【海外ドラマ】テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく【感想】

★この記事をまとめるとこんな感じ★

1 製作
2 あらすじ
3 Apple TV+で好評のドラマを見たよ。
4 3日ほどで全話鑑賞
5 サッカー版『メジャーリーグ』と言っても過言では無い
6 聖人君主の崩壊、人として悩むテッド
7 実は製作中にジェイソン・サダイキスが妻のオリヴィア・ワイルドと離婚間際だった。。
8 海外ドラマなので女子の立身出世にも焦点
9 Apple TV+コンテンツ少なすぎ

製作

2020年アメリカ海外ドラマ

出演

ジェイソン・サダイキス
・シンクロナイズドモンスター
・モンスター上司2
・なんちゃって家族

ジュノー・テンプル
・つぐない
・ミスター・ノーバディ
・キラー・スナイパー
・マレフィセント

あらすじ

現代のイギリスのロンドンのリッチモンド。
この地にあるサッカーチームAFC Richmondは、
プレミアリーグに在籍しているが、
オーナーは離婚した結果、
元妻のレベッカが務めることになった。

彼女は元夫に復讐すべく彼の愛するこのチームを
ボロクソ弱くして、プレミアリーグから降格させ、
ファンからの支持を失わせようと考えた。

彼女は監督を解雇し、
アメリカ大学のアメフト2部リーグの監督である
テッド・ラッソ(ジェイソン・サダイキス)を
スカウトして、彼は相棒のビアードと一緒に
渡英する。

テッドは大学アメフトの2部だが
弱小大学チームを改革し超強くした実績があるが、
サッカーの知識は何もなかった。
彼自身何故自分が選ばれたかはわからないが、
せっかく手にれたチャンスを逃さず、
挑戦する意味でも全身全霊で挑み。

日夜チームの組織、チームメイトの関係を
学び、コミニケーションも重視し、
チーム全体の改善点を見つけ、
とてもチームに貢献したが、
チームの成績は良くならなかった。

そしてそんな聖人君主のテッドにはある
重い悩みがあった。
それは故郷に残してきた妻との関係だった。

2021年1月3日Apple TV+にて鑑賞完了

Apple TV+で好評のドラマを見たよ。

今回の記事は
『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』です。

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こちらは2020年8月からApple TV+にて
配信開始された1話30分のコメディドラマ。

監督は1エピソードを
『終わりで始まりの4日間』の監督した
ザック・ブラフが監督しているが、
それ以外は無名の方。

製作は日本では馴染みの薄い
『サタデーナイトライブ』に10年間
出演したジェイソン・サダイキスと
髭コーチ役のブレンダン・ハント。

サダイキスを自分は
『ホール・パス/帰ってきた夢の独身生活＜1週間限定＞』
にて知ったが、
出る役ほとんどが悪役よりの嫌味キャラな印象。
またエド・ヘルムズと体格が似ている気がするので
正直間違える。
今作を見るまで多分一生間違え続けたと思う。

そんなサダイキスが演じたのは
まさかの聖人君主とも言えるキャラクターでした。

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Apple TV4Kをクリスマスに貰い、
IMDbにて2021年1月24日現在
104位という好評作品なので、
試しに見てみたらめちゃめちゃハマってしまった。

3日ほどで全話鑑賞

結果的にはシーズン3まで制作が決まった本作。
1シーズン10話で
合計330分ほどで、
頑張れば2日で見れる作風。

オーナーと離婚し、
新規オーナーになった妻が、
元夫への嫌がらせのために
イギリスで権威のあるサッカーチーム
しかもプレミアリーグに在籍するチームを
クソ弱チームにしようと画策し、
まさかのサッカーではなくアメフトで
無名どころかプロリーグで活躍しているわけでもなく
大学の2部リーグにてチャンピオンにした
男のテッド・ラッソという男を
わざわざアメリカへオファーを出すという
前代未聞の嫌がらせ。

