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◯【76点】最強のふたり【解説 考察:超金持ち全身麻痺と美しい映像と娯楽を堪能】◯

人生楽しんだもの勝ち

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

フランス2011年フランス映画フランス

暗い部分2割で8割は景気良く金使って遊ぶ最強の金持ちと若者

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キャスト

キャスト一覧
オマール・シー
・X-MEN:フューチャー&パスト
ジュラシック・ワールド
・トランスフォーマー/最後の騎士王
・Lupin/ルパン

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ

フランスの何処か、それは夜のこと。
公道を交通違反して無理に数々の車を追い越すフェラーリがあった。その運転席には黒人青年が革ジャンを着ている。助手席には髭が長くなった老年の男がいる。
フェラーリは、ついに警察に見つかり追いかけられるが、運転席の男と助手席の男は、賭けを始めた。
結局フェラーリはパトカーに追いつめられてしまうのだが、助手席の男ことフィリップの唐突な発作の演技により二人は、華やかに病院に先導される。首からしたが麻痺しているフィリップと黒人青年のドリスはこの状況をとても楽しんだ。
二人は趣味も育ちも経済状況も年齢も違った。
フランスのある富豪のフィリップの介護の仕事の面接に来たドリスは、もともとこの仕事が受からないことを想定しており、失業保険を受け取る為の一つの手段だったのだ。
しかしそんな不遜な態度のドリスにフィリップは興味を抱き、彼を雇うことにするのだった。
フィリップはドリスと過ごすことにより、徐々に仲良くなって行き、これまで体験してこなかったスリルを味わうようになる。

2012年9月17日劇場鑑賞
2012年度77本目
2024年2月20日自宅Amazon Prime Video鑑賞
2024年8本目

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2012年初見:感想を加筆

映画館の規模、公開規模に比べて
高い成績を上げてる純利益を
記録的に上げたと思われる。
日本大ヒット映画『最強のふたり』。

2011年の東京国際映画祭でグランプリを
獲ったGAGAの最終兵器は見事に多大な成果を上げた。
その後も2013年には日本アカデミー賞で
最優秀外国語映画賞を受賞。

日本人のこの映画の上げ方が異常

海外の映画サイトimdbでの評価も著しく
評価が高く
2024年2月22日の時点で
IMDbTOP250中47位という

北米の人も本作が大好きな超高評価映画

ただメタスコアは57点と低く

障害者を扱っているが露骨な娯楽映画

自分が劇場鑑賞したかった回も完売しており
2時間後の回を買った。
そしてその回もまた完売しており、
立ち見での鑑賞の方もいた。
凄い人気だった。

his0809
東京国際映画祭の力って意外と強かったのか?

感想としては
正直面白かった。
ただこの映画が大傑作だとか
そのような映画史に
残るような歴史的な映画とは
一線を欠く、ヒューマンコメディだった。

フランスでも大成功した本作。
思えば昨年の『オーケストラ!』も
日本でヒットしていたような気がするな。

そんなことはさておき、
本作は所謂、
障害のある人間と
社会に出ることができない若者が
交流して、とても仲良くなる、
実話をベースにした作り話だ。

障害のレベルも非常に高く、
首から下は麻痺というかなり深刻な状況。

またもう一人の黒人青年も
家が貧乏だったり、
経歴が悪いし
強盗事件を過去に起こしており
雇ってもらえなかったりと
かなり辛い生活を送っているのだが、
二人が出会い、
二人は全く違う価値観なのだが、
お互いの良さを認め合い、
仲良くなって、
悪ふざけをする、

とても明るい映画なのだ。

むしろ暗いもの全てを映画から取り除き、
暴走列車の如く娯楽に惚ける彼らの姿は、
まさに痛快。

しかし別の見方をすれば、
映画自体がとてもゆるい、
フランスのコメディというのはゆるいこと
が面白いのかもしれない?

アメリカ映画とかって結構、
緻密に作りたがるよね。
むしろ明るい二人には、
とても辛い過去があり、
それが悲劇に繋がるみたいな書き出しが
アメリカ映画には多いし、
それが現実的だと思う。

でもこれはそういう暗いトーンを全て
唾棄して、とことん緩く、
それでいて痛快にしている。
まぁ、

一応二人は途中で
離ればなれになるものの、
その原因がしっくりこなかったりもする緩さ。

「いや、それ決定打にはならないよね…。」

機転を聞かすこともなく、唐突な設定で難を超える。
主人公が元不良なのに
やたらに元気なのも何だか違和感。
でも映画の楽しさは体現出来ている。

しかし気になるのは、
現代を舞台にしているのに
黒人青年の音楽の趣味が
『アース・ウインド・ファイヤー』って。
Boogie Wonderland急に流そうとする
20代流石にやばすぎる。
古いPOPソングが好きということが
キャラのバックグラウンドとして
上手く描かれていると良いんだけど、
特にない感じで、どこまでも緩い。

言うなれば、不出来な興行的な映画だけれども、
それのどこが悪いとも言えない。

むしろそう言った楽しいだけを
前面に押し出した結果、
喜びを得れる、
むしろそういう所が日本人の
映画鑑賞における欲している
表層的喜びなのかもしれない。

確かに面白かったが、
思いの外薄っぺらいと思えもする。

まぁーでもオススメなんだ。
レンタルする機会があったら
見た方が良い。元気が出るから。

2024年に10年ぶりに鑑賞して無駄に元気出た。

アフリカ系の俳優さんの
動き一つ一つがとても輝かしく、魅力的。

むしろ何で介護の仕事を辞めたのかが
いまいちわからん。
自分の人生があると言えども
あのストーリーには力強さが足りな過ぎた。
あと実話だと黒人が本当はアラブ人で、
現在は社長になったらしい。なんだかなぁー。

