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▲GANTZ PERFECT ANSWER 2011年度83本目▲

「超人チャンバラ映画と全部無かったことにした驚愕のラスト。」

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-GANTZ PERFECT ANSWER

日本2011年日本制作日本
予告編

ガンツあらすじガンツ
前作のラストから5ヶ月前。女優の鮎川のもとに謎の黒い玉が届く。不気味がった彼女はそれを捨て就寝するのだが。翌日、彼女の手には玉があり彼女の服装は外出用の服だった。
重田(山田孝之)は、最近死んだ人が生きているという事象を調べていた。
追いかけているうちに5ヶ月後の国立博物館爆破事件で死んだはずの加藤(松山ケンイチ)を見かける。
玄野計(二宮和也)は、アルバイトに励み、残された加藤の弟を加藤の家に小島多恵(吉高由里子)と共に通い、面倒を見ていた。
そして玄野はガンツの戦闘員として極秘裏に戦う日々を繰り返していた。
そしてある日、重田は死んだはずの玄野が生きていること知ってしまう。
その情報をある情報提供者の集まる場所に行き伝える重田。そこには、黒服の男女たちが暗い小さな部屋でぎゅうぎゅう詰めになっているのだった。
そして玄野は、なんと加藤と再会するのだった。驚愕する玄野だが何も無かったように二人は去って行くのだった。
小島と玄野は遊園地に行く計画を立てる。そしてその夜玄野は、ガンツに呼ばれ宇宙人討伐を依頼され、そこには新たな人間たちも増えていた。今回のターゲットは黒服を着た人間型の宇宙人だ。
地下鉄内に転送された玄野たちその電車には、小島や重田、更に黒い玉の依頼で鮎川も小島の命を狙っていたのだった。そして黒服を着た人間たちもまたそこにいたのだが…。
2011年10月19日鑑賞



