★この記事をまとめるとこんな感じ★
この漫画まさかの映画化?と思いきや
2017年日本
まさかのククルス・ドアンの島映画化、監督は安彦さん、もしや?
2021年9月にアニメ映画製作中が
発表されたわけですが、
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の
コミック著者の安彦良和さんが
総監督としてアニメ化。
そしてこのアニメ映画も
監督が安彦良和さんというわけ。
これはもしや
機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島も
安彦さんが原作を務めているので
流石に30分未満の単発の
アニメを2時間の映画化なんて
話を膨らませるのも
無理な話ではないか?と思うので、
この
機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島の
映画化なのでないかと思い。
原作コミックたる1巻を
この度読みました。
ただ続報で、
プロデューサーの小形さんが、
アニメ版の1話を拡大するバージョン
って言ってましたね。
せっかく読んだのにがっかりです。
おおのじゅんじという謎の作画
アニメ化の原作だと思い込んで
読んだわけですが、
これはこれで結構面白い。
そしてびっくりしたのが、
このおおのじゅんじさんという
謎の作画さん。
2021年でも
『ガンダムF91』の前日弾を
執筆しているのだが、
絵のタッチがめちゃめちゃ安彦さん
あの独特の古臭さを
見事にコピーしていて、
味を完璧に再現している。
そして面白いのが、
絵のタッチや表現が安彦さんなのに
線画すっごく細い。
絶妙に違って、
その細かさが逆にいい。
現代的に感じるんです。
古いと新しいが共存していて、
すっごく魅力を感じた。
狂ってることは確かなのですが
まず原作が安彦さんで、
絵のタッチも安彦さんなのに
違う人が書いていると言う
まじで狂ってる。
安彦さんより線が細かくて
MSの無機質感がまされてて
安彦さんとは違う見応えが確かにある
伝説的なタッチを流用できてMSは現代的で機械感増せるってすごいよな
だからか普通にファンは多いように思える。
ククルス・ドアンの前日譚
というわけで本編なのですが、
『機動戦士ガンダム』の前半の
地球編での1話に出てきた
1話完結のエピソードにて
脱走兵と難民が
戦争の日常と別れを告げると言う
一風変わった作品。
画風も結構すごい。
そんな脱走兵である
ククルス・ドアン。
ガンダムシリーズだけで
できたSRPGの
Gジェネレーションの
亜種とも言える
『SDガンダム Gジェネレーションアドバンス』
本作にてネタキャラとして
フィーチャーされ、
機動武闘伝Gガンダムでお馴染みの
ハイパーモードをなぜか取得。
結果アーケード対戦ゲームの
ガンダムVSシリーズにて
市民権を獲得することになり
ネタキャラとして大活躍している
時期もあったとかなかったとか。
そんな知名度ばかり1人歩きした彼の
ジオン軍を脱走した真相や
過去の経歴が少なからず描かれる作品
そして主役はククルス・ドアンじゃないし
ククルス・ドアン自体全く出てこないのだ!!
ドアンの部下たち試験部隊が連邦軍の新型の脅威に震えるジオン作品
とククルス・ドアンの話かと思いきや
彼と別れた部下たちの
過去と現在が交錯する複雑なお話。
しかも別の場所にいる
複数のキャラにスポットが当たるやつ
根底の企画としては
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』
ザク開発秘話のMS達、
ヴァッフやブグとか、
ザクの新装備とか、
そして本編の最序盤に出てきた
黒いプロトタイプガンダムとか
そういう試作MSの活躍に焦点を
当てられており、
前半では黒いガンダム
局地型ガンダム、
思ってた作品とは違ったがおおのじゅんじさんの画力がものすごくて
MSも見応えたっぷりで大満足
そして読んでみると
これなら全5巻の作品だし、
2時間程度にまとめて映画に
できるじゃんと思ったし、
THE ORIGINとのMS部分も含めて
親和性が高く、
プラモデルの売り上げに貢献できる
ので普通にアニメ化されたら
ソフトも買う人もいると思うのだが?
総評
おおのじゅんじさんすげぇ
意外とおすすめです。
なんだこの人。