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☆トゥルー・ロマンス 2009年度133本目☆

「ソウ・ロマンティック」
1993年米
監督
トニー・スコット(サブウェイ123激突)
脚本
クエンティン・タランティーノ(キル・ビル)
出演
デニス・ホッパー(ブルー・ベルベット)
ヴァル・キルマー(ヒート)
ゲイリー・オールドマン(ダークナイト)
ブラッド・ピット(ベンジャミン・バトン)
クリストファー・ウォーケン
(キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン)
サミュエル・L・ジャクソン(パルプ・フィクション)
story
エルヴィスを崇拝するビデオ屋の店員クラレンスは、例年通り誕生日にお気に入りのクンフー映画を夜中に見ていた。
そこに現れたアラバマという女性と仲良くなり意気投合したまま一夜を過ごす。ことの後に、一人いなくなるアラバマの側に行くクラレンス。アラバマは実は自分はビデオ屋の店長に誕生日プレゼントとしてクラレンスに送られた娼婦だと彼に告げる。
だが、アラバマは彼を愛してしまったという。
クラレンスも同じ気持ちで、二人は結婚をすることにした。
翌日、アラバマの荷物をとりに行くために元締めの所へ乗り込むことを決めるクラレンス、そこで、元締め達を殺害してしまい、荷物を間違えて、大量のコカインを手に入れてしまう。
それを聞いたアラバマは彼にこういう。
なんてロマンチックなの!!
そして二人の逃避行は始まった。
2009年11月19日鑑賞
感想
初めてタラちゃんが映画用に書いた脚本をリドリースコットの弟のトニーが映画化した一本。とりあえずもの凄っく面白い映画。
とりあえず、面白い程の豪華キャストがごろごろ出てくる映画なんだけど、それなのに、映画にぶれが無い辺り、傑作過ぎるわけだね。
まず、タラちゃんの脚本が冴え渡ってる。もう冒頭の二人の出会いや、クラレンスの趣味。崇拝するエルヴィスの登場や、お父さんが殺される直前の会話や、ジェットコースターとか、もうもの凄く良い。ぶっちゃけ、クレイジーでぶっ飛んでて、超ロマンチック。
個人的に最高だったのがアラバマがおっぱいを激しく揺らしながら、銃をぶっ放し敵をぶち殺し叫ぶとこ。もうこれほど見事なシーンはそうそう無いよ。おっぱいの素晴らしさをあれほど簡潔に描いた描写は無いよ。多分。ブラピの薬中ぶりが最高です。(笑)
それなのに死なない辺りがヤバいです。
ゲイリー・オールドマンの売人ぶりも最高です。(笑)股間撃たれちまうのも最高です。(笑)
いきなり僕らのサミュエルが殺されるのはもっと最高です。
思いのほか音楽がとても甘ったるく、優雅で、正直映画史に残るんじゃないかと思う程のテーマ曲の出来の良さだと思う。
個人的にタランティーノと言えば、冗長的で無意味なおしゃべりがよくあるけど、正直、あのお父さんのシチリア人の話は、タランティーノの中で一番ゾクゾクして緊張感があってタマンネー。
遊び心がありながらもイカしてて。タランティーノが撮ることが出来なかった最高傑作として偉大な一本だったりするんだけど、正直トニー・スコットは脚本を粗末にはしていなかったと思う。
案外トニー・スコットの映画は良いのがあるなーと思うし、これも文句無く良い。ただラストの打ち合いはちょっと男臭く雑な印象とエネミー・オブ・アメリカと同様なのが残念かな。
それでもあそこは面白い銃撃戦であったなと思う。
とりあえずDVDを早く購入しないとな。
得点
9点

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