プリクエル2作目
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2022年アメリカ映画
グルーそこまで天才じゃなかった
ネタバレ あらすじ
2023年1月10日U-NEXT自宅鑑賞
2023年2本目
そんなわけでプリクエル2作目
『ジュラシック・パーク』シリーズや
『ワイルド・スピード』シリーズ
そして『バトルシップ』でお馴染みの
ユニバーサル・ピクチャーズの
子会社のアニメスタジオ
イルミネーション。
2021年12月にアメリカで
『SING/シング: ネクストステージ』
を公開したが
半年後の2022年7月には
『ミニオンズ フィーバー』を公開。
原題はMinions: The Rise of Gru
グルーの勃興とも言える
プリクエル2作目
シリーズ通算5作目で
2015年の『ミニオンズ』の続編。
※2017年にはシークエルの3作目
と続編製作としてはぐっちゃぐちゃ。
わずか半年ながらも
このミニオンズシリーズ
2023年1月時点では
ユニバーサル・ピクチャーズとしては
世界興行収入5位という
超ドル箱シリーズ。
上位4作品の制作費の3分の1程度で
制作できるのだから
凄まじくリーズナブル。
今作もしっかりユニバーサル・ピクチャーズとして
世界興行収入9位という凄まじい黒字を挙げている
『シング』に続いて半年で
人気シリーズを公開するとは
なかなかすごいなぁと思う今日この頃。
前作の舞台イギリスから
舞台をアメリカに戻し。
時間変遷こそぐちゃぐちゃだが
(説明だと8年経過?してるが前作で4歳は無理だよな)
1970年代後半の
カンフーやらヒッピーが流行している
サンフランシスコ近郊を舞台に
ミニオンと悪党たちのドタバタ劇が幕開け!
グルー!お前そんなにすごくないんかい!
と若くして大天才の悪党と
『ミニオンズ』のラストで
描かれた彼でしたが
今作では悪党に憧れる少年に弱体化。
いや。でもしっかり前作の
イギリス国王の王冠は盗んでいるわけで
その技量こそは世界レベルの
大悪党なわけですが。。。
発明品としての冷凍銃もなくなってて
ジェット自転車はある模様。
しかし前作のラストの飛行機はなさそう。
大幅に弱体化
ネファリオ博士とも今作で出会うよう。
となると『怪盗グルーの月泥棒』の
時点では40代ぐらいになるのかしら??
とそうなるともはや少年と
黄色物体たちが繰り広げる
テンプレチン道中になるわけですが
まぁそれが見たかったんでもう満足なんですよね
ってほっこりドラマかよ
と悪いやつかと思った
ワイルド・ナックルズがめちゃめちゃ
良いおっさんで
グルーの師匠になっちゃうという
超展開に見ていてびっくり。
グルーめっちゃ人の心あることに
なるじゃないかぁ。
まぁ相変わらず母親は毒親ですが。
あとこの世界の人ほとんど
ミニオンズの話してること
わかるんだね。
知らんかった。
また日本の予告などで
印象的に使われている
カンフー要素が
後半の終わりぐらいからのネタで
びっくりしました。
あのカンフーマスターなんなんだよ。
少林寺拳法を極めたらしいが
陽と陰を極めた太極拳の技
みたいなの発動してて
めちゃめちゃだった。
また怪獣拳法バトル
みたいなのは
干支の石を用いていたので
その感じはあったものの
終盤の終盤で唐突に出てきて
置いてけぼり感はあった。
いやいや彼らの超兵器も
なかなかの見応えありましたよ。
まぁグルーシリーズの
独特なテンポの悪さが
ない分よかったけども
詰め込み過ぎではあったよなぁ。
しかもミニオンズたち
めちゃめちゃ強いし。
だったらグルー版でも
拳法使えるだろお前ら!
と思うがこいつらのことだから
忘れちゃうんだろうなぁと
なんだか納得してしまう。
すばらしきヴィシャス・シックスの浪費
めちゃめちゃ個性的な彼ら
1人は片腕がロブスターの手になってる
くそキャラですが
そんな説明も一切なし。
シスターがめっちゃ極悪人と
ぶっ飛び感先行で楽しいから
何度見ても楽しめると思われ
そして恐ろしいことに
アメリカ版の声優さんは
ロブスターはジャン・クロードという
名前で声優は
ジャン=クロード・ヴァン・ダム。
巨大な鉄の拳を装備していたのは
ダニー・トレホ。
スケート付いてたやつは
ドルフ・ラングレンが演じるという
無駄な使い捨て軍団
これぞ『エクスペンダブルズ』。
ちなみにカンフーマスターも
ミシェル・ヨーという無駄に
豪華でそれっぽい人起用してて
くっそやば。
どれも全然気が付きませんでした。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 5.5/10
・映像のアプローチ 7.3/10
・映画の美術面 6.8/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 7.5/10
・上映時間と個人的趣味 7.3/10
68点
シリーズ恒例の展開を
さらに加速させて
アホなフランチャイズとして
普通に楽しめました。
これだけ収入あるんだから
間違いなく次回作も作るだろうな。
うまいことアメリカの
カルチャーの節目をネタにすれば
作品として骨ができるんだから
そこにどうでも良い
悪党ネタを盛り込めば良いのだから
続編はあと4本は作れそう。
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