★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
2018年アメリカ映画
幼稚過ぎて面白くないと思ったら、
ラジー賞作品賞受賞作品かよ!!
キャスト
ウィル・フェレル
・俺たちニュースキャスター
・俺たちフィギュアスケーター
・タラデガ・ナイト オーバルの狼
ジョン・C・ライリー
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
・シカゴ
・ブギーナイツ
・ウォーク・ハード ロックへの階段
レベッカ・ホール
・それでも恋するバルセロナ
・プレステージ
・ザ・タウン
・アウェイクニング
ケリー・マクドナルド
・ノーカントリー
・T2 トレインスポッティング
・ゴスフォード・パーク
・ナニー・マクフィーの魔法のステッキ
レイフ・ファインズ
・グランド・ブダペスト・ホテル
・ナイロビの蜂
・ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
・シンドラーのリスト
あらすじ
1890年台のイギリスの都市ロンドン。
私立探偵のシャーロック・ホームズ
(ウィル・フェレル)とアシスタントの
ジョン・ワトソン(ジョン・C・ライリー)は、
宿敵であったモリアーティ教授
(レイフ・ファインズ)を捕まえることに成功。
彼の裁判に行き証言をしようとするが、
もたもたしているうちに裁判に遅刻する。
モリアーティ有罪の直前ホームズ達が到着。
彼らは突如モリアーティの弁護を始める。
このモリアーティは替え玉だったのだ。
ホームズは既に本物がアメリカにいることを
確信していたのだった。
替え玉を無罪にしたホームズ。
彼はバッキンガム宮殿に招かれ、
サプライズで誕生日を祝われるが、
それもお見通しだった。
だが誕生日ケーキの中から死体が出てくる。
死体にはホームズへの挑戦状があった。
そこはビクトリア女王の命を狙う
殺人予告があった。
死体の検死直前、
医師のグレース(レベッカ・ホール)と
彼女の研究対象で動物として育てられた
ミリーと出会う。
グレースとの検死に立ち会ったワトソンは、
グレースと恋に落ち、
ホームズはミリーと恋に落ちた。
検死結果はいまいちだったが、
ホームズは死体を毒殺と推定。
毒はスラム街にいる
クリンガーが持っていると考えた。
スラム街の酒場で情報収集を兼ねて酒を飲む
ホームズとワトソンはそのまま酔い潰れる。
そして翌日クリンガーの経営する
ボクシングジムに行った2人は、
クリンガーの挑戦を受け、
ホームズは機転を効かせ勝利。
情報を得ようとした直前クリンガーは
殺害されてしまうのだった。
部屋での打ち合わせ中に
ヴィクトリア女王が来訪。
うっかり彼女のを殺しちゃうとこだった2人。
操作に行き詰まったホームズは
兄に助けを求め、彼から身近な人物が
犯人であるとアドバイスをテレパシーで
受けるのだった。
推理したホームズは犯人をワトソンと断定。
ワトソンは逮捕されてしまうのだった。。。。
2020年11月8日自宅Netflix鑑賞
2020年62本目
『俺たち義兄弟』の2人が再タッグ
日本では俺たちシリーズのコメディ映画の主演を
勤めることが多いウィル・フェレルが、
俺たち義兄弟で最高のタッグコメディを生み出した
性格俳優のジョン・C・ライリーと再び共演!!
1890年代を舞台に
シャーロックとワトソンに扮した2人が
再びおバカに大暴れ。
一応殺人事件を捜査するし、
宿敵モリアーティとのやりとりもあるが、
ワトソンが『俺たちステップ・ブラザーズ』の
ジョン・C・ライリーなのでキャラが狂ってる。
ホームズは一応かしこめで
カンバーバッジが演じた海外ドラマの
ホームズに似た演出などもあり、
天才系ではあるし、バイオリン弾いたり
薬物をやったりと、一応再現はするが、
ワトソンがマジでアレ。
他の映画では比較的まともなことやる
面白いおじさん要素も出せる演技派系の
ジョン・C・ライリーだけども、
ウィル・フェレルと一緒になると
コメディパワー全開!!
話が全然進まないコント映画
シャーロック・ホームズが題材ではあるが、
2人がいちゃいちゃする謎のコントが
途中途中で繰り広げられる。
コメディ映画って基本は、
人々の日常をスケッチしたコントを劇中に
混ぜたりして、おバカな展開になることは
多々あって面白いんだけど、
これはもうシャーロック・ホームズって
時代劇映画なのに、
それ以上にウィル・フェレルと
ジョン・C・ライリーの悪ふざけ、
もしくは2人のブロマンスが主になり過ぎてて、
それが面白いというよりは、
ちょっと常軌を逸していて、
むしろめちゃめちゃ幼稚で下劣。
好きだから笑ってしまうんだけども
根本的に映画としては面白くないわけで、
ハマらない人は全くハマらないクソ映画で
あることは間違いない。
ラジー賞の最低作品賞、最低監督賞、最低助演男優賞、最低リメイク・パクリ・続編映画賞受賞
まぁ海外批評家批評家の平均点
metascore24点
IMDbユーザー評価3.8点
というなかなか普段お目にかからない評価。
まぁコメディ映画をアカデミー賞受賞作品等と
比べるとどうしても点数格差はあると思うけども
この映画はコメディ映画としても
異色過ぎる。
あまりにも幼稚過ぎるし、
女性軽視的な酷いネタもちらほら見かける
醜悪過ぎるギャグ。
それに真犯人の辺りも
ミートゥー全盛期にはやっちゃいけない
大好きだけど根本的にアレな
唐突なミュージカルシーン。
そしてなんとも言えないラスト。
嫌いじゃないけど面白過ぎず、
つまらな過ぎず。
良い塩梅でした。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 0/10
・映像のアプローチ 6/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 7/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 5/10
44点
ギャグは好きだが、
映画としては面白くなさ過ぎ。
ウィル・フェレルの恋愛要素が
既視感あり過ぎなんだよなぁ。
とりあえず共演した
大御所のレイフ・ファインズと
レベッカ・ホールがなんか気の毒。
レイフ・ファインズの共演がむしろ謎過ぎる。