「こっ…これはつまんない!!」
2011年アメリカ制作
出演
ジェームズ・マースデン
(運命のボタン、幸せになるための27のドレス、魔法にかけられて、ヘアスプレー、X-MEN 2)
予告編
あらすじ
イースター島に、一匹のウサギがいた。
彼の名前は、E.B.彼はパーカッションが大好きな少年ウサギだった。
そして彼は、ついにこの島の秘密を父親から教えられるのだった。
それは、イースター島の地下では、お菓子がたくさんひよことウサギで作っており、誕生祭の時にE.B.の父親が指揮をして多くの子供のいる家にお菓子を置いて行くのだった。
その立派なこと将来E.B.は中心になって行うのだ。
誕生祭の日、ある少年は、空からウサギが来るのを目撃したのだが、誰も信じてもらえなかった。
そして月日が経ち、フレッド(ジェームズ・マースデン)は大人になった。
彼は、ニートで就職活動中だが、いっこうに就職できない。
それに荒療治が必要だと感じた家族は、彼を家から追放してしまう。
だが兄思いの妹は、フレッドに仮住居を紹介する。
イースター島では、大人になったE.B.がいたのだが、彼誕生祭のリーダーよりもドラムが大好きで、彼はドラマーになりたいと思っていた。
だが父親はそれに対して酷く憤慨し、E.B.を叱りつけてしまう、結果的にE.B.は島から家出して、夢の場所のハリウッドに行ってしまうのだった。
だが工場では、下働きのひよこの親玉的存在のカルロスが誕生祭のリーダーになりたがっていたのだった。
ハリウッドについたE.B.だったのが、現実は辛く、途方に暮れていると一台の車が…。
うさぎを弾いてしまったフレッドは、そのウサギが急に喋り出したのにショックを受けて、急いで逃げるのだが、そのウサギは彼を追いかけ、彼の仮住居に居座るのだった。
2011年8月25日鑑賞
感想
カーズ2を3D字幕でやっている場所が限られていた為、有楽町で映画を見て、当初「スーパー!」も同日に鑑賞しようと思っていたので、丁度良く間を埋めるのに、それなりに見たかった映画である、本作が付近でやっていたので、鑑賞した。
てか本作って2Dオンリーだったのね。
広告的には、「怪盗グルーの月泥棒」のスタッフの最新作とはなっているものの、正確には「アルビン/歌うシマリス3兄弟」や「アルビン2 シマリス3兄弟 vs. 3姉妹」の監督の映画で、一応プロデューサーはグルーらしいが、どっちかと言えば、アルビン系で確定だろ。
なので、日本の配給の宣伝は、誤報が多い為、それで食指を動かしてはいけないとほとほと思う。
んでーそのアルビンという映画を知っていれば、より本作がどういう映画かと言うのが、わかったのだが、まずそのアルビンというのが、やっぱりリスとかの小動物がCGで作られて、実物の俳優たちと共にスクリーンを所狭しと暴れるわけで、本作もそういう感じの映画です。
CGで作られたキャラクター、ウサギとひよこが実写のジェームス・マーズデンなどなどと全く違和感なくコラボするという、なんか斬新な映画。
その技術力の高さはなかなかなんだが、脚本がそれなりに酷いのが本作のポイント。
純粋に面白くない映画だった。
着眼点を考えても、正直日本でのヒットは難しいことも確かで、まずは、「イースター祭」というのが、全く知らないのがまぁーあれです。
最近ではディズニーランドや31などで、調子こいてイベントやってるけど、確か5月とか、それでも浸透していないものはしていない。
だが、映画が始まった時のユニバーサルのロゴやイースター島の登場や、モアイたちが光る演出を見た時は、かなり興奮したのは事実。(笑)
特に顕著なのが、人間のフレッドが色々と穴だらけな点。ジェームス・マーズデンはかなり好きな俳優で、特になんの変哲の無い映画も彼が出て締まる程だと思えるが、本作は、なんとも言えない。
そもそも30代でニートの着眼点とか、彼が本作で歌わない点だとか、最終的にアイデアを思いついたとか言って、父親との確執を乗り越えるとか?なんか色々と酷い。
うさぎに関して一番許せないのは、うさぎの大きさ的にバスドラを踏めないのに、映画中でバスドラが鳴っている点が最低。
あとは、BGM差し替えの恐怖。
ひよこたちの可愛さというか、説得力がなかったりカルロスが、よくわからない状況になったりと、かなり酷かった。
なんというか、とことんあれなので、オススメはしません。
映画館が綺麗だったのが良かった。
得点
4点
見たい人には、面白くないので危険です。ですがE.B.の声がラッセル・ブランドなのが注目で、ケイティ・ペリーの旦那兼、コメディアン。個人的にはかなり気に入っている俳優です。
途中彼が本編に出てくるのですが、それで笑っていたのは会場中でもオレだけでした。
自分のことイケメンて呼んでるよ!!ってね。
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