Multiplex広告:記事は下部から

◎【80点】Hand of God -神の手が触れた日-【解説 考察:監督の半自伝映画】◎

美しき瞬間は残されて

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2021年イタリア映画

パオロ・ソレンティーノの映画が最高な理由を学ぶ

監督

パオロ・ソレンティーノ
イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男
・きっと ここが帰る場所
グレート・ビューティー/追憶のローマ
グランドフィナーレ

キャスト

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
1980年代のイタリア、南部にあるナポリ。
シーサ家は父が銀行勤務でちょっと
裕福な家庭だ。
少年ファビエットは俳優志望の兄と
いつも大事な時にといれに籠っている妹と
父と母と暮らしている。

そんなある日
母の妹で超綺麗なパトリッツィアが
帰りが遅いことを浮気と旦那に疑われ
暴力を振るわれてしまう
ファビエットと父と母はそこに訪問し
宥めるのであった。

1983年頃。
シーサ家の実家はそこそこ裕福で
大型連休では親戚が揃って過ごす。
彼らの話題はセリエAのサッカーチーム
ナポリにてマラドーナが
移籍してくるかだった。
近くの海で過ごしていると
なんとパトリッツィアが全裸で
日光浴をする。
旦那は困るが皆はその
抜群の体型に見惚れる。
その最中密漁船を
スーパーテクニックで運転する
謎の男を目撃した。
その帰り道ぱとリッツィアは
この世から去ろうとするような
虚げな表情をしていた。

そしてファビエットが
兄と街を歩ってると
マラドーナらしき人物の
車を目撃し
彼の移籍を確信する。

兄のマルキーノは
フェリーニ監督の映画のオーディション
を受けに恋人とファビエットと行く。
しかしうまくいかなかった。

家族はマラドーナの活躍に熱狂する。

ファビエットの父の浮気が発覚。
母と大喧嘩をする。
仲直りに別荘を購入した父は
家族で過ごすことを提案するが
ファビエットはマラドーナの活躍を自宅で
見ることを選ぶのだが。

試合鑑賞の夜。
父と母は一酸化炭素中毒で
亡くなってしまう。

最愛の家族を失い
空虚な日常に取り残されてしまったような
気持ちに苛まれるファビエットだが
親戚からファビエットは
マラドーナによって生かされた
神の手によって救われたことを
告げられる。

それでも彼の日常は続いていく

2022年1月8日自宅Netflix鑑賞
2022年2本目




パオロ・ソレンティーノ監督の半自伝映画見た

『グレート・ビューティー/追憶のローマ』
『グランドフィナーレ』が個人的に
大好きな作品。

その監督のパオロ・ソレンティーノ監督の
作品が2021年の年末にNetflixに
追加されたので鑑賞しました。

キャストについては
父と母はいつものソレンティーノ監督の人。

ただ今作はティーンが主役の本作。

監督の半自伝映画でした

タイトルにマラドーナの手の暗喩が
あるからもしかしたら
サッカー映画かな?って思ったら
『ローマ』に近い監督の
人生のターニングポイントである
1980年代でのナポリでの日常が
描かれた作品。

his
監督自身は結果的にずっと
ナポリで過ごしたみたい。

監督の過ごしたナポリでの一風
変わった日常。
セクシーだけど闇を抱える
理想の女性。

突然の肉親の喪失により
崩壊する日常と将来。

階上に住む未亡人の老婆に
女性の扱いを学ぶ。

絶対的なものなど人生になく
常に変化があり続けるという
人生とは何かを探究するが
見つからない
監督のフィルムワーク的に
正しいものを
監督の半自伝的に描き
今までになかった
大きな喪失というトラウマを
作品に持ち込むことで
ドラマ的な側面も一層強く
そして身近になっているのが
好印象だ。

his
そういういみでは『ローマ』よりも見やすかったり

そしてタイトルから分かるように
監督のユーモアもさすがで
実話である
マラドーナに生命を救われたという
ことから映画のタイトル
監督がいかにマラドーナを敬愛している
かを理解することができる。

監督の映画の美しさが分かる

監督の映画のワンシーンワンシーンに
潜む美しさの理由が
今作を見るとわかってしまう。

監督自身が
親を失ったことで
残されてしまったことであると
思うことがあると思う。

残された一瞬の瞬間に
自分自身のカタルシスを感じたことで
映画でもキャストが去った場所
キャストから置き去りにされた
瞬間それぞれに
真の静寂と美しさを
見つけられているのと
そこを大事にしているんだろうなぁと
考察することができるのです。

今作でも数多の美しく
面白いショットがあって
やばいし
監督のユーモアも最高でした。

まさか妹がいて
ずっとトイレに引きこもっていたとは
気づきもしませんでした。
劇中で幽霊にでも話しかけてるのかな?
と思ったり
最後にトイレから出てきて
泣いてた人マジで誰?
って思ったけどお前が
妹だったんかよぉ!
と思いました。

『ワンス・アポン・タイム・イン・アメリカ』
を最後まで見ないのも
おもしろかったなぁ。

そして我々にも
監督のように
一瞬の瞬間に残された
美しい瞬間は共存しているので
カメラを構えた時
その瞬間を見つめてみようと
思いました。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 10/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 7.5/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 8/10

80点

レンタル

通販

his0809
3日に1回更新を予定してます。また来てください!

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

HBOMAX作品が見放題のU-NEXTは胸を張っておすすめできる!!
ロボットアニメも大量にあって入会必須!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA