やっぱ凄いよ!4DXは!
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2024年アメリカ映画
『イントゥ・ザ・ストーム』の4DX再上映はまだか?
監督
リー・アイザック・チョン
・ミナリ
・アビゲイル・ハーム
・ムニュランガボ
キャスト
ネタバレ あらすじ
2024年8月11日4DX吹替版劇場鑑賞
2024年39本目
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劇場でしか味わえない4DXツイスター体験
1996年
今から28年前に劇場公開された
嵐と戦うという
災害(ディザスター)映画の
『ツイスター』36歳の
自分が10代の時はたまに
テレビでも放映していたわけですが
今じゃ洋画なんて働いていない時間に
見るには劇場に行くしかないわけですから
めっきりお見かけしてなかったですが
まさかの2024年にその続編という
立ち位置の作品が劇場公開。
スルーしようと思っていましたが
世の中には当時と違って
4DXという上映システムがあるじゃないですか
座席が揺れる!水が飛んでくる!風が吹く!
などなどの機能がある
4DX上映は
今作にぴったりじゃないか!
と思い夏休みを利用して
劇場鑑賞しました。
正直『ツイスター』との繋がりは全く感じられず
パンフレットなどを読むことで
補足できそうだが
今回はスルーしてしまった。
登場人物も関連してなさそうだし
前作で登場したと思える
オズの魔法使いから引用した
ドロシーという機器が登場するが
冒頭で崩壊するわけだし
予習不要で映画体験は可能と思われる。
また同じく嵐を味わえた映画として
10年前の2014年8月に
『イントゥ・ザ・ストーム』という
映画があり
日本では2013年に初めて、名古屋に4DXが導入
その後福岡に導入され2014年に東京の平和島と豊洲に導入されるものの
いずれも東京の東の方で座席数も限りがあり
行ける人が限られ映画料金も非常に高く
簡単には見れるものではなかった
が導入され多くの人が
体験できるようになったわけです。
君も4DXで見て大事なものや人が失う恐怖を実体験使用
まじで見てて吹っ飛ばされて怪我するかと思った
直近でも
『ガンダムSEED FREEDOM』を4DXで
鑑賞した際に浮沈戦艦の
アークエンジェルが遂に
撃墜され墜落する際の衝撃で
吹き飛ばされてしまうかと
思ったが
今度は大嵐で座席から
投げ出されるのではないかと
めちゃめちゃ怖かった。
肉体的恐怖と同時に精神的恐怖も
今作冒頭から容赦無く
主人公の親しい人が死ぬ。
中盤も大嵐が突如発生し
主人公達の命の危機発生。
しかもモブ家族と合流して
まじで死ぬかもしれない絶体絶命を
プールの堀に逃げ込んで逃げ延びるという
災害遭遇で心理的にガチホラー。
大切な子供が災害で死ぬかもしれないという
めちゃめちゃ怖い描写が生々しく描かれる
終盤でも大嵐と遭遇し
あとちょっとで人が飛んで
命終わるかもしれない
を地で行くので見ていてはらはらやばい。
映画あるあるで
飛ばされたけどほぼ無傷で
笑って帰ってくる人いない
終始張り詰めた作品なので
本当に怖かった。
シートベルトつけたいよ。
吹替キャスト良かった特に浪川さん
4DXで見やすくするためか
吹替版しか上映なかったわけだが
みなさん上手。
主人公は女優さん。
アニメはやってないが
朗読劇やラジオドラマなどを
やっている人。
ただ結構アニメ声だったし
ややキャピキャピしてうるさめだが
小松由佳さんとかに近い印象。
そして2人男役がおり
古くからの友人で隠れて失恋してる
ハビは浪川さんが担当。
冒頭でまさか死ぬか?と思ったら
陰ありキャラとして復活し
現実と理想の狭間で葛藤しながらも
初期の嵐へのトラウマを超えて
犠牲者を減らす為に
汚い手でも使いながら
実現しようとしている。
しっかり主役に恋もしており
途中で登場するYouTuberのおっさんに
掻っ攫われていく。
ガンダムUCのリディしかり
負けヒーローがぴったり。
そしてグレン・パウエルは
津田健次郎さんが担当。
大ベテランで実力派でありながら
海馬瀬戸や乾さんの印象が強かったが
近年事務所でも移ったのか?
