★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
2020年アメリカ映画
設定が変だけど
アクション超すごい
キャスト
クリス・ヘムズワース
・アベンジャーズ
・スノーホワイト
・マイティ・ソー バトルロイヤル
・マイティ・ソー
ゴルシフテ・ファラハニ
・パターソン
・パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊
・彼女が消えた浜辺
・ワールド・オブ・ライズ
デヴィッド・ハーバー
・ヘルボーイ
・ストレンジャー・シングス 未知の世界
・レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
・誘拐の掟
あらすじ
現代のインドのムンバイ、事件の起きる2日前。
この地に住むティーンエイジャーのオヴィは実はインドの麻薬王の息子だ!
そんな彼はお目付役のサジュが帰宅したのを見計らって、
友人の待つナイトクラブへ向かう。
そこでうだうだしていると警察がやってきて、友人は殺害され、オヴィは誘拐されてしまう。
麻薬王は現在投獄中で財産は差押状態。
隣国のバングラデシュのダッカを拠点とする麻薬王アミールがオヴィ誘拐の犯人。
彼らは大量の身代金を要求。
サジュはボスに報告しにいくが、オヴィを取り戻さないと家族もろともサジュを殺すと迫る。
インドのどこか。
タイラー・レイク(クリス・ヘムズワース)はこの地で傭兵を営んでいる。
彼は過去に息子を病気で失ってから生きることに価値を見出せていない。
そんな彼のもとに傭兵団のリーダー、ニック(ゴルシフテ・ファラハニ)が依頼にくる。
彼女が依頼するのは、上記のオヴィ救出作戦だ。
引き受けたタイラーは、傭兵チームに合流し、
実行部隊のリーダーとしてバングラデシュのダッカへと向かう。
チームは大量にギャング団を殺害しダッカの住居に囚われていたオヴィを救出。
船でインドに渡ろうとオヴィを護送するタイラーだったが、
その船で待機する仲間たちが何者かによって殺害されてしまう。
そして麻薬王のアミールはダッカを守護する軍隊さえも支配しており、
街の警察官、軍隊、そして孤児たちを私兵としてタイラーを追跡させる。
察知したタイラーは引き返し、車に戻る。
追ってはオヴィのお目付役のサジュだった。
サジュは元特殊部隊だった。
傭兵たちの成功報酬を払えないサジュのボスは、
サジュにオヴィの強奪を託したのだった。
四面楚歌なタイラーは傷つきながらも元同僚でダッカに住むギャスパーに助けを求める。
2020年5月9日自宅Netflix鑑賞 2020年22本目
ルッソ兄弟とクリヘムのジョン・ウィック風アクション映画Netflixで爆誕!
後期MCU『アベンジャーズ』シリーズで大成功を収めたルッソ兄弟が、
同じくMCUのソーで名前とイケメンぶりを世界中に広めたクリス・ヘムズワースの3人が、
制作を務めた本作は『ジョン・ウィック』のスタントチームも協力している。
監督は『アトミック・ブロンド』にも出演し、本作にも出演、
そしてMCUにてキャプテン・アメリカのスタントマンを務めたサム・ハーグレイブさんだ!!
長編映画初監督!
主演はもちろんクリス・ヘムズワース。
バングラデシュのダッカを舞台に街全体敵だらけという『ザ・レイド』状態の中、
『ジョン・ウィック』同様にキャラクター性を重視したアクション。
つまり細マッチョで長身というセクシー体系を有効活用した特殊部隊風アクションで、
地獄のスラム街を駆け巡る!!
陰謀渦巻くダッカ!立ちはだかるのは警官、そして裏切りの依頼人の元特殊部隊
凄まじい文字面だが、
まさにそういう話なのだ。
息子を亡くし死線で生きることにしたタイラー・レイクことクリヘムは、
インドの麻薬王の息子を救うべく、戦う!
依頼人が金を払えないと言っても、子供を見殺しにできない。
もう同じ見殺しは彼の精神が許さない。
街全部敵!という中で彼は車に轢かれながらも戦い続ける!!
中盤の1カット風長回し位がすごい!
ダッカから脱出するのに船付近に移動したタイラーとオヴィ。
しかしサジュの襲撃により撤退を余儀なくされた2人を描いた1ショット長回しが凄まじい。
2020年のアカデミー賞で『1917』が1カット風の映画で大いに話題になった。
ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞受賞や撮影賞を受賞した本作。
ゲームっぽい感じもあったが、
そのエンタメとしての手法はこのようなアクション映画にも浸透を見せてるのが面白い。
車に乗ってから一気に1ショットの1カット風の展開にシフト。
途中でカメラが手渡しされてるのを実感する、
あくまでも演者たちの背後を追いかける。
途中でもちろん演者たちを数々の決断やアクションを迫る展開。
追手のパトカーだけにとどまらず、
車から降りて団地にて追跡者との肉弾戦。
またタイラーと同等の力を持つサジュとの1対1の肉弾戦は超燃える!
それだけにとどまらず、
その戦いを遮るのが乗用車でびっくり!
しかも1回じゃないギミックも見事!!
そこからの『スピード』もびっくりなカーアクションで一気に駆け抜ける。
今年一番の興奮をまさかの自宅でいただきました。
やっぱり『ジョン・ウィック』のスタントチームはアクションに対しての展望が凄まじい
と改めて実感しました!!
メイキングが公式外の映画サイトのYouTubeチャンネルにて公開(何故?)
埋め込みますが。
監督自身が車に磔になってカメラ撮影して長回ししていたと思わなかった。。
後半の中弛みがネタ切れで終始クリヘムのイケメン映像なの異常
後半に入ると一気に中弛みして超びっくりするわけですが、
そこでタイラーが過去をオヴィに懺悔するんですが、
その時の照明と角度が凄まじく決まっており、
クリス・ヘムズワースのイケメンぶりを際立たせまくっているのです。
大事な心情描写のシーンなのですが、
クリス・ヘムズワースにうっとりしてしまって全然頭に入ってこない。
せっかく味方だと思ってたギャスパーさんがクソ野郎発言をして、
残念な展開になってしまうのも含めて、
映画の評価を下げざる負えない展開になるのはとても残念だが、
それ以上にテレビドラマの『相棒』にて反町隆史が役目を果たすと立って証明をあびるだけで、
背景の彫刻になってしまう謎の状況が、今作で起きてしまって面白すぎる。
むしろ製作陣狙ってやっただろう。
今回もNetflix映画らしい製作陣のやりたい放題が裏目に出てしまってる
ムンバイとダッカ遠すぎ問題
あらすじを書いていて気がついたのですが、
この映画無茶苦茶な設定だよね。
インドの最西にあるムンバイで暮らす麻薬王の息子を誘拐して、
インドの最東の隣にあるバングラディシュのダッカに連れてくるという、
車だと51時間、飛行機だと17時間という無茶苦茶な距離を一瞬で超える設定。
意外にも『ウルヴァリン: SAMURAI』もびっくりな土地感覚映画だったのではないか?
と思わざる負えない。
また最序盤と終盤のキーであるインドの国境越えと思われる橋を超えるシーンも
あまり具体的には描かれていないが、ここを越えるとムンバイ!もしくはインド!って感じ
だが、ダッカの南側に確かに川と橋があるので、
あそこはダッカを出るための端だったのではないか?と思う。
ブリゴンガ川にタイラーは落ちたわけなのか。。。
終盤の橋のシーンも面白かった
追跡者サジュとの共闘というクソ熱い展開、
そして大量に迫り来る特殊装備をした軍隊と警察官という
FPSかなんかのアクションゲームの最終ステージのような盛り上がりで、
魅せるサジュのガンアクション!
最初のオールバックヤクザ感から終盤の顔面ボロボロっぷりなどわかってる演出が最高。
それだけにとどまらず、麻薬王の部下の大佐が終盤に参戦の激アツの展開!!
敏腕スナイパーとしてタイラーを追い詰め、ヘリコプターまで撃墜する始末。
中盤のクソ中弛みもびっくりだったが、後半の熱量も異常。
傭兵団のリーダーのニックもスナイパーとして加勢し、
大佐とのスナイピングバトルという最高オブ最高の展開。
しかし設定だけは無茶苦茶なのでどうにかして欲しかった。
原作はグラフィックノベル
原作はグラフィックノベルでルッソ兄弟が原作を務めている。
というかルッソ兄弟ってめっちゃアメコミ源流の人だったんだなぁー。
2014年に発売されたグラフィックノベルというかアメコミですね。
元の舞台はブラジルで救出するのは女性だった模様。
しかも2012年にはドウェイン・ジョンソンを主演に映画化予定だったけども、
どうやら中止になって近年企画が復活したんだなぁ。
ルッソ兄弟は前から色んなコミックの原作やっているようだけども、
それはまとめられていないようです。
ちなみに続編の製作が決定!ってやっぱりラストシーンのあの男、
タイラー・レイクさんだったんや。
あのとても汚いだろう川にて最近感染せずに行方不明になったのに。。。。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 4/10
・映像のアプローチ 8.5/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 7.5/10
67点
東京コミコンで一緒に写真撮ったんですが、オフショットの彼の横顔を見て、
これ見たことある!!セクシーだぁとにやけてしまいました。
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