンドーは、死にそうになるところを
ザ・チャイルドの超能力に救われる。
ザ・チャイルドに備わる不思議な力や自分と同じ境遇、
そして人懐っこい彼との時間にいつしか愛しさを感じ始めたマンドーは、
強い葛藤を抱えながらも星に帰り依頼主にザ・チャイルドを渡す。

ボロボロになったアーマーを報酬のベスカー鋼でリニューアルしたマンドーは、
また新しい依頼を受けて、違う星へ向かおうとするが、
宇宙船のレバーの持ち手が外れていることに気づき、
ザ・チャイルドとの日々や彼の今後の暗い人生を思い、
依頼主のアジトへと向かうのだった。。。

2020年3月21日ディズニーデラックス自宅鑑賞完了



ついに私もディズニーデラックスに入会

いつかはしようと思っていたディズニーデラックスへの入会。
NetflixもAmazonプライムもある状況で、
しかもソフトバンクユーザーなのに。。。
さらに定額サービスに入会するのって。。。と躊躇しておりましたが、
コロナウイルスによる映画館休止と新作延期の煽りを受けて、
一気見してやるぞぉ!!と入会して2日で鑑賞完了してしまいました。
いやはや、MCUの生みの親のジョン・ファヴローは、やっぱりすげぇなぁー。。

MCUとクローン・ウォーズのクリエイターが贈る至高のSW体験

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6年間つづいたスピンオフアニメ『クローン・ウォーズ』の監督デイヴ・フィローニと
MCUの始祖『アイアンマン』そして『アベンジャーズ』を監督し
シリーズの礎を生み出したジョン・ファヴァローが協力し、
まさかのスター・ウォーズシリーズの人気キャラのボバフェット、ジャンゴフェットが
かつて所属していた集団マンダロリアンの出身で異端児の1人が、
ヨーダの種族の赤ちゃんと出会い子連れ狼状態でスター・ウォーズゆかりの地を旅しながらも、
強大な帝国の残党とのいざこざに巻き込まれてしまうという最高過ぎる物語がありながらも、
ディズニープラスのオリジナルドラマシリーズの威信をかけてか、
4Kの最高画質で、さらにイメージボードそのままとしか思えない最高の構図を山ほど盛り込んで、
あれ?『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で俺もう『スター・ウォーズ』
オワコンかな?とか思ってたのに、なにこのエクステンデッド・ユニバース。

あれこれワーナーが大失敗したことサラッとやり遂げてるんだけど、
あれスター・ウォーズってこんなに最高にワクワクしたっけ??
あれれれれれれーーー。
と掌返し甚だしいですが、
最高でしたマンダロリアン。

またマンダロリアンの中身はゲースロで最高にかっこいいー槍捌きを披露した
オベリンことペドロ・パスカル。
特徴的なしゃがれ声。
『キングスマン: ゴールデン・サークル』では縄捌きも披露。
劇渋ポジションがマンドーの中とか最高すぎる。

キャスリーン・ケネディじゃないSWの未来はデイヴ・フィローニが導く

テレビシリーズを6年間やり抜いた挙句、
そのあとも『スター・ウォーズ 反乱者たち』を4年
『スター・ウォーズ レジスタンス』を1年、さらにはまさかの最終シーズンとして
『クローン・ウォーズ』を2020年から再開という有終の美を飾りまくってるデイヴ・フィローニ。
今作で実写作品の監督が全部キレッキレなんだからやばい。
また映画監督のリック・ファミュイワ、俳優のブライス・ダラス・ハワードも初監督。
そしてMCUでのコネクションを活かしてか、
作中の声優だけに止まらず最終話の監督をタイカ・ワイティティを担当などなど、
確実にメガコンテンツであるMCUのファン層を確実に取り込むような配慮もされている。
さらには、第1話〜4話という7と最終話をジョン・ファヴァローが脚本。
作中の明確な本筋を凄腕の監督が担当していて起承転結がばっちり!
見易さもやばいし、一気見もしやすい。
恥ずかしながら2020年ダントツに興奮。
感想を書く上で2周目開始したが、それも最高!

そうだよおれ。スター・ウォーズ見て育ったんだよ。
ディズニーランドのスターツアーズでまさかのC3-POとR2-D2が動いているのを見て、
超超超感動したんだよ!!とあの時の興奮よみがる。
とりあえずマンドーのフィギュア欲しいよ。
でもフル装備マンドーは9月ごろだったり来年なんだヨォ!!

