Multiplex広告:記事は下部から

◯【74点】『トップをねらえ!』OVA前編【解説 考察 :スポ根ロボットアニメがエモい!】◯

トップをねらえOVA

製作

1988年~89年日本のOVA

ロボットアニメ好きなので一気見するには良い機会!

監督

庵野秀明
シン・ゴジラ
・新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

あらすじ

21世紀初頭の日本。
人類は宇宙進出を始め、外宇宙へ旅立つため、
超光速宇宙戦艦を開発。
2015年11.4光年先の白鳥座宙域にて、
人類初の超光速宇宙戦艦「るくしおん」艦隊は
謎の生物体の宇宙怪獣の襲撃に遭い壊滅。
一部の生き残りのみ地球帰還に成功した。

2021年日本。
るくしおん艦長の娘のタカヤ・ノリコは15歳は、
進路を父が行方不明になった宇宙へ行くため、
宇宙パイロット養成学校に決める。
沖縄にある沖縄女子宇宙高等学校に進学した。
しかしロボット操縦がうまくできないのであった。

そんな中、新任した講師オオタは、
ノリコが父親譲りの才能があることを見抜き、
彼女に特別指導を行うことを決める。

元来根性と運動センスのある彼女は、
オオタの特別指導のおかげでロボット操縦が
みるみるうちに上達するのだが、
そんな彼女を上級生は放っておかず、
ひどいじめにも遭うのだった。

その頃宇宙怪獣との決戦を決意した人類は、
かねてからマシーン兵器部隊、
通称:トップ部隊を創設しており、
宇宙戦艦ヱクセリヲンが完成。

オオタは容赦無くタカヤと学校1の実力者の
アマノ・カズミを選抜した。
流石にカズミもエコ贔屓に苛立ちを隠せなかったが、
カズミをライバル意識していたカシハラは、
タカヤに挑戦を叩きつける。

しかし努力の実り圧倒的なセンスのもと
誰もなし得なかった大技を披露し、
カシハラを倒したノリコは、
養成学校生徒全員に認められ、
送り出され、宇宙に旅立つのだった。

超巨大戦艦ヱクセリヲンに乗り込む
オオタとカズミとノリコ。
そこには各国からの選抜メンバーもいて、
仲間意識が芽生える。

そんな中
オオタは陰で宇宙怪獣との決戦の切り札
超光速万能大型変形合体マシン兵器
「ガンバスター」の開発を主導。
バスターマシーン1号機と2号機が
合体する本機体のメインパイロットして
カズミではなく落ちこぼれだったノリコを
想定していた。

そんな中、ノリコのパイロット適正の
少なさを実感したカズミは
ノリコとのタッグ解消を決める。
相棒を無くしたノリコに対して、
同様に相棒を亡くしたスミスと出会い、
ノリコは彼に恋心を抱く、
そして宇宙怪獣との初陣の機が訪れた。。

2020年12月5日劇場鑑賞 2020年68本目



まだOVAを見たことなかったので

2006年合体劇場版の『トップをねらえ! 劇場版』は
以前鑑賞したことあるのだけども、

△トップをねらえ! 劇場版2012年度40本目 △「かなり地雷な総集編。」

his
やや不満を覚えた記憶がある

序盤がまるまる総集編されていて、
物足りなかったんだよなぁ。
全6話の作品だから、
各話一気に見ても180分だし、
せっかくなら一気見したいなぁって
ところでの僥倖。

絶対の成功を狙うサンプリングアニメ

製作の背景として、
『王立宇宙軍 オネアミスの翼』での赤字を
補填するための商業作品として、
本作は当時の人気イラストレーターの美樹本さん、
そしてみんな大好きスポ根作品。
現実とのアイドル酒井法子の楽曲を利用し、
キャラクター名も酒井法子を意識し。

現実のヒット商品、
これまでのヒット作品をサンプリングしつつも
庵野たちスタッフの得意とする
SF要素やロボットアニメーション要素を盛り込んだ
絶対成功を狙った作品。

his
スパロボで優遇されてるから知ってるだけだったが、そんな背景があったとは。

そのスポ根要素は、第一話の養成学校時代にて
ギャグ要素を含めてめちゃくちゃ濃厚に描かれる。
いわゆる『エースをねらえ』なのだが、
まさにそれなのだ。

しかしこの時点でも
庵野秀明の作風である情報量の多さが際立つ。
学校ないの背景にあるメモ用紙の落書きの数々など、
見ていて処理する能力の多さは、
今作でも垣間見られる。

中盤から一気にロボット要素が高まり、
エクシリヲン内で電車が走っていることや、
艦長たちの会話の背景には
オペレーターたちの通信などもあり、
現在の作品にも精通する要素があって面白い。

まぁエクシリヲンの要素は『宇宙要塞マクロス』の
オマージュか?

しかし敵である巨大怪獣。
特に小型の怪獣などの要素は、
庵野の愛するウルトラマンなどから
インスパイアされているのだろうか?

あらすじ書くまで知らなかった物語背景

全く知らなかったが、
この世界宇宙戦艦に対してやたら
日本語が用いられている。
ある意味すっごくお洒落だなぁと思ったら、

この世界は第二次世界大戦で日本が勝利した世界だったのだ!

そういったものはあまり見たことなかったので、
これは面白いなぁ。
だから漢字が印象的に随所に盛り込まれていたのか?
あとそういうパラレルワールド的なものでも
ディストピアではないのも面白いなぁ。

his
でもナチスが勝った世界ってことだよなぁ。

結局全然活躍しないガンバスター

OVAならガンバスターが活躍するのではないか?
最初のうちはそう思っていました。
でも結局全然活躍しないのです。

実は劇場版自体も
OVA最終巻の3巻発売記念に限定公開した
1〜4話の総集編+5話と6話一気上映という
ものだったのです。
そっちは5.1ch上映で再アフレコ版。
こっちは2.0ch上映で初期音声。
まぁOVAをそのまま上映しただけですね。

そもそもガンバスターはそんなに活躍しない。
むしろ5話の方が活躍する次第です。。。。

てっきり4話でタカヤがガンバスターに乗り込んで
獅子奮迅の活躍でエクシリヲンを救うのかと
思ったのですがぁ。。。。。
でもすっごくエモいのは相変わらずで
めっちゃ感動して心の汗をかきました。
鬱屈したノリコが恐怖を克服して
ガンバスターで戦うのマジ熱かった!
熱血!!

映画だと1話の部分はオープニング映像で
解決させられていて、
今作で見れたのは満足だったが、
いちいちオープニングとエンディングが
流れるのがだるかったわけ。

またOVAらしく
裸体のシーンも多数盛り込まれているのは
時代の匂いと言うものを感じられてよかったなぁ。

あとユングの声の人で
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の
クェスと同じ人だってようやく知った。
最近の作品全然出てこないよな。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7.8/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 7/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 7/10

74点

海外タイトルは『ガンバスター』なのよね。

次回予告がちゃんとあって、
本来4話で完結のはずだったけども
人気が出たから5話と6話が作られて、
鋭意製作中で企画から練り直してる
予告編が描かれた。
そういうの許して!って戦略は岡田斗司夫の
戦略なのだろうか???

レンタル

通販

his0809
3日に1回更新を予定してます。また来てください!

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA