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△スノーホワイト 2012年度118本目△「評価が難しい一本!!」

「良いとこいっぱいあるんだけど終盤が残念!!」

$『A Little his REDEMPTION.』映画オタクの映画批評~season Ⅶ~-スノーホワイト
アメリカ2012年アメリカ映画アメリカ

出演
シャーリーズ・セロン
(『プロメテウス』『ヤング≒アダルト』『モンスター』)
クリス・ヘムズワース
(『アベンジャーズ』『マイティー・ソー』『キャビン』)
クリステン・スチュワート
(『アドベンチャーランドへようこそ』『トワイライト』シリーズ)
ニック・フロスト
(『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン』『ショーン・オブ・ザ・デッド』『アタック・ザ・ブロック』『宇宙人ポール』)
エディ・マーサン
(『思秋期』『シャーロック・ホームズ』)
予告編

あらすじ
異世界の古代の王国での物語。
タブー王国の王妃は妊娠していた。うっかりバラで傷をつけた際、体調を崩してしまい娘を産んでしばらくすると死んでしまったのだった。王妃はその時娘に呪いのような願いを込めた。最強で最大に美し娘になりますようにと。
そんな王国に謎の軍勢が攻めて来るのだった。それを撃退した国王軍。そして王様は囚われの熟女ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)を発見し、彼女を救うのだが、彼女の美しさに心を奪われ、新たな妃として迎える。
しかしラヴェンナはいちゃいちゃしようとした王様を殺し、王位を継承。
元々どこかの国の支配者だったラヴェンナはすぐさま軍勢を城に招き入れ、新たな独裁政権を試行する。その結果王家の血を引くものは全て惨殺されるのだが、スノーホワイトのみは残され幽閉されたのだった。
数年後、王国はラヴェンナの力の影響で闇に染まっていた。
ラヴェンナは美しさを保ために惨忍な行いを兵器で行っていた。そしてお気に入りの魔法の鏡に一番綺麗なのは誰かを問うのだが、その答えはスノーホワイト(クリステン・スチュワート)だったのだ。
世界で一番美しくなければ魔力が弱まってしまい、自身の寿命も終わってしまう。焦ったラヴェンナは幽閉していたスノーホワイトの心臓を喰らおうとするのだが、スノーホワイトは森の意思に導かれ、城から脱出に成功する。
ラヴェンナは弟にスノーホワイトを捕まえることを命じる、そして弟は街にいる近隣の地形に詳しい狩人のエリック(クリス・ヘムスワース)を雇いスノーホワイトを追跡するのだった。
2012年12月28日鑑賞
感想
何度目かわかりせんが、グリム童話の白雪姫の実写映画化。何故か付近に『白雪姫と鏡の魔女』というジュリア・ロバーツの白雪姫も公開されていた。
自分はどっちの評価も海外では低い方だったので公開時はスルー。
それでこの度Blu-rayでレンタルしました。
監督はこの度初めて映画監督になった人。どうやらコマーシャルで活躍していた人のようだ。しかし映画の撮影中に妻子がいながらも19歳下の主演を演じたクリステン・スチュワートと肉体関係を持ったという凄まじい男。一応2015年公開作品などの3作品を監督することになっているのだが、この監督と仕事をしたいという人は実に少くなるだろう。でも実力はかなり高いと思う。
あと『白雪姫』といえば、ディズニーの初の長編アニメが有名だし最高の評価を頂いているのは常識。
ブルーレイでレンタルして驚いたのがまさかのエクステンデッド・エディションが入っていたこと。(笑)
違いは全く知らないが3分長いこっちを見てみることにした。
見乍らの感想を主軸の記事です。
原題はスノーホワイトとハンスマン。自分は白雪姫は知っていると思うのだが、狩人のことは知らなかったりする。あれ?出てくるっけ?映画では、クリス・ヘムスワースが演じており、正直王子様のポジション。
自分的にはこういう古の王国が舞台の童話のような世界観は結構好きだったりする。『ナルニア国物語』とか評価関係なく好きだったりする。
シャーリーズ・セロンの美貌を極めて世界を統治しようとする感じが妙にリアルで面白かったり。(笑)
セロンの年齢的にもリアルだしね。
黄金の鏡が結構萌えるキャラだよね。うんうん。
序盤だけども映像は全体的に広角で面白いな。雰囲気にぴったり
『アリス・イン・ワンダーランド』のスタッフ最新作と謳っているが、製作の人が『アリス・イン・ワンダーランド』も担当していたという感じか?美術スタッフが監督というわけでもないし。
映像を見ると『アリス・イン・ワンダーランド』というよりはギレルモ・デル・トロの作品の様なおぞましさと美しさが共存している映像美が披露されている。
