◎【87点】ターミネーター2【解説 考察 :4Kレストア版で新体験】◎

ターミネーター2

製作

1991年アメリカ映画

土曜洋画劇場といえば
シュワルツェネッガーだった人が書きました。

監督

ジェームズ・キャメロン
アバター
・タイタニック
・エイリアン2
・トゥルーライズ

出演

アーノルド・シュワルツェネッガー
・プレデター
・トゥルーライズ
・シックス・デイ
トータル・リコール

あらすじ

1995年のアメリカのロサンゼルス。
未来において人工知能のスカイネットによるロボットによる人類の支配と抹殺から
人類を解放する指導者になるサラ・コナーの息子のジョン・コナーは、95年では10代の不良少年だ。
里親に出されたジョンは、実の母親であるサラから教わったハッキング技術を用いて、
ATMから他人の預金を抜き出し、
それで悪友と遊び呆けている。

サラ・コナーは11年前に未来から送り込まれた機械仕掛けの暗殺者T-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)により
命の危機に瀕したが、未来の自分の息子ジョン・コナーによって送られたカイルによって、
命を救われカイルと恋に落ちたがT−800の凶弾により命を散らす。
T-800を撃退したサラは、近い将来自分の息子が救世主になること、
そして人類がスカイネットによって核戦争の危機にあることを知り、
それ以降自分の息子になるジョンに裏社会のコネクションを持たせて戦争後の支援者を開拓していたが、
警察に捕まってしまい95年には精神病院に収容されている。

そんなある日、
再び95年のアメリカにT-800が未来からやってくる。
もちろんジョン・コナーを狙って。
そして同時刻もう1人未来からターミネータがやってくる。
彼は警官になりすまし、同様にジョン・コナーを探しはじめる。

2体のターミネーターがジョン・コナーを狙っている。
ゲームセンターで遊ぶ彼に彼のターミネーターが迫り悪友がそれを知らせ、逃げるジョン。
逃げた先にはT-800が待ち受けていた。
母からT-800のことを聞いていたジョンは怯える。
そして新たなターミネータと挟まれたジョン、新たなターミネータは拳銃を取り出し、
そしてT−800はジョンに伏せることを命じ、戸惑いながらもジョンは彼にしたがい、
T=800は新型ターミネータを攻撃する。
しかし新型ターミネータは液状型の自由に体を変形することができるT-1000は
ダメージを受け流してしまうのだった。
逃亡するジョン。
しかしT-1000は貨物トラックでジョンを襲撃。
ジョンを救うT-800。
T-800は未来のジョンがプログラムをインストールし直して
ボディーガードとしてジョンが未来から送ったのだった。

2017年8月12日極上爆音上映3D鑑賞 2018年79本目
2019年6月28日自宅UHD鑑賞    2019年54本目



3D爆音上映感想

3D爆音上映を鑑賞。

劇場では初鑑賞。

思い出深い作品。
これまで地上波放送で何度見ただろうか。
シュワちゃんは思春期までの俺のヒーローだった。

最初に言っとくが、3Dはおまけ程度。
3Dの先駆者のキャメロンの作品だからか、レイヤーの一つ一つの奥行きに対して
3D効果を付加させており、そのあたりの凝り方はさすが。
またバストショットの時に銃を持っていると、いい感じにせり出してきて、
さすがです。

映画としては、
アクションシーン全てが、面白い。

序盤の水路でのトレーラーとバイクのチェイスの迫力。
(その前のターミネーター初対面シーンのかっこよさ。コーラが炸裂。)

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中盤での病院での脱走シーンのT1000のジョンカーペンター風の奇形っぷり。
そして後半から終盤にかけてのダイソン社での銃撃戦からのヘリコプターのチェイス、そして再びトレーラーとのチェイスからの、
狭い溶鉱炉付近での最終対決。

本当に見事。

特に最終盤のハイウェイでのヘリコプターとのチェイスは、どうやって撮影したの?というリアルさ。
本当にヘリを飛ばしたのか?それとも模型?
妙に生々しく、最近のアクション大作では味わえないパワフルさに終始感動。あそこの運転席にそのまま突撃してアサルトライフル接射するシュワちゃんは今年一番かっこいい映画のワンシーンだった。

