★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2020年アメリカ映画
そして混沌へ
監督
マックG
・チャーリーズ・エンジェル
・チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
・マシュー・マコノヒー マーシャルの奇跡
・ターミネーター4
キャスト
ネタバレ あらすじ
2020年10月18日 自宅Netflix鑑賞
2020年59本目
驚愕:まさかメラニーお前がか!!!
1見たので2もそのまま連続鑑賞。

前作の製作・監督及びキャスト続投で新メンバーにメラニーの取り巻きと新ヒロイン?のフィービーが参加。てかメラニーって『ドクタースリープ』の最序盤で出てくる人を眠らせるシャイニングを使えるあの娘だったのか。もともと子役で6歳から活動している人だったのか。アビゲイル・ブレスリンとは違って、むっちり系ではなくて、細身系のヘレナ・ボナム=カーター系の顔立ちなので将来もNetflixオリジナルなどの需要が高そうな美人俳優になりそう。

1の終盤でのコールとのファーストキスなど純情おじさんとしてはかなり胸熱だったにも関わらず周りから精神疾患扱いされた挙句、幼馴染がクソビッチ化しちゃうっていうどんな陰鬱エロ漫画ですか???でもマックGの魔法なのかそれさえもビッチ悪女(キラークイーン)として外連味たっぷりに純粋悪化できちゃうからすごい。
映画的には前作から2年という設定と外見が年齢不詳過ぎてツッコミどころあり。
通常だと14歳設定だけど、どう見ても17歳とかなんだけども???てかお前らもうセックスとかしてんのか?早くないですか???また新キャラのフィービーが初登場でドン引き台詞を披露するクレイジーキャラで
混沌が加速するやばいタイプの続編映画!!
驚愕:ティーンエイジャー復活のリベンジ!!
前作で殺害したティーンエイジャー達が漏れなく復活。でも何故かビーの姿が見えなくて謎という展開だが、相変わらず愛嬌たっぷりで自分を殺害したコールに対して、もはや親近感を感じていそうな仲。

個性的な怪人達がどうやってビーにスカウトされたかも描かれて、その映像が無茶苦茶にカオスなので
混沌が加速する
ここがやばい:やりたい放題で混沌が加速する
さすがマックG。前作でも道徳観としていじめはダメ!と唐突に描いてきたが、今回はレイプはもっとダメ!という謎の意見をぶっこんできた。また前作からふつふつと感じていたメラニーのネグレクト要素、今作では父に性的搾取されているような雰囲気もあり、彼がメラニーにより殺害されて、なんかスッキリする。しかし問題はフィービーの扱いか?まぁシナリオ的に終盤のまとめ方が「酷い」に分類されても否定できないが、狂人だったフィービーが、またもビーがベビーシッターとして、不幸のどん底に落とされた人であり、ビーが悪魔と契約した原因だったという伏線が描かれた。
しかしそれを知った後のフィービーとコールのセックス描写の隠喩がなかなかのぶっ飛びお花畑描写で、混沌が頂点で苦笑いというかコメディとしては笑えた。
しかし病んでるフィービーのテンションが終始しんどかったことは否めない。
ネタバレ:ビーの本当の目的
一応作中では前作でコールとのやりとりでビーは改心して、フィービーへの償いのために、ビーが愛したコールをフィービーへ導き、2人を結ばせるというフィービーへの償いのための話であったことが明かされる。1でビーがコールをアリソンから救ったのはコールなら自分が不幸にしたフィービーを救ってくれるかもしれないというビーの賭けだったのかもしれない。
結局彼女は前作同様今作でも悪役とは言い切れない絶妙な憧れお姉さんポジションを確固たるものにし、好感度を高めてこの世を去って行くのであった。

ここが問題:2でパワーアップしたの?
結局2というか完結編だった本作。続編だしパワーアップしたのか?というと正直してない印象。たしかに前作はコールの家の周辺を舞台にしたソリッドスリラー的側面や隠れんぼ要素もあってホラーとしての見応えも確かにあった。
今作は前作で作ったルールを用いて、舞台を郊外にしてロケを増やしたり、派手な死に様などは増えたものの、無駄な回想シーンでの混沌描写が増えただけで、ホラー映画的側面よりエンタメバカ要素が増量した印象。
結局は面白かったのだけどもこの手の映画でありがちな、
前作を超えることはできなかった
に集約されてしまった。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6/10
・映像のアプローチ 7/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 7/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 7/10
67点
今回も1時間30程度と非常に見やすかったです。また今作の批評家評価が22点という低さにびっくりした。そんなにはひどくなかった。あとコールがオシャレすぎて笑った。また今作のフィービーの強烈なインパクトは後のNetflixの成功作品の『ウェンズデー』の出演を勝ち取ったのかな??と思うところもあった。その起源を目撃する意味でも今作を鑑賞する価値はあるし、カルト映画化しそうですね。
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