「スター・ウォーズファン必見のジェダイムービー!!」
2009年アメリカ制作
出演
ユアン・マクレガー
(トレインスポッティング)
ジョージ・クルーニー
(マイレージ・マイライフ)
ジェフ・ブリッジス
(クレイジーハート)
ケヴィン・スペイシー
(アメリカン・ビューティー)
ロバート・パトリック
(ターミネーター2)
予告
STORY
2003年アメリカの地方新聞の記者のボブ(ユアン・マクレガー)は、愛する妻と共に満足した人生を送っていた。だがそんな妻が、自身の上司と浮気をしてしまい、ボブの人生は一気に崩壊する。
記者として成功するしかないボブは、丁度イラクが米軍により解放された時期だったので、特ダネを求めてイラクに乗り込むことを画策するが、許可書が取れない。イラク付近で待ちぼうけをくらうボブは、ある日、謎の不思議な男と出会う、彼の名前にピンと来たボブが彼を追いかける。
彼の名前はリン(ジョージ・クルーニー)で、以前ボブが超能力者を取材した際に、もっとも優れた男として、名前が上がった男だった。
運命の出会いを遂げた二人、挙げ句リンから、米軍に超能力を身につけるための特殊部隊が実在したことをボブは聞く、そしてリンはまだ任務の途中だと、言いボブは同行を頼むが…。
2010年8月30日鑑賞
感想
本作は実話をもとにした映画。
まぁーこれが実話ってだけで、凄まじく衝撃だけど、その実話という社会性をまさかの「スター・ウォーズ」押しで、コメディー映画にしちゃった不思議な映画。
本作のスター・ウォーズ押しの顕著な表れは、超能力者を「ジェダイ」ということ。
もうそれだけで、結構ツボだけど、とことん対立した相手は、「ダークサイド」扱いというノリとかもかなり良い。またその映画に出てるのが、エピソード3等で活躍したリアルジェダイマスターのユアンなとこが、またまた笑える。
そんなファンボーイズに並ぶ程スターウォーズファン必見な映画だけど、その他も見るべき点がいっぱいある。
その超能力部隊の訓練のシーンが凄まじく面白い。
ジョージ・クルーニーが長髪でぴちぴちでちょびひげで、踊りまくったり、ジェフ・ブリッジスがその隊長でハイパーヒッピーだったりとかなり楽しめる。
イラクの不安定さをコメディータッチに描きながらも終盤の展開は更に驚き、超能力という仮想的のものをとことんリアルに戦場に取り入れているという現状と、怒濤のラストはかなり驚き。
とことん緩いけど、笑える。
そして最後には実話というオチもつけて、本作は、思いのほか、素晴らしい映画だ。
個人的に驚きなのが、これが名優達を扱いながらも監督が無名という点。
こんだけやばい人たちをよくまとめたなぁーって思ったら、ジョージクルーニーの事務所のプロデューサーが監督というわけ、なんかとことん内輪で盛り上がって、良い映画作ったんだなーって思ったらますます本作が好きになってしまった。
今作でジョージ・クルーニーが大好きになりました。
得点
9点
大部オススメです。ラストのトレインスポッティング的なユアンと超能力を扱うシーンが面白過ぎ。潜水服は蝶の夢を見るのワンシーンかと思うほど透視のシーンはウケた。
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