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◎キス&キル 2010年度109本目◎

「原題は「殺し屋たち」なので、ロマンティックな映画では無いと怒り狂ってはいけません。」

果てしない未来へ~seasonⅤ~-キス&キル

アメリカ2010年アメリカ制作アメリカ
監督
ロバート・ルケティック
(男と女の不都合な真実)
出演
アシュトン・カッチャー
(バタフライ・エフェクト)
キャサリン・ハイグル
(しあわせになるための27のドレス)
予告

プレゼントSTORYプレゼント
実家が金持ちのジェン(キャサリン・ハイグル)は彼氏に捨てられ予定が無いので毎年恒例の家族旅行に行くことにした。
そこには、CIAの工作員のスペンサー(アシュトン・カッチャー)が任務の為にいたのだが、ホテルでジェンに出会ってしまう、スペンサーは天真爛漫で正直者なジェンに心底惚れ込んでしまい、今回の任務を最後にし、工作員を辞め、彼女と幸せな日々を送ろう決めたのだ。
そんな彼を待っていたのは、子煩悩である彼女の父との確執であった。
結婚してはや三年、父のコネでコンサルタント会社の管理職になったスペンサーではあったが、ある日、元上司から連絡があり、仕事の依頼を頼まれる、頑なに拒否するスペンサーではあるが、スペンサーは至る所から殺気を感じ始めてしまう。
スペンサーの誕生日の日、ジェンは出張になってしまい、彼と過ごせないのだった。
前日に多くの人を呼び、パーティをしたスペンサー夫妻、翌日出張に行くジェンと送り出す、スペンサー。酔いつぶれたスペンサーの友人を介抱するスペンサーだが…。
出張に行くジェンだが愛する夫の誕生日を優先することに決め、家に戻るとそこは…。
2010年12月7日鑑賞
走る人感想走る人
前売り券の特典がとても素敵だったので買ってしまったので、早速見ましたよー。
ちなみに特典は、キス&キルをコンセプトにしたような、銃と唇のアクリル板がついたストラップです。前売りの特典としてかなり丁度良いと思います。
まぁー売れてなかったけどね。とまたも話がそれてしまった。
正直ね、なんかありきたりなラブコメだなーって思って、スルーの予定だったけど、予告編見たら、結構個性的なのかもしれないと思って、鑑賞に至りました。
調べてみて知ったんだけど、監督が、同じくキャサリン・ハイグル主演のラブコメ不都合な真実やケヴィン・スペイシー一人勝ちのラスベガスをぶっつぶせなんかも撮ってるんだね。まぁーその二つも小粒な感じの映画で、どこか物足りない映画なんだけど、本作もそれに当たる映画だったな。(笑)
まぁー本当に手堅過ぎる感じだったけど。
まぁー最初に言いたいことは、この映画全く「キス&キル」じゃねーーー。
原題は何度も言うけど「killers」。訳すと「殺し屋たち」となるわけですね。
正直、今回の場合は、この邦題も多めに見たいと思う。ポスター然り、フレーズ然り、とても親しみ易く、映画自体がロマンティックとアクションが混合した面白そうな映画だと思えるからさ。
まぁーそう言った意味ではアメリカは正直というか潔いというか。
映画自体は本当に「殺し屋たち」なコメディですが。(笑)
もっとえげつないことを言えば、本作はキスシーンがかなり少ないし、ロマンティックというよりは下品だったり、結構激しい肉体系のアクション要素が豊富だったり、極めつけは、中盤以降は主演の二人が仲良くもない感じです。(笑)
それでも「キス&キル」という邦題は良いと思いますよ。本当に珍しいパターンだけど。
だって「殺し屋たち」だったら見なかったと思うし、DVDスルーの線も濃かったとさえ思える。(笑)
ただその邦題も功もせずに、映画館はガラガラだった。(笑)
正直この前に公開した「ナイト&デイ」とぱっと見大部被ることとそれに比べ、キャストの人気や著名度が浸透してなさ過ぎる点もある。
内容としては大部違うし、比べる対象にもならない内容になっていると思う。
内容は、ハンサムで良い奴の主人公が、恋に落ちて、裏家業を辞めるがあることを期に、何者かに命を狙われ、そこに妻が巻き込まれてしまう。
個人的に良いと思ったのは、こういった映画では、スパイと恋に落ちる形式で映画自体が完結するのに対して、本作は、結婚してからの物語という形が少し真新しかったと思う。
だが予想外に、敵となるのが、「ありがちな一流の暗殺者たちが街にやってくる」では無い点が見ていて驚いた。
ネタばれになることは極力避けたいが、そういったアクションテイストの強い映画の展開をせずに、身内的な方向性に走ったのは、珍しく、そう言った意味では楽しめたのだが、そこを辞めると妙にこじんまりと広がりの無い作品になってしまうという欠点も兼ね揃えてしまっている。
だがそこには、この後の主人公がどうなるかという展開の読めなさも存在しているので、そう言った点ではかなり楽しめた。
だがやはりそう言った面をまとめるのは少しだけ、大胆だったと思える。
またこのこじんまりさが、妙にB級感も生み出してしまっているとさえ思える。
正直言えば、本作は「設定」だけで成り立っている映画とも言える。
敵「実は~で~だった。」
主人公「え~」
という感じ。まぁー80%は予測できるけど。
面白いかと言えば、まぁー「あんまりこういうの見ないから新鮮だったな。そこそこ面白いね。」
って感じで。
ただ個々を見てくと、結構真面目に暗殺者いっぱいにふさわしい映画で、アクションシーンも日常感から一気に修羅場へと変える感じと、結構マジなアクションもあって、なかなかその違和感が楽しい。
それにアクションを演じるアシュトン・カッチャーがまた素敵。
自分は、アシュトン・カッチャーはバタフライ・エフェクトから見ているけど、こういったアクションスターも問題無く演じられるんだなーと。
逆に妻を演じたキャサリン・ハイグルは、以前と変わらない感じが強い。
ギャーギャー騒いでるけど可愛いみたいな。
グレイズアナトミーで知った自分としては、相変わらずだなと思う。
でもそれが見たくて見たとも言えるので、その点はマイナスにはしたくない。
またそう言った意味で「ナイト&デイ」と比べるとあっちは、制作費がいっぱいあったから海外の至る所に行けたし、ゴージャスなロケも出来た!!という根底の利点の所為で負けている。
若さや体当たり具合ならこっちの方が上だし、グロい。
言い忘れたが戦闘する場所が台所だったりオフィスだったりとハラハラだぜ!!
とここまでの文章を見た感じ、どこも「キス&キル」感は無いでしょ!?
そう見てる最中自分でも「この映画はキラーズ!!」と思ってたから、「殺し屋いっぱいだな!!」
馬鹿っぽく言うと、街全体がお前の命を狙ってるという大胆な映画だったんだけどまぁー良いか!!
(笑)
おちはアットホームに終わる驚愕の映画ですが、個人的には普及点。
冒頭のフランスのシーンもそれなりに楽しめたし。
メモ得点メモ
7点
殺し屋がいっぱいと言っても、7人ぐらいしかいないんだけどね。
まぁーそういう意味では、ナイト&デイの方が殺し屋だらけでいっぱい死んだんだけど!!(笑)
ちなみに、何故かこけているので、公開規模が大部一機に減るかも、安心しているとご用心!!
ジェンのお母さんがアル中なのもお父さんのせいって考えると意外としっかりした映画かも。
あとラストの髭おちは最低です。(笑)

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