また最終盤のT1000の姿等いちいちジョンカンペンター風味で見事。

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いちいち決め台詞も炸裂してたまらん。

ただストーリー展開での世界終焉のドラマがテンポを悪くしている印象もあったり露骨にSFだったりとちょっとオタク臭が強い。
しかしスリラーの1をよくもまぁこんな超絶空前絶後の一大大作にキャメロンは仕立てあげたよ!!と圧巻する。

しかし最後の最後ででかでかと出る戸田奈津子の名前に苦笑い。

10代になる前から見ている映画だから違和感感じなかったけど、
いちいち字幕に違和感があったなぁと思ったらやっぱりお前だったのか。

とりあえずアストロビスタベイビーの邦訳とと土下座して頼みやがれはちょっと。

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爆音は音楽のバンドライブのような迫力。
バスドラが心臓にくる感じが映画にもあるよ。

T2の思い出

ブログ運営中断していてもフィルマークスに一部作品の感想は記載していたので、
そちらをまずは転載。
以前一部転載していたけど、映画見る本数が増えたので間に合わなくなったので、
中断した。頃合いを見てやれたらいいな。

さてIMDbTOP250にも含まれる高評価映画の本作。
250作品中43位。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に引き続きの鑑賞。

88年生まれの自分としては、初めて3歳か5歳ぐらいの間に見た時は、
本作のT-1000の描写が怖くて、エンドスケルトン含めてトラウマだった。

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でも映画関係の仕事がしたい!映画大好き!いっぱい映画見たら優れた映画製作者になれる!
と80年代のTシャツで髭もじゃで映画を監督するスピルバーグに憧れたあの日の高校生の頃。
勉強のために再鑑賞した『ターミネーター2』はあまりにも面白かった。

思えばそれ前にも小学生中学年ぐらいになれば、
毎週土曜日のフジテレビの土曜洋画劇場で毎年放映していた気がするし、
フジテレビの特別版とか録画してたと思う。
さらにDVDがPS2により復旧してそこから初めて購入したDVDって本作だった。
オレンジ色の炎を模したフルスリップケースが印象的で最高だった。

あの頃は映画がテレビで元気だったから、
毎週全く違うハリウッド大作アクション映画が放映されていて、
シュワちゃんの映画なんてほとんど毎月放映していたような気さえする。

シュワちゃんの心臓病と政治家への転身で一気に映画でなくなって、
また後のサブプライムローンでのアメリカの大不況による
アメリカ資本での大作映画が減り、脚本制作期間の短縮などいろいろあって、
さらには日本でもシネコンが一気に復旧し、日本映画のヒット作が増えて、
アメリカ映画をテレビで放映することに意義がなくなってしまったようで、
この週末のテレビでの映画鑑賞の文化は一気に廃れてしまった文化なんだろうな。

思い出深い映画である『ターミネーター2』。
1年前に劇場で見た時、既に4Kバージョンで鑑賞しており、
全く別物の高解像度での被写体の細部までエッジの効いた映像にとても感動したわけで、
今回はブログ再開を含めた企画として再度UHDを購入し、再度の自宅鑑賞を行なった。

冒頭の戦争シーンが色あせないのがすごい

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スカイネットと人類の核戦争後の世紀末大戦の描写が、
もう20年前以上というのに全く色あせないのがすごい。

飛び交うビーム光線の数々と空から襲撃する中型殺戮兵器、
地上からは戦車型と地獄絵図の中立ち向かう人類。
あの荒廃した大地も見事だし、4Kでの鮮明な映像に震える。

ターミネーターが2体で面白さが2倍

前作ではシュワちゃんが敵の追跡者として一般女性を追いかけるという
スリラー映画として面白かったわけですが、
今作はその息子を主役として(伝説の救世主とあってついに来たか!感はある)、
まさかの前作の追跡者が味方になり、
さらに強力な細身のターミネータがジョンとターミネータ、
そして前作の主人公であるサラを追い詰める。
単純にスケール、登場人物、展開含めて2倍、いや3倍、4倍の面白さ。
思えば『エイリアン2』でもソリッドシチュエーションホラーだった前作を
大量のエイリアンの投入と、人間側も強力な武器で立ち向かうという
全く違った構造の映画としてアトラクション性を一気に高めている点では、
類似点が本作もある。
あっちは今見るとキッシュすぎて楽しめないが、
今作は特殊メイクやVFXに色あせがなく、