しかしこのテッド・ラッソ
めっちゃ良いやつなのだ！！

近年ドロドロしたドラマ見過ぎて、良い奴過ぎる奴に出会えてマジ幸せ

サッカー版『メジャーリーグ』と言っても過言では無い

映画『メジャーリーグ』を見て育った人なら
おそらく本作は楽しめるだろう。

導入部分というか
前半は大体一緒。
あっちは映画。
こっちはドラマと言ったところ。

弱小チームを作ろうとしたら
どんどんチームが強くなってしまう。

その方向性は一緒だが、
ダークホースとも言える
無名なテッド・ラッソがめちゃめちゃ良いやつなのだ。

まずは人望から！
という彼の戦略がしっかり機能し、
どんどん仲間を増やし、
チームがどんどんまとまる。

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ここからが違うがレベッカは、
自身の復讐か？テッドの作る未来かに
心が揺れるが、復讐を優先し、
チーム崩壊に新たな一手を撃つ。

聖人君主の崩壊、人として悩むテッド

最近少なくなった安心して見ていられる作風
むしろ完璧系主人公が、
チームを再構成していく様は、
どうにもこうにもグロい展開の数々より
清々しくて嬉しいわけですが、
流石にそれじゃぁダメだったようで、
テッドの弱点が描かれてしまう。

普通過ぎて結構冷めた

テッドさんは、実は結婚に行き詰まっていて、
何事もあきらめない主義という彼、
忍耐強くチームからの嫌味や、
フーリガンにも立ちむかい
悪い成績にも耐えてきた彼だが、
流石に愛する人の気持ちをと
向き合うことに大きな葛藤を抱えた。

面白いんだけど欲しかった展開ではない。

実は製作中にジェイソン・サダイキスが妻のオリヴィア・ワイルドと離婚間際だった。。

彼女の監督デビュー作にも出演した
ジェイソン・サダイキスは仲睦まじいと
思っていたが、
まさかの2020年11月に離婚が発表された。
今作が2020年8月に配信されたが、
おそらく2人の結婚関係は
終盤に陥っていたのか？

もしくは本作の製作や彼女の
監督業にて仕事がお互いに忙しくなって
しまったのか？

そのジェイソン・サダイキスの境遇が
テッド・ラッソに近いものがあり、
だからこそ本シリーズにて
脚本として落とし込んだのかもしれない。

テッドが離婚に対して
悩んでしまうエピソードの重みが違う。
逆にその痛みを理解して、
最終話のレベッカへの理解という
テッドの人間として器のでかさを再表現する。

海外ドラマなので女子の立身出世にも焦点

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海外ドラマといえばキャラの掘り下げ。
テッド監督と敵対関係のレベッカだけではなく、
才能あるけどプライド高い選手、
元スター選手で今は落ち目のベテラン選手、
その2人の間で揺れるモデルさん。
このモデルさんがサブ主人公として、
どんどん成長していく。
この女子がレベッカの精神的支柱にもなったりと
どんどん尺が取られていく。

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悪くは無いが、
序盤の意外性から普遍性へと陥ってしまうが、
そもそものスポーツモノの面白さというものは
序盤からちゃんと維持されているので、
ずっとそこそこおもしろいのだ。
うん。意外とサッカーを扱った映画やドラマ少ないけど
『GOAL!』もそこそこ面白かった。

その他愛嬌のあるキャラも多数登場するし、
みんな変わっていく。

シーズン2,3が決定したからか
ラストでは切ない展開に。
シーズン3でプレミアリーグ優勝？

てかプレミアリーグにいるって
めっちゃ強いのでは？？？
そうは思えない気がするが。

あと

Apple TV+コンテンツ少なすぎ

いやまぁ。1年間無料なのですが、
Apple TV+が製作配給した作品しか
無料で見れないんですよね。
全然増えないし、全然有名なの無い。。。
Netflixやamazonは他社作品も
色々見放題にしているのに、
Disney+もそこそこ増えてるし、
既存コンテンツ力がめちゃくちゃ高い、
それに対して、全然ない。
いやiTunes Storeでいっぱい映画
レンタルできるんだから少しぐらい
何かあってもいいじゃねぇか。。

あ。忘れてた