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△SP 革命篇 2011年度97本目△

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-SP革命篇

日本2011年日本制作日本
SPあらすじSP
日本の政治の中心の永田町の国会議事堂で、警察のSPの人たちが内閣不信任案の為に集まった議員もろともを拘束した。その中心人物は第4課のリーダーの尾形(堤真一)だった。
その国会議事堂内に任務のために偶然いた4課の人たちは、この事件を解決する為に奮闘する。
そして尾形たちは、内閣の中心人物を1人ずつを対象にテレビ中継をさせて、汚職などを暴き弾劾を行い始めた。
2011年11月7日鑑賞
SP感想SP
日本のTVドラマの映画化。二部作の2作目にあたり、本作が『SP』というドラマの完結編である。
ちなみに筆者は完結編だけの鑑賞で知識一切ない状態で見た。
描かれていることは、偉い事だと思う。でも別にそれが面白いとは言えないと思う。
SPである尾形たちが、国会議事堂という日本という国の中枢を麻痺させる凄い大胆な内容。ハリウッド映画でも90年代はそういうことあったけど最近は見ない。テロとかそういう背景があるからだろう。
そういう内容をテレビドラマの延長線上に作ったということは少なからず真剣に日本政府の政治に怒りがあっての思いが必ずあったと思う。この映画を見て観客は特に若い世代は何を感じるのだろうか?
一応エンターテイメントとして配給もテレビ局も制作したと思うのだろうけど、そのエンターテイメント部分がいまいち面白くないのが本作のダメな所であるのは、近年のテレビ局映画を追いかけていれば、自ずと分かるとこである。
なかなか上手い語り口が見つからないが、日本のテレビドラマの延長線上にしては確かに頑張っているし、大胆不敵な映画だった。レンタルでも人気作だし、現在の日本の政府の異常っぷりも相まって、日本政府にいらだちを募らせるのが深層意識にあればなかなか面白い。
ただ「国会議事堂占拠」以降の本作はかなり中だるみしていると思う。映画的に終わっている。
国会議事堂を占拠した背景には、内閣の重鎮たちの汚職を暴くという、正義とも悪とも言えない行いを延々と繰り返すのみで、見ている側はむしろ「それこの世の中じゃ常識じゃね?」というあまりテンションが上がらない展開になってしまっている。また占拠側の悪役たちが顔晒しまくりというちょっとおかしな構図でして、犯罪者としてはプロではないし、きっとこんなことしても政府は何も変わらないと思うわけでして、志だけでもよしとしたい。
そこで、事件の解決策としている主人公である岡田准一。『野望篇』さえ見ていない筆者は、「主人公最強説」のみ念頭にあるわけで、内情とかも知らないだめっぷり。しかしインターネットで検索したところ「本作は尾形の物語である」と聞き「野望篇は岡田の話」であるとあったので、そういう所はつっこまないでおきたい。
とまぁー岡田がいた理由が尾形の「オレを止めてくれ願望」なわけで自分はそういうの嫌いじゃないけど。
そもそも護衛がテロを行うという設定ってどうなの?
きっと念頭には「日本ではSPは最強」なる概念があるんだろう。まぁー日本映画界の体たらくぶりを見れば、SPが最強でも違和感はないが、その人たちが秀才だからって政府を瓦解させようなんて思ったり、それだけで日本の政治をぶっつぶすとか正直良いの?
ちょっと視野が狭かったような気がするけど、ネタ切れの最後の結末としてはなかなか効果的な悪あがきだったと思われる。
そういうわけで、岡田くんが頑張って敵をなぎ倒すわけですが。燃えポイントとしては普通のおっさんが強いというカンフー映画の変なおっさんが凄い動きをすると似たような面白さが少しだけ味わえますが、いかんせんいくら殴られても両者負傷しないというおまけ付き。事前に『孫文の義士団』なんかを見てしまうと鼻で笑えるアクションです。
意外と不明確なラスト
上映時間2時間もあって、結構ゆったりとして長ったらしい微妙な映画ですが志は良いと思いますが、いかんせんラストがおざなり。まぁーテレビドラマも野望篇も見なかった筆者が悪いけど、もう少し明確さが欲しかった。
あと内容的にも結局尾形の内面に踏み込んだ「復讐」の話であるけど、いまいち残忍さが足りず、終盤はテロ行為自体が肩すかしに鳴る為に、エンターテイメント的にはもう少しストイックであるべきだったのでは?
メモ得点メモ
6
見る価値は多分ない。だがテレビ局映画にしては頑張った方向性だったと思う。決して面白い映画ではないが。

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