伊坂幸太郎原作とか微塵も実感わかねぇ
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2022年アメリカ映画
やっぱりブラピはイケオジ担当ですよね
監督
デヴィッド・リーチ
・ジョン・ウィック
・アトミック・ブロンド
・デッドプール2
・ワイルド・スピード/スーパーコンボ
キャスト
ネタバレ あらすじ
2022年9月3日劇場鑑賞
2022年37本目
伊坂幸太郎の小説がハリウッド映画化
伊坂幸太郎の小説は読んだことないが
映画なら
『陽気なギャングが地球を回す』と
『重力ピエロ』なら見たことあるが
別にそんなに面白かった記憶も
なかった気がするが。
知らぬ間にイケメンからイケおじへ
正統進化したブラピと
アクション映画監督の
デヴィッド・リーチが監督していて
豪華スターが多数登場の原作が
伊坂幸太郎の『マリアビートル』
らしいのだが全くもってピンとこないが
伊坂幸太郎さんの小説が映画化するたび
伊坂幸太郎の原作だぜ!!
ってなるぐらいなんだからきっと
村上春樹ばりにすごい存在なんだろうなぁと
思っているのだが個人的には
東野圭吾の方がすごいんじゃないかと
思ってしまっている自分がいる。
そんなことはさておき
日本人の小説が海外で豪華スター共演で
しかも舞台が一応2本にしているとか
とりあえず映画好きとしては嬉しいし。
映画の舞台が新幹線で
アクションコメディというのも
なんとも楽しい気がしてしょうがない。
そんなわけで批評家受けこそ悪かったが
映画の評判はそこそこ良かったので
劇場に足を運んできた。
それでもブラピは強くない
悪運が強い生存能力高いというのが上手い
とデヴィッド・リーチと言えば
『ジョン・ウィック』にて
キアヌを面白強いおじさんに覚醒させ
『アトミック・ブロンド』にて
シャーリーズ・セロンを再び
アクション大スターへ押し上げ
武闘派ヒロインの新たな金字塔を
作り上げたわけで
ブラピの武闘派アクションがあるのか?
と思いきや
ブラピさん終始情緒不安さを
頑張ってピースしようとする
全然強くないけど頗る幸運という
ステータスがおかしい
トリッキーキャラを好演していて
びっくりする。
銃は使わないし憲法も使わない。
護身術的なマーシャルアーツは
使うのだが決して強いようには見えない。
むしろブラピの魅力をわかっている
トム・クルーズの体当たり感や
キアヌの等身大に強そうな感じ
とは真逆の存在を
しっかり映画は描き
コメディ映画としても際立っていて
マジで正解過ぎてやばい
オシャクソ映画はタランティーノだけでいいです
正直誰が監督かあんまり
予習しないで鑑賞したので
見ている最中の無駄に長い会話には
飽きた印象もあった。
回想シーンなど工夫こそされているが
機関車トーマスのネタとか
いちいちしつこくてだるかった。
このだるさは知っていて
タランティーノ映画でも経験ある。
ただあの独特な会話とは違う
妙なだるさ。
タランティーノフォロワーのやつだ
この映画の監督もしや
『ホテル・エルロワイヤル』の監督か?
と思ってしまったが
まさかのデヴィッド・リーチ。
本当お喋りクソ野郎の映画は
タランティーノさんだけでいいっす。
キャストネタ映画
まぁ本当はキャストネタ映画なんだよね。
レモン、蜜柑以外は
ほぼキャストシークレットでも
いいタイプの映画。
むしろ。え?この俳優出るんかい!
みたいなノリを楽しむ映画だと思うので
あんまり話題にも出せない要素ある。
メキシコの殺し屋誰だったんだろ。
って思ったら歌手のバッドバニーで
帰宅後調べて笑う。
またブラピ直近の出演作品からは
冒険恋愛小説の表紙役だったあの人が
クソ酷い役でカメオ。
デヴィッド・リーチ直前の監督作からも
2人も登場しびっくり仰天。
ぜひ確認してほしい。
またホワイト・デスさん。
真田さんの別名かと思いきや
しっかりロシア人として
あの顔いかついいヒール俳優が参戦。
あんまり知らない方が楽しめる。
このアンサンブル感も
タランティーノ映画っぽさなんだよな。
ブラピ実は脇役か?と思いきや
と冒頭から真田と謎の片言日本語の
俳優優さんとの一悶着が
あったりブラピが冴えないおじさんだったり
と主役オーラ一切なし。
むしろみかんとレモンの
みかん役のアーロン・テイラー=ジョンソン
の方が尺多いしキーマンとの
すれ違いが多数あったりと
ブラピが他の若手に花を添える
作品かなぁと思ったら
後半から一気にラッキー野郎として
大覚醒してしっかりブラピが主役。
自分の悪運を受け入れるという
なんとも奇妙な作品でした。
むしろ乗ってみたいこの新幹線
仕事で新幹線には頻繁に乗るようになった
自分ですがこんなエキゾチックな
新幹線逆に載ってみたい。
『マトリックス レザレクションズ』
でもトンデモ内装でゴージャスな
新幹線はあったが
今作は車両ごとに雰囲気が違い。
ネオン調の車両でオリンピックの
キャラクターがもてなしたり
バーのある列車。
トイレクソ広でウォシュレット付き
という面白車両。
なんだこの京都駅。
そこどこだ静岡駅?
富士山見えるっけ東海道線。
などなど新幹線を利用したこと
ある人でも凄まじい違和感が
むしろコメディとして面白いし
なんじゃその運転席などなど
新幹線が弾丸列車として
だいぶ仕上がってる。
そうそうホワイト・デスが
日本を拠点にしたロシアンヤクザなの
面白すぎるし
子供は海外に留学させたりしてるのも
なんか違和感あってわらけてくる。
じゃあ海外住めばいいじゃんって思う。
アンジェリーナを超えて
ブラピさんのイケオジっぷりが
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
に続いてという印象の本作。
思えば『Mr.&Mrs. スミス』で
アンジェリーナ・ジョリーと出会ってから
感情の無い渋めのキャラばっかり
やっていたような気がするブラピ。
2016年に彼女と離婚してから
徐々に感情を取り戻してきて
見たかったブラピが帰ってきた
そんな気がするのである。
話がしっかりしていたりする
鑑賞中薄々だが話は全部
繋がっていく。
まぁ気持ちいいよね。
というところ。
エピローグにあの
みかんの積んだトラックのネタも
わかって面白かった。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 7.7/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 7.8/10
・音楽 6.8/10
・上映時間と個人的趣味 7.6/10
75点
思えばブラピなかなかコメディ系の
役をやらない。
『デッドプール2』で透明人間役で
いきなり即死したのが最近?
その前だと
『バーン・アフター・リーディング』で
やっぱり死んじゃう筋肉バカとか?
レンタル
通販
ブラピの映画あんまりUHD出てないのな。
なんでだろ?