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R.I.Pロジャー・エバート

シネマトゥデイのニュースへのリンク。
シカゴ・サンタイムズで寄稿していた有名な映画評論家のロジャー・エバートさんが死去したらしい。そういえば、最近彼の評価が出てなくて困ったものだ。
自分の中では、メタスコアで微妙な点数がついたとしても、このロジャー・エバートさんの評価が無駄に高ければ、そこそこ面白い映画だと認識して、見て後悔したことなどほとんどなかった。
このメタスコアで注意すべき点は、大衆娯楽誌が興行成績狙いの商業映画にやたらと高得点をつける傾向がある、日本でいうゲーム雑誌のファミ通のようなものだ。
その最中冷静な視点で、エバートはそこそこの点数、まぁー☆4つまでが限界なのですが、をつけてくれる。
それを彼は40年間続け、更には、昨年でも300本の映画の評価をしてくれた。
300本の映画というと1年が365日だから最低でも1日1本映画を見る必要がある。休暇を取るなら1日二本を見なければならない、映画愛好家としてもそれは、かなりハードルが高い。なんせ映画というのは、つまらない映画も非常に多いのだから、1年間に面白い映画が何本作られているのか?
それを考えずにただ映画を見続け、しかも手堅い評価を映画に与えてくれる、ロジャー・エバートは自分の中では、革新的な存在だった。
そんな彼が逝ってしまったのだ。
彼は癌で、しかも最近ではあごもなかったようだ。飯も喰えず、ひたすら映画を見ていた。
こんな映画馬鹿いるだろうか?映画制作も挫折して映画評論を志して、それも挫折して普通に社会人になろうと努力している自分としては、この男の生涯そのものを尊敬するしかないではないか。
しかも私は、つまらない映画に時間を割きたくなどないと考えており、つまらない映画は極力みないようにしている。(人柱にはならんのだよ。)
それでもロジャー・エバートさんの魂は確実におれの中にも生きている、全く見たことないけども。とりあえず彼の評価を何度も見れて良かった。彼はオレの中でかなり映画界に功績を残してくれた。だからもっと多くの人に彼の偉大さ彼の評価の手堅さ、そして彼がいなくなった映画界の生きづらさを悲観してほしい。
あと残された頼れる評価は自分はローリングストーン誌ぐらいかな。
あさか死んでいたとは。RIPロジャー・エバート。

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