九龍城砦を舞台に凄まじい肉弾戦!
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2024年香港映画
湿っぽいドラマ特濃ドラマと特濃アクションに胃もたれ必須!
キャスト
ネタバレ あらすじ
2025年2月1日劇場鑑賞
2025年9本目
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概要:九龍城砦を舞台に濃厚なドラマと功夫
お。功夫映画公開するのか?
ぐらいにしか思ってなかったですが
日本の映画情報サービスサイト
Filmarksにて2025年2月18日現在でも
12000人以上が鑑賞し
5点満点中4.3点という超好評
だったので映画サービスデーを利用して
劇場鑑賞してきました。
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タイトルから分かる通り本作は
1970年代に生まれた
無計画にひたすら増築され
増殖された建物であり
スラム街である
犯罪渦巻く城砦の
九龍城砦を舞台にした作品。
80代末期を舞台にしているので
実質解体までのカウントダウン状態
なので治安自体はおそらく
全盛期ほど悪くはないのかな?という印象。
一応原作コミックのある作品。
不法移民のロッグワンという青年が
逃げ込んだ九龍城砦で
人生を取り戻すのだが
それを天命は許さず
ロッグワンが現れたことで
この城砦の平穏は再び
終わりを迎えてしまうという
骨太な物語
裏社会=武闘家
という暗黙のルールがあるようで
中国の弾圧により香港に
逃れてきた武闘家の方が
生きてくために暴力で
組織化し悪事に手を染めてくので
悪いやつは大体功夫が使えるようです。
太極拳的な技を使いこなせる
ルイス・クー演じる
ギュンフォンを中心に
ナイフ使いのイケメンのソイヤ。
ガタイの良さでパワープレーが
得意なマスクの闇医者や
バランスの取れたタイの
ルーツを感じさせるサップイーやら
しなるような戦い方をする
ロッグワンなど
技のキレよりも
圧倒的な暴力で治安維持そして
正義の復讐をする
訳あり過ぎる闇社会の男たちの
骨太功夫映画を見たのです。
ここがすごい:功夫なんかよりも湿っぽい熱いドラマ
ロッグワンの正体が
チャウの家族を殺した
男の息子で
ギュンフォンに取っては
親友の息子で
自分が中国に逃してあげて
もしもの時は息子として
面倒を見たかったような存在。
急にチャウに命を狙われる
ロッグワン。
ギュンフォンは結局
ロッグワンを救うことにし
チャウは大ボスにロッグワンの
殺害を依頼しギュンフォンの地位を
剥奪という最悪な展開からの
大ボスの部下の気功使いが暴走という
めちゃめちゃな展開。
絶体絶命のロッグワンのために
立ち上がるソイヤたちだったし
ギュンフォンは復讐の遺恨は次の
世代に渡しちゃいけないと
戦うしロッグワンのために命を
かけるという
バトンリレーを
めちゃくちゃにする気功使い。
ロッグワンもギュンフォンも
ソイヤたちも可哀想過ぎるわけで
カラッとしたアクション以上に
湿っぽ過ぎる哀愁漂う
ルイス・クーの次世代に
紡ぐ物語やら
親友との悲しき厚い過去。。。
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最終的にギュンフォンの
意思を継いで
九龍城砦を取り戻しに行く
展開とかわけわからんくて
でも最高に好きな感情です。
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衝撃:硬直!
と湿っぽい物語や
素晴らしいアクション以上に
飛びナイフギミックとしての
気功使い。
絶対小物っぽい
80年代の日本っぽい
バブリーなチーマー
ぽい男が
気功の達人
謎の「硬直」の掛け声で
拳も刃物も効かないという
超チート能力を披露。
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そして大ボスのサモハンキンポーさえも
殺害し
この映画のラスボスにまで上り詰める。
劇中では更なる気功使いたちを
盛り上げる気功演舞やらも
登場し九龍城砦にて
カルト宗教を開くような展開も
出てきたりと
わけわからんくて胃もたれ
しかもめちゃめちゃ強くて
ロッグワンたち4人がかりで
挑んで執念で倒すわけですが
気功が無敵過ぎる!!
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なんじゃこのバランス
流石にギュンフォンの
太極拳的な体の中に
衝撃を与えるタイプの技は
効果があったようですが
サモハンキンポーとの
死闘やらあと体調不良が
災いしギュンフォンも敗北。
中盤でロッグワン以外は
人体欠損したりとボロボロに
なりながらの最後の死闘なので
ジョニー・トーの作品の
終盤のやぶれかぶれ感あって
最高であります。
ここが謎:ロッグワンはなぜ強いのか?
ギュンフォンやら
その部下たちは
組織的に拳法を嗜んでいたのは
なんとなくわかるわけですが
じゃあ不法移民である
ロッグワンってなんでこんなに
強かったんだろう?と思うわけ。
中国で母親と暮らしていた時に
拳法を修行するわけもないだろうし。
それで香港の武闘派集団たちと
渡り合うってどういうこと?
これは週刊少年ジャンプあるあるの
血統として殺人王の息子だから
強かったということなのか。
個人的にはそこのルーツが
弱くていまいち楽しめない
ダメな脳みそです。
終盤彼がどっかでみにつけた
溶接技術を駆使するのは
嫌いじゃなかったです。
ここが良い:九龍城砦でのアクション
やはり無秩序で迷路のような
九龍城砦が映画的ギミックとして
魅力たっぷり。
CGも用いていると思うが
セットとしても美術構築され
それを生かした怒涛のアクションも
多かった。
城内をバイクで駆け抜けるソイヤの魅力
などなど面白いです。
終盤の死闘も場所を生かした
映像が際立っていてとても良かったです。
実際はもっと無秩序で無限とも言える
広がり方で逆に九龍城砦の
ミニマムな部分しか
描いていないとは思いますが
良かったです。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8/10
・映像のアプローチ 8.5/10
・映画の美術面 8.8/10
・キャラクターの魅力 10/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 7.4/10
82点
面白かったが
濃厚過ぎてちょっと
疲れちゃったのと
違う意味で濃厚な
気功使いのバランスに
ついていけなかった。
でももう一度鑑賞して
テレビ画面でアクションのキレ
とか見たいと思う。
チャウVSロッグワンとか
結構好きだったなぁ。
謎のアサルトライフル
二丁持ちもどう処理して
いいのかわからなかった。
ルイス・クーさんの映画
ちょっとだけ見てて
あの俳優さんか!って感じでした。
前日譚と後日譚が
製作されるらしいです。
早く公開してくれたら
嬉しいな。
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