最新の最終戦争から世界を救う
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2025年アメリカ映画
VS AIという『ターミネーター2』感
製作
トム・クルーズ・クリストファー・マッカリー
・ミッション:インポッシブル/フォールアウト
・ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
・トップガン マーヴェリック
監督
クリストファー・マッカリー
・ミッション:インポッシブル/フォールアウト
・アウトロー
・ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
・ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
キャスト
ネタバレ あらすじ
イーサンは世界平和を維持するために死ぬ可能性が高く失敗したら世界が終わる作戦を開始する!
2025年5月17日先行上映IMAX版鑑賞
2025年24本目
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概要:遂に完結(仮)のミッション:インポッシブル(後編)
トム・クルーズ大先生流石に62歳となり命をかける役柄でしかも俺様感を感じさせる主役ポジにも体力的にも限界を感じてしまったようで、『ミッション:インポッシブル』も一応最終作。前作が『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』というタイトルで前編。流石に続きとしてPART TWOになるのかな?と思ったらFINALに変更という統一性のなさやなんだかんだ2023年に前編が公開という待ち期間の長さでモチベーションは上がらないまま当初よりも1週間前倒しで劇場公開(先行上映)してたので鑑賞した。今作で8作目となるシリーズ。1作目は1996年に公開なので29年間も続いていた超長寿シリーズ。現在36歳の自分としては一緒に育ってきたとも言えるわけで、3作目から毎回劇場で鑑賞してたなぁと感慨深さはある。しかし今作以降もトム・クルーズは映画スターであり続けてくれると思うし、今作が終わったところでそんなに気にしないかな。上映時間は2時間49分と予告編含めば3時間というキツめの長さ。前作もそれぐらいあるので2本連続は見れないなぁと思う。またAIが大ボスとして君臨するのは変わらずで新メンバーは敵側は特に増えるわけではなく、味方側のキャストがやや増えた印象。AIの呼び方が字幕だと「それ」、英語言語だとエンティティ。吹替版は未確認。発言やら字幕を追うとあれとかそれとかエンティティとか最終作として重要な位置なのに混乱を招く脚本なのは変わらない。。
ここが微妙:アクションよりも物語重視したらテンポ悪くなるやつ
やはり最終作で後編ということもあり、物語の盛り上げ方やイーサンという主人公のミッションがどれだけ重要になるのかの加筆が非常に多い。AIが暴走し人類を終焉させて新世界を作ろうとする『ターミネーター2』のスカイネットになろうとしていて、ここにきて偉大な映画作品に似たり寄ったりの設定になるとは誰が思っただろうか。これまではテロリストたちから核兵器を回収したり、超悪い奴らを懲らしめたりが中心だった印象だったが、今作で遂に世界を救うためのヒーローへとジョブチェンジ。アメリカ政府やら軍艦やらを多数巻き込んで、ロシア軍とも一部敵対などスケールがスパイアクション映画から『007』シリーズのようなスケールになっており、シリーズの一貫性は損なっている。また世界の危機をイーサンが救うという演出にかなり時間を割いており、AIにより核攻撃を先制攻撃してアメリカだけ勝ち残るかそれともイーサンに全てを賭けるか?の判断をする地下の核シェルター基地にいる大統領や軍の高官やらCIAたちとのやりとりも大幅に時間を割いていて、スケールアップや話の盛り上がりはとてもあったがテンポが損なわれている。前作がトム・クルーズのアクションに全振りだった印象だったが、今作はそっちより完結の帰着点や観客への印象のためにシナリオに注力していてコレジャナイ感はあった。米軍の潜水艦など『トップガン マーヴェリック』に続くミリタリー要素が近年なかったビッグバジェット系のハリウッド大作の様相で楽しさこそあるのだが、最終作これでいいのか???という疑念がずっと続いていた。これなら別に他作品と変わらないじゃ無いかと思ってしまった。劇中でもトム、チーム、大統領の3グループで話が進行してしまうの結構微妙だった。もう少し短くできたのではないかと思った。