以下各エピソードメモ

チャプター1:マンダロリアン

冒頭のドロイドは嫌だ!発現と謎の笛を吹いてタクシーを呼ぶシステムから唖然。
まぁまずはマンダロリアンのディテールのファーストインプレッションの最高っぷり。
今までボバフェットとジャンゴフェットのデザインの共通のデザインとしか思っていなかったが、
これがマンダロリアンという集団の装束であり文化であることに衝撃を受ける。
※『クローン・ウォーズ』では既に描かれていた設定だと調べてみて知る。
 そういった要素が実はいくつも散りばめられていて、
 その部分を2周目や3周目で回収していく楽しさがあるんだよな。。
また基本的無口なマンドーが最高で、
それでいてサイレント映画的で絵に集中できるし、
イメージボードそのままの構図を彷彿させられるし、
美麗な映像にも感動。
これがテレビドラマライクでつづくって凄すぎ。
また小ネタも随所に盛り込まれて、
1話では『帝国の逆襲』のギミックやキャラが多数。
カーボーン冷凍も登場!
そして謎の優しいおじいちゃんとの乗馬。
またIG-11なるドロイド賞金稼ぎのノールックノンストップ射撃という、

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異形っぷりに興奮!!こういう異形感がスペースオペラのカタルシス高めるし、
流石の無口侍系のマンドーもぶっ飛んだ思考のIG−11には人間味出してくる。
また初めてみたIG-11のウルトラセブンの宇宙人みたいなデザインかと思いきや、
『帝国の逆襲』でボバフェットの仲間に似た形状のがいたり、
『クローン・ウォーズ』の劇場版でジャバの叔父の部下で登場していた。
しかし動くとめちゃめちゃおもしれぇな。しかも声優がタイカ監督で笑える。
ザ・チャイルドことベイビー・ヨーダという最高のエッセンスも出てきて、
一気にスター・ウォーズ愛が覚醒。そのディテールもさることながら、
映画的なエンドカットでの『E.T.』の再現という胸熱展開。
市場で焼かれる生物がやべぇ。

チャプター2:ザ・チャイルド

拾ったザ・チャイルドの驚異の力が垣間見れてフォースを実感する回。

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レイ同様、生命能力を扱えるほどの力を持ってるベイビー・ヨーダ。
念動力も備えている。
でも50歳で赤ちゃん。
ヨーダは800歳ぐらいで死去したけど、50歳で2歳ぐらいの感じなのかな?
とりあえずはマンダロリアンの寿命までは、子供のままな気もする。
しかしフォースの覚醒の時期には少年体ぐらいになっているはずなのか?

またジャワが出てきたのでタトゥーインが舞台かと思いきや実は違う惑星。
タトゥーイン以外の惑星でもジャワがいるという新設定。
あとクイールさんも『帝国の逆襲』に出てたんだよな。すご。

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マンダロリアンにとって、武器は“宗教”だ

という名言をいただく。
謎の宇宙船修理シーンが『アイアンマン』のアーマー製作シーンを彷彿。
とことんいい人なクイールさんに現実味のなさんと物語という偶像の優しさを再認識。
優しい世界愛しい。

チャプター3:罪

神回。
ボロボロになったマンドーが、アーマーを新調しテカテカに。
今後ピカピカのアーマーが光を反射させたり映り込ませたりと
映像ガジェットとして大活躍。
4Kの力を感じる。

エピソードとしても激アツで、寡黙なマンドーがルールを破る胸熱。

我らの道

また序盤ででくるマンダロリアンたちとのぶつかり合いでの我らの道という言葉で、
おさまるのも最高だし、アーマー製作シーンも最高。
最後の大規模な銃撃戦が最高だし、重火器装備のマンダロリアンがかっこいいので、
フィギュア欲しい。
そしてそいつの中身がジョン・ファヴァローというクソ美味しいし、
空飛んでマンドーに挨拶するシーンが完全にアイアンマンの飛行スタイルと一緒だったので、
ファヴァローのアイアンマンっぷりというメタ的な面白さも最高。
全体的に西部劇というかガンマンとしてのマンドーが本当にクール。
銀河という荒野を子連れで旅する寡黙な男マンドー最高。

また音楽が終始最高。
尺八のような笛の音、
そして徐々に盛り上がっていく感じの中、唐突に『ロッキー』のテーマのようになるのがアツい。
ちなみに音楽は『クリード』の人がやってるので『ロッキー』がらみはあると思う。

チャプター4:楽園

ブライス・ダラス・ハワードが監督したエピソード。
イメージボード的な絵作りは乏しくなって、
ドラマ感は強いが、『七人の侍』をオマージュした地元農民救助回。
新キャラで元共和国のショック・トルーパーだった女性のキャラが登場。
映像のキレは少なくなったがAT-STも登場してユニバースの拡張と箸休めとしては良。
マンドーとチャイルドの旅のロジックが強く結ばれる。

