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◎【86点】フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊【解説 考察:短編こそ監督の集大成か?】◎

何も知らないで見ると置いてけぼり

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2021年アメリカ映画

ウェス・アンダーソンの集大成何度見てもすごい

監督

ウェス・アンダーソン
・犬ヶ島
ファンタスティック Mr.FOX
・ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
グランド・ブダペスト・ホテル

キャスト

キャスト一覧
ビル・マーレイ
・ロスト・イン・トランスレーション
天才マックスの世界
ムーンライズ・キングダム
・ライフ・アクアティック

オーウェン・ウィルソン
・ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
・アンソニーのハッピー・モーテル
・ウェディング・クラッシャーズ
・スタスキー&ハッチ

ティルダ・スウィントン
・サスペリア
少年は残酷な弓を射る
・オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
スノーピアサー

ベニチオ・デル・トロ
ボーダーライン
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
・トラフィック
ユージュアル・サスペクツ

レア・セドゥ
アデル、ブルーは熱い色
007 スペクター
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
ミッドナイト・イン・パリ

エイドリアン・ブロディ
戦場のピアニスト
グランド・ブダペスト・ホテル
・デタッチメント 優しい無関心
ミッドナイト・イン・パリ

フランシス・マクドーマンド
・ファーゴ
・あの頃ペニー・レインと
・スリー・ビルボード
ムーンライズ・キングダム

ティモシー・シャラメ
・君の名前で僕を呼んで
・ビューティフル・ボーイ
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
・レディ・バード

ジェフリー・ライト
THE BATMAN-ザ・バットマン-
・シャフト
・ブロークン・フラワーズ
ハンガー・ゲーム2

エドワード・ノートン
・マザーレス・ブルックリン
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
・真実の行方
・僕たちのアナ・バナナ

マチュー・アマルリック
潜水服は蝶の夢を見る
グランド・ブダペスト・ホテル
・007 慰めの報酬
・ミュンヘン

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
フランスの架空の街
アンニュイ=シュール=ブラゼ。

アメリカ中西部のカンザンスの新聞は
別冊としてフランスに編集部がある。

そこでは編集長のハウイッツァー
(ビル・マーレイ)が記者を抜擢し
選りすぐった記事のみが載る。
廃刊危機に瀕しても原稿料の値下げは
絶対しない。

そんな彼が心筋梗塞で亡くなってしまう。
彼の遺言でこの雑誌は
廃刊することになった。

最終号にて
彼の訃報が書かれる。

そして最終号の雑誌の記事が
描かれる。

最初は編集部のある街のルポ。
アンニュイ=シュール=ブラゼ
記事を書くのはサゼラック
(オーウェン・ウィルソン)。

続いては芸術の記事。
ある殺人鬼囚人のローゼンターラー
(ベニチオ・デル・トロ)。
彼は高等な芸術教育を受けていた。

彼は刑務所に入って
看守のシモーヌ(レア・セドゥ)に出会い
再び芸術の道に進んだ。
服役中の美術商のカダージオ
(エイドリアン・ブロディ)は
ローゼンターラーの才能に感銘を受け
彼の作品を売り出し一儲けを画策する。

クレメンツ
(フランシス・マクドーマンド)は
フランスのある学生運動について
記事を書いた。
チェス革命。
その中心人物のゼフィレッリ
(ティモシー・シャラメ)に纏わる記事だ。

フードジャーナリストのライト
(ジェフリー・ライト)は彼の知る
一番有名なエピソードを寄稿する。
それはとある島の警察署の料理人に
纏わる警察署長の息子の誘拐事件だ。

そして最終的ページ。
それは編集長の追悼記事だ。

2022年3月19日Disney+自宅鑑賞
2022年13本目



オムニバスと言う名の集大成

劇場で見たかったけどもコロナ怖くて
見れんかった映画
『フレンチ・ディスパッチ』が
Disney+で配信されたので鑑賞しました。

今作のこと何も知らなかったけども
鑑賞してびっくり。

オムニバス映画やん

チャプターを意識して話を進めていく
個性的な映画を作る監督だったけども
まさかのチャプターごとに
主人公も中身も違う短編が
まとまった作品だとは思わなかった。

このまとめ方も別冊誌という
趣味に傾倒したような
コアな文章を扱った
人生から逸れた一つの事実を取りまとめる
絶妙なコンセプトがまたまた面白いし
監督のビジョンと結びついてて
本当にすごいなぁと思うのでした。

しかし何も知らなくて見ると

え?ストーリー無いの??

