GAMER 2010年度110本目

「アクションゲーム」を「映画」に替えた様な、独特なテンポと刺激的な映像構成、そこに独特な要素と近未来だとか、色々ぶち込んで、見てる側に理解を求める強大な作品。」

$果てしない未来へ~seasonⅤ~-GAMER

アメリカ2009年アメリカ制作アメリカ
監督
ネヴァダイン
(アドレナリン)
出演
ジェラルド・バトラー
(300)
テリー・クルーズ
(エクスペンダブルズ)
ローガン・ラーマン
(パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々)
アリソン・ローマン
(スペル)
予告

テレビSTORYテレビ
時代は2034年。
世界の一部ではついに、オンラインゲーム内のアバターをコンピュターの中ではなく現実の世界で人間を操る「ソサエティ」というゲームが生まれていた。
その製作会社が仕掛けた次なるプロジェクトは、死刑囚を利用したガンアクションゲーム。
実在する囚人を操作して、ゴールまで進むと言うゲームだ。
囚人たちはそのゲームを30回生き残ることによって、自由になることができるのだ。
世界ではそのゲームが熱狂的に流行っていた。
そしてそゲーム内でついに、「自由」を手に出来るかもしれない伝説のプレイヤーと囚人が現れたのだった。囚人の名前はケーブル(ジェラルド・バトラー)、彼はサイモン(ローガン・ラーマン)という天才的プレイヤーに操作されていたのだった。
しかし運営側のクリエイター、ケンは、ケーブルの勝利を阻止する為に、殺し屋を投入する。
そしてプレイヤーのサイモンには、「ソサエティ」の存在を否定するグループ「ヒューマンズ」のリーダー、ブラザーが接触を試みてくるのだった。
何も知らない、ケーブルはひたすら死を牢獄で待つ身なのだが、彼に家族の話をする人物が現れる。
2010年12月12日鑑賞
PS3感想PS3
アドレナリンシリーズの監督達の最新作(と言っても去年の映画を今年の年末に公開という傲慢ぶりだが)を見た。
結構、存在自体知らなかったのだが、「アドレナリン:ハイボルテージ」を見てしまったら、流石に彼らの作品を簡単にはスルーは出来ないな。
簡単に彼らが前回どんな映画を撮ったかと言うと、18禁の頭ぶっ飛び過ぎたアクション映画。(笑)
主演のジェイソン・ステイサムの出世作と言っても良い程、キマっている。次期カルト映画確定だと思うぐらいヤバメな映画だ。興味があったら見て欲しい。
とりあえずぶっ飛びというかぶっ壊れ映画を撮った監督達の新作は、これまたいびつな内容と設定の近未来殺戮社会映画。(笑)
人間が人間を合法的に操るという、衝撃的な設定を「ゲーム」という概念を混ぜながら、色んな要素をこねくり混ぜて作られた、たいそう複雑な映画だ。
それでいて本編の人物数もかなり多めで。また現実世界とゲーム世界での人物の立ち位置があり、
それぞれが複雑に混ざり合い、最終的に一つになるのだが、その物語的パートよりも、アクションパートに映画自体の割いている時間は長いのだ。それが悪いかとかはまとめて最後に言いたいと思うが。
特にゲーム世界での映像描写のぶっ飛び具合は、目が痛くなる。
勿論故意にやっていると思うが、あそこまで色々飛んでいると吐き気さえ覚えそうだが。
また現実世界の近未来独特の腐敗感も健在で。またクリエイター側の状態もなかなか冴えたものになっている。
忘れては行けないのが、ゲーム中の映像だ。
そもそもゲームをする環境がルームである、というかルームに入ればネットも手だけでうにうにやれば、おっぱいも見れるなどなど、怒濤の近未来感も飛び抜けている。監督達のセンスは冴え渡っている。
また戦闘中の映像もすごい。
内容も複雑だが、映像も勿論複雑だとも。
映像はなるべくCGを使いたくないという監督の意向により、ケーブルの肩越しを多用。
またローラーブレードを用いた撮影スタイルという前代未聞なテクニックを用いているため、全く見たことがない映画を見る可能性も秘めている。
そして戦闘中では、映画内の設定の鬼畜具合も備わっているのも忘れ難い。
ゲーム内のプログラムとして、刑の軽い罪人がいるのだが、その無防備さと戦場の冷酷さが、混ざり完全に異常な世界に。
とここまで完全に色んな要素を詰め込みながらも、ゲームの世界とは中盤でおさらばし、現実世界でのお話にシフトする。SF映画の陰謀ものでちょっとありがちな展開だが、超絶悪い、ヒョロイ奴と戦う展開になるのだが、その登場シーンが何故かミュー○○○。映画に不調和過ぎる不条理な展開に驚愕。
ラストバトルもなかなかの雰囲気で、結構やばかった。
とことんほめ殺しにしたい部分はあるのだが、それがとことん奥深く、潜在能力はかなり高い映画ではあるが、表面的なグロ要素という、一歩踏み込めばかなりやばい映画なのだが、壁が高いというか、一見では否定的になってしまう映画であることはここまでくればわかると思う。
自分的にこの映画がとことん完全だと思ったのが、アクションパートと物語の設定パートの配分が7対3ぐらいになっている点だ。
それってよく考えると
アクションゲーム
の配分じゃないかと思う。
だいたいゲームって短い小話を挟んで、すぐに激しいアクションに移行する。(まぁー会話はゲームをしていることにはならないから、短いのは当たり前だが。)
その再現度の高さを計算して、恐ろしい程の情報量を詰め込んでいる。この監督達は凄過ぎるのだ。
また悪役のケン役だった人には注目したい。
終盤のあのシーンは衝撃だった。というか全体的にどっか見たことあるけど、なんだこの存在感という感じの方で、調べたら、海外ドラマ「デクスター」の主役の方ではないか。
またブロードウェイ出身という脅威の実力者。凄いぜ。「デクスター」是非とも見たいと思います。
映画にはまだ全然出ていない見たいなのれす。これから注目なのれす。
同じくプレイヤーのサイモンはなんとあの「パーシージャクソンとオリンポスの神々」とかいう映画に出てた人です、自分見てないけど、そんな彼が出ているとは。
その他では妻役の人のソサエティでの活躍ぶりはマジやばいです。年甲斐にも無くデブなプレイヤーのせいで青い髪にされて、タイツぴちぴちのヒーローズのピーターにケツとか触られて…。
体当たりです。流石アドレナリンの監督。鬼畜だぜ!!クラブのシーンとかやばすだよね。
で、一番はやっぱりジェラルド・バトラーさん。
ハマり過ぎです。
というか、監督たちはアドレナリンを本来ジェラルド・バトラーにやってもらいたかったらしいんだが、都合が合わず、ステイサムになったとか、考えただけでゆだれものです。
そして近未来映画へのオマージュもすごいみたいです。
ラストシーンは、ブレードランナーとまったく一緒って。(笑)
ただやっぱり本作は、興行的には失敗に終わっていて赤字だと思います。
なんというか利益度外視のアート大作映画とでも言えるのでしょうか?
ただ監督達は、次回作として、ニコラス・ケイジ主演のアメコミ映画、ゴーストライダー2の監督みたいです、正直本作からしてぴったりなので、大注目です。
メモ得点メモ
6点
取っ付きにくい映画です。
なかなか面白い映画ですが、感想は賛否両論だと思われます。

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