UHDの画質どうにかしてくれや!
★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
2018年アメリカ映画
MCUの時系列的には2番目に古い話
キャスト
ネタバレ あらすじ
2019年3月15日IMAX3D劇場鑑賞
2019年26本目
2021年7月14日自宅UHD鑑賞
2021年39本目
2021年UHDにて再鑑賞
UHDレビュー
1年間ぐらいMCU作品が
劇場公開されなかったので
見直しを始めて、
アイアンマン2作とハルクを終えて
今回は『キャプテン・マーベル』。
しかしディズニーの実写系UHD
解像度が甘いし暗い
いやまじディズニー+も日本は4K未対応だし、
シナリオというコンテンツ面では
結構上質だけど、
テクノロジーに関しては
全然力入れてくれてなくてクソ。
前半が暗すぎ
再鑑賞に際して全くもって
映画の内容を忘れていたが、
前半はクリー人としての
スペースオペラ系なんだよね。
そのシーンがUHDだとHDR化されてる
はずなのに終始くらいという
ゴミUHD
俳優の顔面の小皺とかはしっかり
見えるからそういう部分は
上質なんだけども
全体的に映像が淡いんだよなぁ。。。
SWのUHDも旧のやつ
微妙だったからなぁ。。
てかブリー・ラーソン可愛いのだが。
2019年IMAX3D感想
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
の最終盤に出てきた
ニック・フューリーの救援要請先が、
どう考えても
キャプテン・マーベルだったわけで、
無事映画化されたので
IMAX3Dバージョンで鑑賞。
監督はライアン・ゴズリング
主演の教師を描いた映画
『ハーフネルソン』などの
低予算インディペンデント映画を
監督してきたライアン・フレックと
アンナ・ボーデンのタッグ。
主演は顔芸が得意で、
綺麗とブスの絶妙な間を
行き来できる凄腕アカデミー賞
主演女優のブリー・ラーソン。
アカデミー賞主演女優が
スーパーヒーロとかあいも
変わらずMCU製作はすごい!
またすごいのが
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
ぐらいしか一概に微妙と
判定できる映画がないとこがすごい。
今作も今作で、
MCUの世界の
1990年代後半を描くことで、
ニック・フューリーと
コールソンの若い時の冒険譚。
そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
からも複数のキャストや設定が登場し、
過去作との
ミッシングリンクがうまくできており、
それなのに強気な女性である
ヴァースの過去の記憶を
めぐる物語と宇宙規模での
戦争の物語を混ぜ込めた娯楽映画として、
面白かった。
美少女戦士ブリー・ラーソン
どうしても次回作
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の
伏線を期待してしまったが、
『アントマン&ワスプ』
時点での描き方も含めて、
うすうす気が付いていたが、
特にこれといった具体的な伏線はなかった気がする。
強いて言うなら、
90年代の時点で
キャプテン・マーベルという
サノス級の力を持った存在が
いたという程度。
彼女がなぜそこまで強いのかは、
映画を見てもらえればわかる。
そりゃまぁ強いだろう。
でも
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の
ラストの指パッチンのせいで、
インフィニティ・ストーンは
全て砕け散ったので、
その力の一端を手にしている
マーベルはMCUにおいて
最強の存在かもしれない。
しかしあの指パッチンの
悪夢をアベンジできる
ハッピーエンドの伏線は
今作には存在しなかったと思える。
結局のところ
3時間越えのシリーズ最長の
『アベンジャーズ/エンドゲーム』を
見ることでしか答えは導けないのだ!!
さすが!!
豪華過ぎるキャスト!!
主演のブリー・ラーソンは
29歳という衝撃の若さながら
すでにアカデミー賞主演女優賞を
受賞しているが、
その彼女とタッグを
組むのが70歳の
サミュエル・L・ジャクソン。
娯楽映画の名脇役を
多数演じるサミュエルが
今作では40代の顔面をCG加工して登場。
というかもう70歳なのに
なんでこんなに動き回ったり
クールだったり
アホしたりできるんだすごいぞぉ。
そしてブリー・ラーソンこと
ヴァースの上官でありながら
精神的な対立者は
これまた名優のジュード・ロウ。
娯楽映画にもちょこちょこ
出てるスーパー2枚目俳優ですが、
まさかのSF映画での
ヴィランとも言える立場で登場。
やっぱりイケオジは女性の敵!ということか、
今作では頼れる
上官以外にも女性を
心理的にいたぶる嫌な奴を好演。
ジュード・ロウだからこそ
いやらしさが高まる。
さらには端役だが
コールソンが
『アベンジャーズ』以来の参戦!!