と驚いてしまった。
しかもまとめ方も難しくて

まじで知的過ぎる

his0809
マジで知的過ぎ

ザ・ニューヨーカーを題材にした作品

ということらしい。
知らんかったが。

クソオシャ映画の原点からの
映画作品製作なのか?
と思ったりもする。

そして特異なのが
この映画の舞台がフランス。
記者は全員英語
主要キャストは英語を話すという
なんとも異色な世界観。

監督へのフランスへの憧れた
アメリカ人という愚かさを
映画は脱出することせずに
あくまでもアメリカ映画として
フランスのモチーフに憧れてしまった
少年の気持ちを忘れていない
ということを想像してしまった。

街、芸術、社会、そして料理、
おしゃれで高価な洋服が紹介されている
分厚く雑誌のようなものか??
ゴシップがないあたり
オシャンティが過ぎる。

消えゆく雑誌文化というものへの
悲しみと愛着を
彼の持ち前の技術力とコネクションで
全力で作品にしているのが本当すっご。

更にこのテーマを短編にして
着想なしでやるのだから
本当に監督すごぉと思う。

凝りすぎてポッカん。難しい

映画IQでも試されているような

そんな気持ちになってしまうぐらい
圧倒的な監督の個性的な技術を感じる。

なんせカラーとモノクロが入り混じるし
お決まりの正面棒たちの
立体感のない写真のような
素晴らしいショットがほわーーと
流れたら
随所に散りばめられた
奥ゆかしいキッシュな小道具たちが
目の前にバーーと繰り広げられる。

それが全く意味合いと登場人物の
違う短編で描かれてて
何も知らないと置いてけぼり。

最初はわずか5分程度。
そっからは30分が3本で
最後はエピローグか?

今までの作風のオマージュの
演出もあったりで
ファンの心をくすぐるのをやめない。

豪華過ぎるキャストが端役をしっかり
演じてるのも憎い。

his
わけわかんなくて2回見たけど。ただただ圧倒されて何度でも見れるけども
それでもこの映画が何なのか?もうわけわからん。

雑誌文化というものを体現した
監督の情念は
頭で理解するものではなく
心で感じるものだったのか?

それなら自分はしっかりこの映画を
感じれたからよかったのかもしれない。

レア・セドゥ美しい

冒頭からヘアヌードを披露して
とてもびっくりした。

裸体そのもの。
アート分野ということで
成人指定とかにならないが
まさかここまで大胆に披露するとは
しかもとても美しかった。

彼女もまた作品のようであった。

すっご。

そこでその手法か!

いや終盤に唐突にアニメが出てきて
びっくりした。
監督の作品にしては
ド派手な展開だったけども
そこはアニメになるのかよ!と思った。
てっきり集大成的に人形劇とかくるか?
と思ったけども。

本当に複数の要素が絡み
キャスト陣も端役含めて
監督作で大活躍した方々が
短い時間にすっごい濃いキャラを
演じていて

集大成を味わった気分です

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8.6/10
・映像のアプローチ 9.9/10
・映画の美術面 9/10
・キャラクターの魅力 8.3/10
・音楽 8/10
・上映時間と個人的趣味 7.5/10

86点

個人的には鑑賞難易度高めな気がした。
しかしハマってしまえば癖になるほど
面白く奥ゆかしい。
おすすめはしづらいな。

レンタル

通販

his0809
3日に1回更新を予定してます。また来てください!

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