チャプター5:ガンファイター

サブエピソード。
タトゥーインが登場。
めっちゃ廃れてる。
マンドーが先輩賞金稼ぎとしてのスキルを披露。
幾重もの修羅場を超えた彼の熟練のスキルが垣間見られる。
映像はそこまでキレはないが、砂漠がいい。
スターウォーズの小道具を楽しめる。

チャプター6:囚人

サブエピソード。
『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』回(笑)

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スペースオペラの吟時。
マンドーがやはり実力派だということを実感できる回。
でも意外と泥臭い系で、窮地に陥いりまくり系の心労絶えない系だった。
『ジョン・ウィック』やトム・クルーズと一緒で熱い。
ちなみにここまでずっとザ・チャイルドは可愛い。

チャプター7:罰

シーズンフィナーレに向けたまとめ回で盛り上がり絶頂。
チャプター3で脱出した拠点に帰ってくるが、
そこは依頼主だった残党帝国軍に占拠されて変わり果ててしまった。

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これまでの旅で信頼のおける存在のキャラとクイールをスカウト、
クイールはまさかのIG-11をナースドロイドに改造という、
可愛いエピソードが面白い。

そしてアポロと合流して、ムスタファーを彷彿させる溶岩川がまたSWの情熱を感じる。

いろいろあってベイビー・ヨーダという奇跡の存在を実感した一行は、
これを帝国側の人間に渡してはいけないと実感し協力することを決める、
最終エピソードに向けた各キャラクターの意思決定のロジックを短時間で描いて見事。

ついに現れるシーズン1のラスボス

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部下である依頼主をあっさり殺害して、チームマンドーを脅すやばさ。
その正体は『ブレイキングバッド』でも麻薬組織を暗躍していた唐揚げ屋のオーナーだった。

テレビドラマシリーズでは滅多に味わえないトルーパーがずらりと現れる構図もいいし、
そこに専用タイファイターで現れて、ダースベイダー調の鎧を着ている点もあつい。

また悲しい展開も最後にはあり、絶望感MAXの中、最終話のバトンはタイカ監督に渡される。

チャプター8:贖罪

シーズン1最終話。
前回での悲しい展開で、絶体絶命の中、ある人物が大活躍。
そこまでの道程はスケッチのようなショートコントが繰り広げられるのはタイカ監督らしい。

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そこから一気に、大掛かりな爆発が交わる銃撃戦に発展するのハリウッド映画の経験を活かせる
タイカ監督の実力を実感。

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また『ローグワン』で登場したデス・トルーパーなども登場して、SWの小ネタは健在。
さらに黒幕だったチキンのおじさんことモフは、
ここまで謎だったマンドーのことを本名ディン・ジャリンと呼んだり、
冷静に急所を撃ち抜いてきたりと、恐ろしいほどの凄みを出してくる。
さすがジャンカルロ・エスポジートさんだ。
絶体絶命の中、ベイビー・ヨーダのフォース力を垣間見たり、
まさかのディンの素顔が拝めて、普通のおじさんができたりとサプライズだらけの中、
味わい深いIG-11の顛末や、
ネタに近かったジェットパックの伏線も回収し、
見事に大団円を迎える。
シーズン2のキーワードになるクラン・オブ・ツー。
2人の種族は、マンダロリアンの教義の中でディンとチャイルドは親子になり、
チャイルドを安全な地に導く旅が幕を開ける。

しかしエピローグでは、倒したモフがダーククリスタルで作成した悪のマンダロリアンのリーダーが
所持していたライトセイバーを所持していることが発覚。
これはアニメ『クローン・ウォーズ』で描かれていた。
このライトセイバーはいつ入手したのか?いくつもの伏線を残したが、
シーズン2では過去を掘り下げることになるのかもしれない。

総評

とりあえずめちゃくちゃフィギュア欲しい。
1話45分から32分というのもめちゃめちゃみやすかったし
全8話ってのもめっちゃみやすいし、2周目も全然苦じゃない。
音楽も印象的だし、同じ旋律を違う楽器でささやくように演奏したのを流す手法で刷り込まれる。
『ロード・オブ・ザ・リング』でやってた手法???
マンダロリアンの教義、我らの道、などなど
ミステリアスな文化がこういったスペースオペラと相性抜群。
どんどん広がっていくスター・ウォーズの世界と文化。
これこそ自分の求めていたガンダムやMCUに近い、世界の拡張だ!!

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