ここが凄い:見たことないアクションに挑む曲芸師トム・クルーズ
と物語のせいで映画が見づらくなっている気がするがやはりトム・クルーズのアクションシーンは見応えたっぷりだった。今作では沈没した潜水艦に侵入するという展開で、水圧の影響で地上に戻っても施設に入らないと肺が圧力変動に耐えられず爆発やら、限られた酸素の中での探索。さらには潜水艦自体が更なる地下に落ちそうになるというハラハラドキドキの展開が止まらないし、潜水艦は転がるし物は落下してくるし、水の中は不自由だしという凄まじい状況をトム・クルーズが頑張る。
そして今作の一番のハイライトは『トップガン マーヴェリック』に続き飛行機アクション。なんとトム・クルーズがプロペラ機にしがみついて、パイロットを振り落とし、乗っ取って操縦、それを1機だけじゃなく2機やる。2機目については嫌がらせの振り落とし攻撃などに耐えるために必死にプロペラ機にしがみつき移動するという超曲芸アクションが垣間見れ、しかも撮影にはIMAX認証のSONYカメラが用いられ、IMAXでの鑑賞であればスクリーンいっぱいの1.90 : 1で鑑賞できるので凄まじかったです。
その尺も20分ぐらいあり最後の最後にトム・クルーズの大アクションが見れて満足。絶妙に話を進めるために大事な要素でこれがうまくいかなければミッションが遂行できないという設定もあってトム・クルーズの活躍の重要性を高めてて良かったです。
ここが面白い:配信時代のスターも積極採用
キャラクターが増える点については微妙なところもあるが今作で、ハンナ・ワディンガム、トラメル・ティルマン、ケイティ・オブライアンが登場。ハンナはAppleTV+の『テッド・ラッソ』で大幅に知名度を高めて『フォールガイ』にも重要な役で登場。ケイティ・オブライアンはDisney+の『マンダロリアン』で印象的な中性的な女性として登場しMCUの『アントマン&ワスプ:クアントマニア』にも登場し活躍。その後も女性ボディビルダーという役柄で大出世中。またトラメル・ティルマンはAPPLE TV+の現在進行形の注目作『セヴェランス』でハラスメントマッドおじさんの中間管理職という精神的にキツイけどもサイコっぽい演技で印象的。今作も落ち着いた喋り方で好演。
トム・クルーズは映画大好きおじさんだけどもしっかり銀幕に現在進行形の配信に潜むスターを抜擢し銀幕に導いてるの本当にありがたい。またIMFの新メンバーにはトップガン マーヴェリック』の若手俳優もいて映画業界の育成を続けてるとこが尊敬できます。
ここが熱い:過去作を大幅トリビュート
流石に最終作として過去作の要素、2以外の要素を大幅に取り込んでるし過去作の映像かなり多かった。

前作で今更仲間になったスリのグレース。現実の仕事が忙しくなり降板を余儀なくされたレベッカ・ファーガソンに代わる新ヒロインとしてあまりにも役不足な設定だったが今作で納得のいくオチを盛り込まれる。彼女じゃなきゃ世界を救えないというスリ歓喜の謎展開。このこじつけ具合がハリウッド映画の持ち味とも言えるのだが、取り敢えず今作で前作の不満が解消されてよかった。 ・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 5.6/10 69点 トム・クルーズの曲芸は終始良かったですが話がコレジャナイ感とやっぱり字幕のソレとかエンティティとかの言い回しで話が分かりづらいし、ミッションの内容もそれをすると解決するんだ。へぇーと思考停止を強要されるお話は微妙かなぁ。IMAXで見なかったら面白さ半減な気もする。 あと悪役のガブリエルの死に方がダサくて最高でした。終始カッコつけてたキザ野郎がダサ目に死ぬの気持ちいいです。 トム・クルーズもかなり老けてしまって悲しいですが負けじとアクション映画を作り続けてほしい。 そういえば冒頭のグロ展開びっくりした。
敵対関係にあるIMFのエージェントジャスパーが1作目で裏切りに合い最後に殺した黒幕ジムの息子だったり、大統領が6作目から続投だったり、そして1作目に登場したウィリアム・ダンローがサプライズ登場し、チームの一員として世界を救うの熱かったです。また無駄にジャン・レノが殺されるシーン3回ぐらい出てきて笑える。
なんか納得:なんでスリが仲間に?
hisSCORE
・映像のアプローチ 8.1/10
・映画の美術面 6.5/10
・キャラクターの魅力 7/10
・音楽 8/10
・上映時間と個人的趣味 7.3/10最初と最後でしっかり全力ダッシュしてくれるのシリーズ恒例でとっても満足です。
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