「これで原作のロケットについては把握できるよ!!」
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が面白かったけども、あまりにも荒唐無稽で破天荒な奴らに興味津々だったので、面白いを噂の本書を購入!!
うん。ヴィレッジブックスの邦訳コミックなので、すげぇマニア向け。
内容を簡単に紹介すると、グルート初登場の、怪物系コミック、ロケット・ラクーンの初登場のすげぇ古いエピソード、しかも主役じゃない。ハルクのコミックで復活するラクーン→ついに単独化するのだが、話がすげぇぶっ飛んでるし、すげぇー長い。そして近年でガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに入って活躍後のロケット(人気勃興後)の本当の過去が、ぶっ飛んだ話を踏襲して、真相が描かれる。その最後のエピソードだけ、グルートが出てくる。
ロケットとグルートの物語はほとんどない。
相変わらずのヴィレッジコミックスらしい、読んでみなきゃ中身がわからない感じ。
というわけで、だいたいまとめてみるとこんな感じ。
画風も終盤のGOTGに合流後のロケットのエピソード意外は、古いカラーのもの。現代コミックに慣れていると絵のタッチや会話の流れが苦しい。(自分の場合)
また想定していて読みたかったグルートとロケットの大冒険は、少なく、合間のロケットの大冒険が主体で、ちょっときつい。
だが、当時のコミックにしては、話と設定が奥深く。
ロケットの暮らす世界の住民が動物だらけだったり、頭のおかしい人間がいたりとかなりぶっ飛んでいるのだが、それが終盤になると綺麗に論理的に解剖されて、整理されていく。
またそれを考慮してもやはりロケットと対立する動物の攻撃パターンやロボットたちのデザインは、この時代にしては狂っている!!すごいコミックだと思う。
まぁーマーベルらしいマニアなコミックだけども。
でもそれさえも00年代に利用して、真の出自を描くわけで、それはそれで面白かった。
でもそうするとハルクがやってきた辺に矛盾が生じてしまうが、コミックだし仕方ないか。
実際最後のおまけになっているようなロケットとグルートがテレビ番組に囚われるエピソードが一番面白かったんだよね。
でもこの濃厚な一冊のおかげで、ロケットについてはとても詳しくなれたと思う。
後日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のプレリュードでも買ってみようかな。
アメコミは感想が少なくて、買うの難しい。
特にマーベルは、当たり外れあると思う。
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