ガンツ感想ガンツ
2011年の1月に公開された『GANTZ』の後編として完結編にあたる本作。
監督や主要キャストは同様だが、新キャラとして映画オリジナルキャラが多数登場。
タイトルの「完璧な答え」とは一体何なのか?それが注目されていると思う。
さてさて、感想と行きましょう。
非常に面白くなかった。
というわけで今回の感想は否定的な感想を書きまくることになります。
確かにアクションは頑張っていたけれど、内容自体が原作と違い過ぎて、スケールを一気に狭め謎も多くなってしまい、何一つ解決させることなくキャラクター達のみの幸せをにはしたと思うが、『GANTZ』としての要素を楽しみにすると複雑な思いを抱く事至極当然。『GANTZ』というタイトルを利用した超人チャンバラ映画でしかなかった。
完璧な答えは、玄野が出した答えに対しての題字であって、『GANTZ』というものに対しての答えなどは何も出されていない。映画としてのその考え方はありだと思うが、やはり『GANTZ』という題材を使ったことに対して、そのタイトルは責任を伴うことを承知していたと思うのだが、その責任を果たす事を辞めたことは多くの人を失望させた。結果的にYahoo!映画などでは酷評の嵐になっている。
しかしそもそも本作は、褒めるのもなかなか難しい酷い映画であることも忘れては行けない。
映画自体の構成もなかなか酷いぜ。
そもそも冒頭は主人公が出てこなくて、新キャラが登場。
出てきたと思ったら、前作の感動的なラストはどこへやらの謎の人間構成での共同生活。この状況こそホラーだと思われる。
しかもアクションが40分以上もなかったり、始まったと思ったらひたすらアクションだけになって、そのまま暴走機関車のように話そっちのけでアクションだけに走り出して、ラスボスに突入でそのまま完結という謎多い構成だ。
そもそも冒頭は5ヶ月前になるのだが、その後5ヶ月たったら速攻で映画が終わった。
あと玄野計は最強の戦士としてガンツの任務をこなしているという設定なのだが、その描写が一切ないのも困ったものだ。
そもそも目玉の宇宙人がヒューマノイドタイプに固定されている点にも注目しなくてはならない。
筆者的に前作で面白かった要素は、CGで作られたガンツらしい異形の宇宙人との戦闘が再現されていて不出来ながら見所があったと思う。
しかし本作は、それを人間に変身した宇宙人ということに変更しており、そういう目で楽しむ面白さが損なわれてしまっている。
代わりにチャンバラアクションが満載!!
敵の宇宙人は刀や拳銃をこよなく愛するしく、しかもガンツメンバーも今回は剣を好んで使っているので、殺陣や人間の力を越えたアクションが満載でなかなか面白い。
まぁーガンツとして考えると剣撃をメインにした戦い方はあんまり面白いものではないと思うが…。
また戦闘の舞台も地下鉄という独創的な場所を選んでおり、そういう意味では斬新で面白かった。
コンビニなどもあるよ。
そのアクションのセンスは、監督が以前剣劇がメインの映画を監督していたかららしくそこから来た着想のようだ。
だが忘れないでほしい。ガンツの面白さは異形な宇宙人との戦闘にあるのだ。人型。いやむしろ人間である時点で、面白さは半分にも満たなくなってしまっている。
この時点で作らない方が良かった感はあったと思う。
今作の宇宙人の正体が結構面白くない。
一応人型の悪役としては原作でも「ホスト」というキャラが存在しており彼らの正体は吸血鬼なのだ。
そこからの着想かもしれないのだが、本作ではその正体を「仏像星人」の仲間という立ち位置にしている。仏像星人は人間に変身することが出来るという設定なのだ。
結果的に本作は前作のボスの生き残り、むしろその仲間たちとの全面戦争という構図になっており、また彼らが映画版のガンツのラスボスとしての立ち位置になっている。
これが映画版のガンツの世界観を一気に狭めたものになっており、結局は前作の残りかすのようなものになってしまっており、面白さも欠如していると思う。
またその原作からの着想としては鮎川もそれにあたると思う。
原作でのアイドル「レイカ」と元ガンツメンバーでガンツに戻りたい男「和泉」この二人の要素を足したのが鮎川となっている。
この鮎川が最強だったりしたら面白かったけど、いまいち不明瞭で、挙げ句に小島多恵を殺すことで、彼女はガンツに帰れるという新宿編を分解したような内容だったのだが、最終的に鮎川が死んだら結局ガンツ部屋に送られたという謎展開で、しかも小島多恵を殺せばガンツ部屋に行ける設定は継続されているという謎要素。またその卒業生の思考も結構酷い。「ガンツが言う事は絶対正しい。」というガンツ信者ぶりには、まじで困った。
そもそも冒頭では鮎川は夢遊病的存在だったのだが…中盤からは自ら動いていたと思える。
んでそのガンツの卒業生が再び収拾される為にもう一度殺されたという設定は、結構最低だとおもうのだが、その理由が「最終決戦」が近いから、そして「ガンツ自身が電池切れが近い」という謎な展開。
そもそも原作に「電池切れ」という思想などは一切なく、この設定はガンツファン総スカンだと思うし、映画を終わらせるための設定だと言っても過言ではないと思う。
そもそも卒業生たちの実力も不明確だったし、それなら本当に必要だったのか?謎が多い。
電車の戦いもよく考えたら、原作のホスト軍団VS和泉だよな。
そういえば、ラスボスとか出すけど、そもそも映画内で描かれてる戦いは「ネギ」「田中」「仏像」のみですがね。もっと名前だけでも色んな星人だしたり戦ってた感とか、仲間一人減った感とかあったら本当に良かったんだけどね。
最終的にはWマツケンだったり仲間同士殺し合ったりと面倒くさい構図。
マツケンがラスボスで味方にもマツケンがいたりとマツケンvsマツケンという面倒くさい構図。
一応ハイライトっぽいとこでそれが起用されて、面倒くさいです。
剣が結構ふにゃふにゃしてて酷い。仮面ライダーもびっくり。
結果的にwマツケンが面倒臭いので、復活した西君を瞬殺して西君がラスボスになります。
本当に笑える。
そして最終決戦はなんと狭い部屋に敵と味方が同時に銃をぶっ放すという40人くらいでゼロ距離射撃の酷い構図。
これは酷過ぎて驚いた。
こんなんしたら酷評は確定でしょ。
しかも西君の聖水がよくわからないんだよ。街がピカーってしただけで。
最終的には玄野くんが勝つわけですが、そこで玄野は今回のいきさつを一人で気づいたわけです。
その結果玄野君は、新たなガンツになり、今までガンツに関わった人々を全員復活させて、もう誰もガンツ部屋に呼ばないことを誓ったというラストです。
最後には多恵ちゃんへの告白もありますが、記憶が消えた多恵ちゃんは何故か一人で遊園地に行ってという件。
てかこのラストもかなりおかしくて、星人の数の少なさ。星人は何がしたかったのか?とかガンツが無くなったらまずいんじゃねえか?とかガンツは誰が作ったのか?だとか電池とはもともと誰だったのか?星人はどこから来たのか?非常に謎が多いまま映画はハッピーエンドのように完結し、ガンツ参加者は何も無かったように生活をするわけです。
そもそも前作のラストで自分の生き甲斐を見つけた玄野君だったと思うのですが、その結果がこれってなんか酷くね?そもそも小島多恵がターゲットになった理由は玄野君をガンツの世界に停めたかったという理由らしいのだが、それもちょっとねー。また星人がガンツ部屋に来たのも多恵ちゃんが鍵となるわけだが、それもおかしい話だと思う。多恵ちゃん争奪戦はなんだかんだで原作同様だと思うけどね、原作再現の為にそういうことにしたのか?
そもそも鮎川に課されたのはターゲット全員を殺したらガンツ部屋に行けるということだったが、何故かそれが継続しているのも謎だ。
ガンツってのは適当だから。
という最低な設定があるので、そういうことなのもある。
映画的にも酷いとこもある。
山田孝之が鮎川を待ち伏せしているシーンで、山田孝之が駐車場の真ん中で数時間待ち続けていたという構図は驚愕。
いつ帰ってくるかわからない兄が帰宅した際(偽物)即座にケーキを出す弟。
ただ前作よりはカットとか割ってる点は評価したい。前作は会話シーンが極端につまんなくてやばかった。
うん。やばいぜ!!
あとBlu-rayで鑑賞したのだけど
Blu-rayの邦画はえぐいな。
鮎川の肌がめちゃくちゃ汚かったり、その他の俳優陣の肌の質とかめちゃよくわかってすげぇーえぐい。これは驚いた。
メモ得点メモ
2
原作ファンで1がどちらかと言えばぎりぎり有りだと思ったからか、すげぇー落胆した。
アクションは確かに割と良かったと思うけど、大事な宇宙人要素とかそもそも上映時間がクソ長いのに話が酷いだとか。ガンツとしての面白さの欠如が一番の最悪ポイント。
超人チャンバラ映画として見るにしても不可解過ぎる映画だったと思うのだが…。
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