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◯【74点】岸辺露伴は動かない 懺悔室【感想:オリジナル展開がとても良いが海外ロケの意味は?】◯

フランスに続きイタリアへ

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2025年日本映画

岸辺露伴 ルーヴルへ行く

created by Rinker
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脚本

小林靖子
・進撃の巨人
・ジョジョの奇妙な冒険
・どろろ
・CLAYMORE

キャスト

キャスト一覧
高橋一生
シン・ゴジラ
・スウィングガールズ
キル・ビル Vol.1
・リリイ・シュシュのすべて

井浦新
・ピンポン
・空気人形
・東京カウボーイ
・ワンダフルライフ

『岸辺露伴は動かない 懺悔室』のストーリーの概要は何か?

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
漫画『ピンクダークの少年』の作者、岸辺露伴(高橋一生)は超能力を使うことで人を一時的に本のようにすることで人の記憶を読むことができそこに文字を書き込むことで人を操ることができる。彼は作品のリアリティを何より重視し、創作のために自ら様々な体験をしなければならないという信念を持つ。露伴はイタリアのヴェネチアのとある大学により芸術的な漫画を描く露伴に学会への参加の依頼が発生し一足早くイタリアで遺跡巡りをしていた。とある教会に立ち寄った彼は空席の懺悔室に興味を抱き取材のため、勝手に中に入ってしまった。運悪くその懺悔室にある男が入ってきた。彼は日本人だった。彼は過去にイタリアを旅している最中に全財産を失い日雇い労働として工事現場で働いている時、同じく日本人のホームレスになってしまった老人に物乞いされた際にご飯を与える代わりに自分の仕事を代わりにやれと命令する。しかし彼は飯を与えるつもりもなく、体を痛めている浮浪者はそれを信じて重い荷物を運ぶのだが階段で転びそのまま死んでしまった。老人はそれをとても恨み、呪いとしてその憎たらしい顔を持つ彼が幸せの絶頂の時復讐をすると霊体になって告げるのであった。それから彼は幸せに襲われる日々を送る。幸せの絶頂を恐れた彼は自ら不幸になるように調整しなんとか生き延びてきたが、彼は結婚し娘を得た際に何気ない日常に幸せの絶頂を感じてしまった。そこに老人は再び現れ彼は審判の日を迎えるのであった。その呪いは娘の舌に寄生し、ポップコーンを高く投げて3回口でキャッチできれば命を奪わないと誓う。挑戦する彼は逆光に負けずなんとか1つ目をキャッチ、しかし周囲には鳩がおり鳩にポップコーンを狙われ始める。2回目もなんとか成功したが、3回目ではついに鳩が彼のポップコーンを狙う。ポップコーンに火をつけ鳩を避けることに成功したがポップコーンは逆光により見えず、彼は失敗してしまうのであった。彼はついに死亡し呪いは成就した。しかし懺悔をする彼は生きている。露伴は超能力を用いて彼の記憶を確認し、彼が同じく日本人を雇い顔を交換して、自分は側近としてずっと側にいて呪いを逃れたのであった。しかしその顔を変えた男も再び呪い化し、彼の娘が幸せの絶頂の時、絶望を合わせることを誓うのであった。そしてその男(井浦新)の娘はまさに今週結婚式を挙げようとしていた。なんとか結婚を失敗させようとするのだが、娘もまた幸せに襲われる体質で結婚式はどんどんうまくいく展開になる。そして露伴もまた運悪くその娘と出会うことになり、また彼もその呪いの恩恵を受け始めてしまいどんどん幸せが襲いかかってくる。彼の漫画がヨーロッパで重版出来になったことを知った時、実力で漫画を読まれることを信条の露伴は怒りを覚え呪いに立ち向かうことを決めるのであった。

2025年5月23日劇場鑑賞
2025年25本目



概要:人気TVドラマ映画化第二弾

『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズにて1992年〜1995年に連載され2016年にTVアニメ化され2017年には序盤が実写映画化された『Part4ダイヤモンドは砕けない』の1997年から不定期連載のスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』が2020年よりNHKにて制作され放送。シーズン3まで制作され2023年には劇場映画化、2024年にもドラマスペシャルとして1話放送。そして2025年に再び劇場映画として帰ってきた!