2024年感想:度を超えた金持ちだからこそ

ドキュメンタリーをもとに
作られた劇映画。

出演の2人はフランスで大活躍の方。
ドリス役のオマールさんは
今作ん成功がきっかけで
活動をハリウッドまで広げている模様。
フランスのアカデミー賞とも言える
セザール賞にてオマールさんも
賞を受賞している。

度を超えた金持ちのフィリップは
遊んでいる時に妻と体の自由を失った。
そんな彼は相性の良い介護士に
出会うことができず癇癪を起こして
いつもクビにしていた模様。
そんな中
失業中のオマールは失業保険を
得るために内定の見込みが少ない
フィリップの介護の仕事の面接を
受けるがフィリップは面白がり
彼を採用。

介護の知識がまったくない
フィリップは介護というより
友人としてフィリップの世話をする。

フィリップの有り余る金の力で
富豪ライフを堪能する

もはやバケーション映画

大豪邸で鳴り響くクラシック。
金持ちしか乗れない高級車。
映画の冒頭からそれでルール無視の
ワイルドスピード級のドライブ。

自家用ジェット機での旅
美人秘書との謎の業務。
時間があればほぼ貸切の個展or
ギャラリーでアートを鑑賞。
パリの高級カフェ?での一服や
パラグライダーなどなど

凡人が見れない景色を映画で堪能できるわけです。

魅力:フランスの美しい街並みや素晴らしい映像

と凡人が堪能できない
素晴らしい日常をオマールを通して
見るわけですが
その映像が実に見事。
全身麻痺という映画的には室内劇が
多くなりがちながらも
高級で美術的に魅力たっぷりな邸宅
での美しくキリッとした構図の
映像の数々。
冒頭の高級車での街中を
暴走する映像もワイルドスピード並みに
リッチなナイトドライブが見事。

カフェでの映像オークションでの映像など
全ての構図が優れており
そして高解像度。
オマールやフィリップの肌のしわも
垣間見られるほど高画質な映像で
うっとりしてしまう。

ヘリコプター撮影も実に見事で面白いし
真夜中の散歩の
薄暗いパリの映像など
映像がめちゃめちゃ面白く。
オマールの元気っぱいな演技や
フィリップの全身麻痺の演技も
とても上手くて
再鑑賞してみてこんなに面白かったけ?
と思わずにはいられなかった。

課題:説得力のない人物設定

それでもまぁ手放しにこの映画が
素晴らしいとも言い切れなくて、
一応実話がベースの作品で
元強盗犯であるオマール。
フィリップ以外はオマールを
フィリップの財産を狙う危険な存在として
序盤は扱うわけだが
決してオマールを遠くにやろう
とかそういう要素はない。
実際にオマールは最序盤に
フィリップの思い出の品の一つを
盗み、行方不明になったので返却も
しなかったわけだ。

それをフィリップはしっかり気づいているが
フィリップの求めている
今までの日常を再び味合わせてくれるのは
介護の知識も薄い体当たりで
異常に明るいオマールだけ。

そもそも強盗犯になった男が
なんでこんなに明るいのかが全くわからん。
厚生した?というわけか?
その過程さえもこの映画は描かず
オマールの住んでる地域は貧困層が
多い団地ってぐらい。
オマールの弟は犯罪に手を染めている
ように思えるがその描写もなく
オマールはそれを是正するために
街に戻るべきだと考え
フィリップとの優雅で高級な仕事を
止めるわけだが
結局フィリップは普通の介護には
我慢できずにさらに精神を病ませていく
というクソ展開。

なんじゃこの展開

そういうわけか批評家評価としては
結構低くメタスコアは57点とか。
やはり音楽面でもなぜか
アース・ウィンドウ・ファイアーを
複数回しようしたりと謎が多い。

オマールの実の母と父は死去してるし
おばのもとにいるが
おばの子供は旦那を変えて
たくさん子供がいるとか
わけわからん地獄の設定があって
それを養うためなら
とことんフィリップに甘えて
仕事つづけるべきではないか?
住み込みで働いて拘束されるから
土日もクソもないのかもしれない。

いやそれなら複数人雇ってシフトで
いやそもそもフィリップなんで
職安なんかに募集だしてんだ???
ここまで富豪だったら
専用の富豪向けのサービス利用する
はずだろう?

とツッコミを入れ出したら止まらないのだ

意見:ユーモアのある会話は現実だと成り立たない

自分はユーモアのある会話は大好きで
今作のフィリップとオマールの会話は
まさにウィットに富んだ
ユーモアセンス抜群の会話が
繰り広げられて素晴らしい。
障害者相手にそこまで毒吐いて
いいのか?という連続。
そのモラルのなさこそが
本当の思いやりなのかも?
と思うところもあるのだが
逆に現実でユーモアのある
皮肉で会話すると
嫌味な奴として扱われて
孤立するよね。

his0809
感じが悪い人して処理されません?

娯楽としてユーモアのセンスは
処理しないといけないなんて
俺は知らなかったよ。

日本人は建前を大事にするし
京都人なんて言動の真意が
ぶっ壊れているし。
陰湿な人種たる日本人が
この映画を楽しめているのが
なんだか不思議だなぁと
改めて思いました。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6.5/10
・映像のアプローチ 8.4/10
・映画の美術面 9/10
・キャラクターの魅力 7.6/10
・音楽 6.6/10
・上映時間と個人的趣味 7.8/10

76点

テンポはいいが
重い展開もほぼ終盤だけだったし
それが全く意味わかんないし
最終盤のドヤ顔の
オマールさん含めて
わけわからんが
まぁずっと映像が綺麗だったので
とても良かったです。

通販

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his0809
育児で更新頻度落ちてます。

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