スピンオフのテレビドラマ
『エージェント・オブ・シールド』で
2019年までも主役を張っている
コールソンが過去の話しながらも
劇場復帰なので胸熱。
そしてそして
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』から
ロナンとコラスが登場しさらに胸熱。
そしてジュード・ロウ率いる
特殊部隊はノルウェー人や
アジア系イギリス人も登場し、
多様性爆発。
さらには『スター・トレック』を
彷彿させるトカゲ系の
変身宇宙人のスクラルが登場。
演じるのは『ローグ・ワン』で
凄まじくかわいそうなことになった
中間管理職俳優
ベン・メンデルソーンが
今回も悩める将軍として好演。
当初ヴィランと思われたスクラルだったが
ヴァースことキャロルの
記憶が明かされマーベルが
覚醒することで…。
そしてそのヴァースの
秘密を握る博士を
アネット・ベニングが演じる。
この俳優さんは
まさかのアメコミ映画の登場という印象。
インディペンデント系の
しっかりした映画ばかり
出ている印象で、
自分の中では『20センチュリー・ウーマン』
の母親の強い女性像が
すごく印象的だった。
彼女がキャロルを支援し、
男性じゃなきゃ
許されなかったことを
キャロルに導くのは
感慨深いものがあった。
可愛い猫は侮りがたし
まんま猫感のあるグースですが、
いろんなガジェットが。。
ヒーロー誕生ものとしてまぁまぁ普通でした
マーベルの何度目かの
ヒーロー誕生映画。
『ブラック・パンサー』では
『シビル・ウォー』で
初登場させたので
そのまま続編的な流れで
やったのでヒーロー誕生譚は
描かなかったので、
MCUでは2016年の
『ドクター・ストレンジ』
以来のオリジン。
しかし『ドクター・ストレンジ』
では独特な視覚効果で
魔法の世界を巧みに描いたが、
今作は設定や物語でヒーローを
誕生というか覚醒させる話で、
少々見慣れてきた印象。
物語としての驚きよりは、
過去作を見ていたことへの
喜びなどが強かった。
またヒーローになるって
コスチュームを纏うことが
これまでのヒーロー映画の
オリジンだったと思うんだが、
今作は戦闘服が
色が変わっただけ
という亜種展開。
あれが好きだったりするんですが、
まぁでもあの色合いも
映画を見ればわかるが、
彼女のアイデンティティである
空軍カラーなんだよね。
過去も現在も自分という
複合して成長と捉えた作品として
の答えなんだよな。
それでもキャロルが
「いつでも立ち上がってきた」ことを
思い出し、
彼女だからこそ
キャプテン・マーベルなんだ!
とわかる展開は心が熱くなり涙した。
その後は痛快の大暴れ、
そりゃまぁ皮肉屋の
勝気なお姉さんですからね。
時折『24』の
クロエを思い出しちゃうんだよな。
via GIPHY
映像よかったです
この辺りはうろ覚えなので厳しいですが
映像が良かったです。
近年13インチ以下のモニターでの
映像鑑賞が主流なのか、
やたら俳優のバストショットや
アップが多用される映画が多くて、
広角の映画的な構図と全体的な
動きの演出が
減ってきている気がします。
むしろアカデミー賞で
撮影賞監督賞を受賞した
『ローマ/ROMA』は広角や
構図が秀逸だったので、
映画としての面白さは
やはりこちらが必須だと思う。
今作では趣向を
こらしたショットが多数あった。
彼女の記憶のシーンの
独特なVFXもそうだが、
飛行場での格納庫のなんて事のない
ショットを面白く
見せたりしていて、
IMAX効果あったなと。
また3Dも結構飛び出してきていた
記憶があります。
90年代風音楽チョイスはなんとも言えず。
90年代を意識したグランジ感を
出したキャロルのコスチューム。
劇中の大事なシーンでの
ニルヴァーナにウォ!
映画で古い知ってる曲初めて
使われた!こんな感じなのか。
なんとも言えないな!
と初体験。
そこでこの曲なの?と
思ってしまった。
このあたりは
ガーギャラ意識してんのかな。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7.3/10
・映像のアプローチ 7.5/10
・映画の美術面 7.5/10
・キャラクターの魅力 7.6/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 7.5/10
74点
オープニングのマーベルロゴで泣く人続出
本編よりも衝撃だったのは
マーベルのロゴ。
最近のMCUはヒーローたちの
アートが連なるが今回は
スタンリーの追悼バージョンで、
これまでの出演シーンが
フィーチャーされている
特別バージョンで、
かなり感動的。
マーベルの映画づくりが
とても誠実だと感じた。
本当にすごいよ。マーベル。
竹中直人の吹き替えしんどすぎ