「シリーズのルール崩壊!」
前シーズンの感想はこちらからー。
バーン・ノーティスの展開もだいたい固定されてきて、少しマンネリ気味だが、キャラクターが非常に魅力的なので、あんま気にならない。
だいたい依頼人がくる潜入する、頑張る、計画あとちょっとで成功、え?、まさかの自体で依頼人が敵になったり敵が増えたりする。機転を効かせて乗り気り、本題の解雇したやつの真相を追うの繰り返し。でも楽しい。
ついに最大の敵の登場!そしてマイケルの恩師も登場!
ついに前シーズンでマイケルを解雇させた張本人と思われる最大の敵が登場し、中盤まで彼との戦いが描かれる。
恒例の完結型ミッションとしてマイケルの恩師と協力するミッションなどもこなす。
また前シーズンで自首したフィオナは、刑務所で戦うという『プリズンブレイク』の要素も盛り込まれている。
のだが、中盤で、まさかの最大の敵が…。
そこで、異例のキャストが…になり。
最早誰が…するかもわからなくなり、シリーズのルールが崩壊した。てかよくここまでルールを存続したよ。
挙げ句にマイケルの恩師も…だったわけで、更に異例のマイケルが悪事を犯すという、なんだか救いの無い展開になってしまう。
中盤以降はいつもと違う1話完結型のルーティンからマイケルの逃亡物語に変更させられて、シリーズファンとしては、あまり楽しめなかった。特にキャラクターの負傷がどのシーズンよりも顕著だし、マイケルが正義の味方じゃなくなったので、見る側の価値観で、批判的に見えてしまう。
ルーティンのあの爽快感が欠如されて、長い戦いに付き合う感じが疲労感を催す。
だが、終盤の盛り返しは相変わらずで、いつもと同じ感じで終わるのだが、シリーズの固定ルールを完全に崩壊させたので、終焉は近いなーって思ったらシーズン7で終了が決定。
現在全米で放送中のシーズン7で最後のようです…。
まぁーこれだけ長く、ルールを壊さずに、メンバーを全く変えずによくやったと思うし、途中のシーズンで増えたジェシーもすごい良いキャラクターだし普通に面白かった。
こんなに良い感じの海外ドラマは久しぶりで、キャストと制作者の愛を感じたし、シリーズ終了は見ている側も、これ以上の延命は蛇足だと思う。最大の敵も倒したのにまだやるか?って感じだし、本当に英断。なんか再放送とかどっかやってくれないかな。もちろん字幕版でね。
来シーズンも楽しみだ。これで締めくくれるのだから嬉しい。
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