前作のフランス舞台と同様に今作はイタリアを舞台原作は短編程度の内容なので映画化として1時間50分に拡大される点についてはかなり不安ではあったが、しっかり長編映画用に物語を拡大させていて原作があるものとしては良かったと思う。

感想:普通に怖い原作映像化

と序盤に遺跡探索とかマスク屋に訪れて美しいマスクの映像があったりと無難な拡張がされ、ついに懺悔室開幕。大東駿介さんがクズキャラをオーバーアクトで演じ、遂に審判のポップコーン投げ。と女の子の舌に呪いが出てくる不気味さとシリーズ独特のノリが怖い。大東さんの迫真の舞台っぽい演技がど迫力。どうやってこれ撮ってんだろ?って感じと鳩のリアルな配置や映画っぽい飛び立ち方など、質が高くて面白く、15分程度の気が狂ったポップコーン投げは本当にTVドラマの上質なノリで完成度が高くて手に汗握りました。ちょうど原作の内容を忘れてたところもあって面白かったです。原作では話を聞いて終わり程度だったけどもしっかりヘブンズドアを使って追加し、まさかの娘パートが映画として拡張され序盤のマスク職人の女性や、大学運営の息子などが本編にガッツリ絡んでくるのはなかなか妙案。そして主役が大東さんから井浦新さんにバトンタッチし、ねちっこいオーバーアクトでジョジョアニメから派生した「じゃあ〜ないよな〜」という言い回しなどなどシリーズ恒例のノリを濃い舞台のノリみたいに演じていて、もはや映画なのか舞台の映像作品なのかわからなくなってきました。

ここが凄い:原作後のオリジナル展開がアリ

原作では娘の幸せの絶頂という言及はありましたがその後の物語が普通に進むとは思いませんでした。そこは凄腕の小林靖子大先生が大活躍という印象。呪われた男の立場をオペラの道化師の芝居にリンクさせたりイタリア観光を巧みに盛り込んだり芸術的な仮面を登場させたり、また原作にはいなかった泉京香を加えてもそこまで違和感なくむしろ原作を構造化させるキーマンになったり観光要素を追加する要因になったり、原作に近いゴテゴテの洋服を着て原作の出番全然ないのに原作寄せてる部分もあって原作側にも影響与えそうでなんか怖いぐらいです。また落ちの付け方も見事で死ぬことよりも辛いことというオリジナルのテーマを導き、原作のある種のワンアイデアだった短編に奥深いオチをつけていて良かった。前作が謎の回想シーンで眠くなったのに比べれば現在進行で話が続くのとても良かったです。エンドロールのシーンもおしゃれで映画という見せ物が徹頭徹尾しているようでとても良かったです。

ここが残念:屋外のシーンの明るさがおかしい

とこれは映画館側の映写機の映像調整が失敗してるかもしれないが屋外撮影の映像が白飛びして顔が暗くて見づらかった。屋内のショットは問題なかったが、もしかしたら映像が全体的に暗かったのかもしれない。

ここが疑問:ヴェネチアらしさあった?

と普通に面白かったけどわざわざイタリアロケする意味あるのだろうか??そっちの方が製作費安く済むのだろうか??イタリア人ぽい人は度々出てきたし、高橋一生も玉木ティナも井浦新もイタリア語喋っててすごかったけども、ロケ地の謎の路地とか絵的に成功していたのだろうか???玉木ティナと新の家はアートも飾ってあったし著名な何かだったのか?冒頭は遺跡っぽいとこ雰囲気あったけども、もうちょっと観光要素盛り込んでくれても映画的な贅沢あっても良かったなぁ。

his
昔見た『赤い影』のような凄みとか『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のような煌びやかさもある映像をイメージしちゃう
ヴェネチアが暗いだけでぼんやりした沼感あった。もしかしたら本当はそういう場所なのかもしれない。。。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 7/10
・映画の美術面 7.4/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 8/10
・上映時間と個人的趣味 7.4/10

74点

前作と変わって面白い映画づくりをしてくれた印象は強く感じたしクセが強くて演技なども面白かったが、映画としてすっごく面白かったか?と言われるとまぁそこそこの良作でしたね。という感じです。

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30代後半のおっさんです。 結婚して3歳の娘を育てて家事手伝ってます。 家でUHD見たり、映画館で注目映画見たり 伝説的な映画を再視聴したりしてます。 自分の備忘録目的でブログやってます。 好きなアニメはガンダムです。 洋画が好きです。洋楽も好きです。PS5でゲームしてます。邦訳アメコミのバットマンを読んでます。バットマンが好きです。