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根本的なターミネータの怖さが秀逸でぶれてなく面白いです。

映画の舞台の縦構造が特出して面白い

『ターミネーター2』というかジェームズ・キャメロンの映画で『タイタニック』も含めて、
映画の舞台が横に広いだけじゃなくて、縦にも奥深いってのがあるのかなと推測。

序盤のショッピングモールでの上階にあるゲームセンターでの追跡劇から、
すぐにその裏の通用口でのT-800とT-1000の対峙。
そこから一気に1階までおりて、

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その周辺でのバイクとトラックのチェイスシーン。
さらに面白いのが、ここで道路から河川用につくられたトンネルでのチェイスへの移行。

縦構造の建物から、横構造へと広大に広がっていく物語。
この映画的な舞台の構造の作り方がすっごく面白くて、
すっごく丁寧。
明確にモールからこのトンネルまでが繋がっている!そんな説得力がある。
他の映画だとどうしても制作の都合で全てCGにしたり、
広大すぎて点と点でのアクションシークエンスが起きるだけで、
または未知の場所すぎて映画的MAP構築がうまくできないと思うが、
その説得力が以上。

この展開は大ヒットテレビゲームの『グランド・セフト・オート サンアンドレアス』で、
そのままパロディられてたりする。

また序盤で最高に盛り上がりながらも
同様に精神病院でも建物のの構造を意識させるチェイス。
さらには後半のサイバーダイン社での戦いでも玄関、エレベーター、オフィス、
研究室などの構造を巧みに利用した屋内戦の構図が面白く、
また外に対してもパトカーやヘリコプターなど面白い。

そこからの高速道路の戦い。
最終的に鉄工所の戦い。
鉄工所ではややわかりづらい構造だったと思うが、
この構造を意識した作風として
場面転換が、精神病院から脱走後の一息以外はなく、
上映時間の割に中盤以降は短く感じる。

序盤は人物描写にてサラの11年間の精神的心労を描く上での
精神病院での処遇を細かく描いているため、
登場人物描写にやや時間を割きすぎている。
まぁジェームズ・キャメロンが強い女性を描くのが好きというのが、
ある特殊性癖のようなものが如実に出てしまったように思えるが。

絶妙なギャグ要素でゆるくして楽しい映画にしているのがすごい

ハリウッド映画のメソッドなのか、
ギャグ要素も多分にある。
T-800回りの前作では冷徹な殺し屋だった殺し屋が少年と交流することで、
多数のギャグを覚えていき、逆に少年に披露していく様。
生きるコツのようなウィットをたくみに用い困難を緩和していく様の歯切れの良さ。
またアクションシーンにおいても人を殺すなと言われたらそれを簡単にそしてだいたんに過激やってのける。

また映画の冒頭時の衣服などを手に入れるシーンでもサングラスを奪うシーンなどの
1との明確に違う大作映画としてのポップコーン映画としての『ターミネーター2』という絶妙なバランスがすごくいい。
逆にT-1000周りが徹底的に冷徹していてバランスがいい。

さらにはT-800とジョンの関係を疑似親子としてのメタファーを持ち込むことで、
最終的には父不在のジョンが父を見つけるがそれを失うことで、少年から大人へ成長していく
物語として少年の成長物語、そして核戦争を止めるための救世主を救う物語。
そして核戦争そのものを止めるためにスカイネット作成の可能性を消す物語としての、
複数の物語を一つに落とし込み違和感なくした面白さは大作映画の到達点だなと改めて感じる。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8.4/10
・映像のアプローチ 8.8/10
・映画の美術面 9/10
・キャラクターの魅力 9/10
・音楽 8.5/10
・上映時間と個人的趣味 8.6/10

87点

日本語字幕がなんかやる気ないから何度も見たので英語字幕で鑑賞。
あとUHDで気がついたけどT-1000の初登場シーンよく見るとちんこ丸見え。
すっごくながくてアメリカ人やば!っておもいました。

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