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△赤い影 2011年度24本目△ (再アップ)

「なんだこの映画!?いったいどうなるんだ!?もしやこれあれなのでは!?と思っていたら!!??」

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-赤い影

ユニオンジャック1973年イギリス、イタリア共同制作イタリア
予告

赤STORY赤
イギリスに住むバクスター夫妻はある日、娘を失ってしまう。
月日が経ち、悲しみが癒えぬまま二人は夫のジョンの仕事の為にイタリアのベニスに行くのだった。
そこで妻のローラはある老姉妹にあう。その姉妹の妹は盲目だが、強い霊感があり妻に娘との交信をしてみせるのだった。それ以来ローラはその老姉妹に惹かれていく。そして老姉妹は、ベニスから去ることをローラに提案する。
ジョンは不審がるが、ジョンにも少しだけ霊感があるのだが…。
そんな中ベニスでは連続殺人事件が起きていて治安は悪いのだった。
そんな中はジョンは亡き娘の面影のような赤いレインコートを着た人影を夜な夜な目撃するようになる。それをジョンは亡き娘と重ね合わせた彼は…。
2011年5月17日鑑賞
赤感想赤
彼女が見たいと言うので、鑑賞しました。
特に予備知識も無く、そこまで有名じゃないと思うんですが。
主演には、24のキーファー・サザーランドのお父さんのドナルド・サザーランドが出ています。
まぁーそんなことは本当にどうでも良い事なんでしょうけど。
鑑賞経緯は、映画評論家の町山さんが紹介したとかで、凄い内容らしいというので、彼女と一緒に見たというわけです。
確かに本作は、違う意味で凄いです。
なんていうか、先が全く読めないのです。違う意味で。
本作は序盤にすっごい色んなジャンルの映画になりうる選択肢をふんだんに出すんですよ。
もう見ている最中は、「きっとここからシックスセンス的展開になって!!」とか「いやきっとこれはエクソシスト的な展開になってあいつが実は悪魔に取り付かれて!!」だとか「いやそもそも主人公はもう既に死んでいて…」なんていう憶測がふんだんに立てられる程、分かりづらい何かを醸し出すのです。
しかも編集も独特で、エロいシーンなのに交互に違うシーンを織り交ぜるからモンタージュ理論により違う印象を持たされてしまい本当によくわからないのです。
それがわくわくして面白いと思えたのですが、中盤から一気に普通の映画になるのです。
ん??
最初の方の憶測はなんだったのか、急激に普通の映画に戻り、特に困惑もないまま、ラストシーンへ。
え!?
正直一度見ても何もよくわからない。
いやまぁーなんかわかるんだけどね。
自分の想定していた展開の方がずっと面白いのに、大して面白くないラストシーンに選択されて、とても拍子抜け。
なんで?(笑)
メモ得点メモ
6
ただ本作のあの独特の混乱描写は多くの映画監督に影響を与えているらしい。
まぁー普通の映画です。

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