またその製作の人も『ヘルボーイ:ゴールデン・アーミー』を製作しているわけで、もしかしたらこっちに近いのではないだろうか?
全体的に映像も凝っているし、至る所に鳥だったり人だったり動物がいて、広い画で奥行きもあるし、かなり良い!!また俳優もシャーリーズ・セロンの無駄過ぎる演技力とクリス・ヘムスワースのオーストラリア人らしい無骨なイケメンぶりがフェロモンたっぷりで非常に良い。
ファンタジーの世界観も良いし、キャラクターのクリエイティブさも冴えていて、まさにギレルモ・デル・トロって感じ!!
小人達も全体的にうまい人選。ニック・フロストがいたいりね。
戦いのダメージの老い工合とか戦法が妙にリアルなんだよな。そういうとこもギレルモ・デルトロっぽいんだよな。
かなりロード・オブ・ザ・リング寄りの物語構成になっているね。白雪姫の実写化と言っても上映時間的に終盤にさしかかったにも関わらず毒リンゴの件も出てこず、ようやく小人に出会った感じで、まるで『旅の仲間』たちのような感じ。
無駄に真面目に作ってきたせいか、毒リンゴの件がクソ野暮ったくなってんな。
むしろ毒リンゴを無しにした方が良かったとも思えるぞ。
あと女王の力が結構ぶれててはっきりしていない所はバランスが取れていないな。
ううううううむ。人間ドラマひどいなー。
また三角関係かよー。ヘムスワース死んでくれた方が美談だぞー。またトワイライトの構図にはまってしまう。
んんんん?あんだけ悠長に話しを進めてきたのに終盤はとことん唐突だな。
展開早過ぎて、ついていけない。
スノーホワイトが鼓舞して戦をけしかける理由がいまいちわからん。そういう映画の設定だからとしか思えん…。
とことん唐突で微妙だな。なんでスノーホワイトが騎兵隊の先頭なんだよ。誰か止めろよ。復活した直後でそれっておかしいだろう。
ん?城なのか?いやこれ要塞攻略の画だよな。ん?なんか変だぞ。こんな反乱軍の数いたか?狩人はなんで鎧つけてないんだ?んん?
城攻略となると3万vs3万とか、ロード・オブ・ザ・リングの『二つの塔』の要塞攻略は、結構説得力あったぞ。
大将が先頭にいる事態この戦闘シーンおかしい。
一気に冷めた。
隊形組むんかい!!!!!!!!!
いやまず。段階的にだな。敵本拠地を攻略するに際して、まず前線基地を攻め落としてだな。そこからの増援を塞ぐことで、まず敵補給路や退路を断ってだな。後方の憂いを無くして、攻めるわけでね。
これで勝ったらちょっとおかしいだろう。
しかも大将のスノーホワイトは、殿丸に突っ込んでるし。
やはり世界感や映像の広角撮影などは良く出来た物の戦争シーンは得意分野ではなく課題になったか…。
わー得意の魔法だ!!すげー。
シャーリーズ・セロンのラスボスぶりが良いね!!
燃えてますよセロンさん。
ううううううむ。これ評価難しいぞ!!
ラストシーンとかも決して褒められるわけじゃねぇぞ。唐突な感じで強引にまとめたとも言えるし。特に終盤が強引。戦争シーンに深みもないし。あんなに長々と毒リンゴまで描いていきた理由とかってどうすんだよ!!
エンディングがフローレンスマシーンなのは良いね!!
という感じで、実況をそのまま採用。
うん。超微妙。
映画的にはかなり長々としているんだよね。これ北米の評論家も同様に酷評していたのだけども、それで終盤になると急に三角関係になって毒リンゴが出てきて、急に今までろくに喋りもしなかったスノーホワイトが目覚めた同時に父の復讐をする為とも言えるように敵の本拠地に攻め込むという急展開のままそのまま強引にシャーリーズ・セロンを倒して、それでおしまい。
今まで大事に暖めたものを投げ捨てたとような急展開。
それならもう少し序盤を端折ったりした方が根本的に良かったし、終盤の合戦のシーンではリアルさが急激に減っていた。スノーホワイトは武芸の稽古などもしなかったのに急に反乱軍のリーダーだし、しかも王都をそのまま攻め落としてしまうし、かなり信憑性に欠ける安っぽい形に収まってしまった。
非常に残念だ。
3時間ぐらいの長編ならもっと面白かったのだが、随分と中途半端になっている。シャーリーズ・セロンの演技が報われないとも言える。
一応3部作らしいのだが、この後どうやって話しを延命するんだ?次なる敵は?
三角関係って歳の差も結構あるし、いまいち応援できない。
ヒットもそんなにしていないので、なんだかなぁー。
メモ得点メモ
6
監督の技術力の高さや俳優の演技力はかなり高い。どうしてあんなことになってしまったのか?
非常に惜しい。
ギレルモ・デル・トロの世界観が好きな方にはぜひともお勧めしたい!!
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