マネジメントが大成功して
大活躍。
自分が見る作品にはほとんど
登場しているし
自分も声好きでハマってます。
なので吹替版でも全然楽しめました。
このまま地上波やら
配信版も見れるぐらいいいです。
あとは音声データが
上位のドルビーアトモスとか
だったらいいんですけどね。
踊らないアンソニー・ラモス
主演のデイジー・エドガー=ジョーンズは
イギリスでTVドラマで成功している。
映画でも2022年の
『ザリガニの鳴くところ』は
よく感想をX上で見かけたし
見放題にも上がっている話題作。
グレン・パウエルは言わずもなが
トム・クルーズ映画の『トップガン』2にて
味のあるキャラクターで
一気に俳優としてブレイク。
それまでも映画には出演したが
主演作はなかった中
今作でもハビから立場奪い
助演として映画を印象付けている。
近作では自分が主演作の
プロデューサーも務めるようになり
今後のハリウッドの重要人物の1人。
そういう意味では津田さんと
シンクロする部分もあるよね。
個人的に注目だったのは
枯れ果てた男ハビを演じた
アンソニー・ラモス。
元はブロードウェイ系の
歌って踊れる人で
リン=マニュエル・ミランダの
作品を彩った新星で
『イン・ザ・ハイツ』にて
最高のパフォーマンスを見せたが
その後はエージェントの意向か
ドル箱映画の『トランスフォーマー』の
リブートの2作目の人間側の
リードアクターになったわけですが
作品的に失敗もありいまいちなところも
あったがわーきゃーいうリアクション俳優の
道を進んだが
今作では全く違った
陰のある枯れ果てた負け男を演じる。
いや彼の戦いはこれからだ
歌わず踊らずで立場も微妙で
他の2人に食われまくった
アンソニー・ラモスさんが
再び輝ける日は来るのだろうか?
90年代よりも地球温暖化が深刻化し災害が現実的で怖い
と映画の中身以上に
ディザスターが普通に
身近になってしまった2024年。
日本でも5月〜10月は台風に
とどまらず酷暑が続き
突然のゲリラ豪雨により
高齢化による過疎地域などの人口の少ない場所では
回復の予算もつかず土地の価値もなく
地域が壊滅し廃墟化も普通にあり得る時代。
アメリカでも嵐による洪水の情報を多く聞く中
今作の描いた危機は
なかなか人ごとじゃないし
普通に人を地球が殺しに来ている。
何かをしないといけないことを
見てて感じさせる恐怖の映画。
もちろんその嵐を破壊するという
展開もSFではあるが
そうやって人間の知恵で
ずっと危機を乗り越えてきたじゃないか?
勇敢なヒーローにより
世界は救われてきたが
その安易な未来がもうこないような
世紀末的な世界情勢が
2024年は続いていて
1人の親として辛いですね。
いろんな意味で精神的にきつい映画でしたわ
YouTuber設定はディザスター映画には無敵か?
昔だったら無鉄砲枠で
大体ネタ的に消費されて
犠牲になるストリーマーや
YouTuber枠が
まさかのフリーの傭兵的な
正義の味方の存在として登場。
ふざけてると思ったら
結構真剣に環境危機に対して
独自の理論で立ち向かうという
義勇兵という熱い設定。
お金に関しても
動画の広告収入だけじゃなく
グッズ制作して売るという
バイタリティで
独自に最新鋭の機器も準備したり
古い技術でその場で穴を開けて
杭を打って対策したりと
車の改造も機能性と見応えで
絶妙なバランスで映画的に映える存在
に仕上がってるのは面白かった。
そんなYouTuberが
被災地で自腹で炊き出しとかして
支援してるのまじで
設定的に自由でずるくてやばい。
日本でもいつもは問題行動をして
動画再生数を稼いでたYouTuberが
被災地で支援したりして
人助けをしていたりという
展開もあったりしたし
YouTuberの人格は結構自由に
設定できるから
映画のシナリオにはすごい
向いた存在なんだなぁと
改めて思ったが
その存在自体が大分いかがわしいので
諸刃の剣でもあるね。
多分癖強い俳優だから成立できるので
トム・クルーズとかは成功できるが
マーク・ウォルバーグとかは
ギャグ路線でトマトが腐りますね。
監督が急にハリウッドバジェット映画に参戦!どうした?
監督は
リー・アイザック・チョン。
『ミナリ』でアカデミー賞に
ノミネート。
2007年の作品はカンヌ国際映画祭に
出品して一部賞を受賞。
低予算よりのドラマ映画。
特にアジア系移民などを扱う
ことが多いドラマ映画監督だったと思うが
突如っこのようなハリウッドの大予算を
あつかったアクション映画に挑戦。
しかし別にアクションが得意な感じもなく
VFX的にもそこまで見せ場は
なかったように思える。
強いていうならドリルで地面に杭打って
車を固定する描写が妙に説得力あって
熱かったわけですが
そもそも得意なのはドラマ描写と思われる。
監督の影響かやたら枯れ果ててる
ハビだったり
カラッとしたバカかと思ったら
しっとりして女性を立てまくる
グレン・パウエルだったり
過去のトラウマから
人生を投げ打った主人公
(気象系の会社で働いてる安定感あり)
だったりと
葛藤面のドラマがしっかりあるが
ややノイズ感もあるわけ。
北米批評家評価のメタスコアは
65点/100点中なので
悪くはなく
興行成績もアメリカで2億ドルを超え
2024年8月16日時点では
年間チャート5位という大成功を
収めている。
これは『ゴジラxコング 新たなる帝国』や
『猿の惑星/キングダム』や
『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』
よりもヒットし
2023年のストライキの影響下での
製作にも関わらず
比較的高い評価を得ている稀な作品なので
リー・アイザック・チョンさんの
転身については大成功だったのでは
ないかと思います。
世界興行ではやや物足りない
という印象ですが。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6.6/10
・映像のアプローチ 7/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 6.4/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 7/10
66点
4DX体験はとても良かったです。
4DXじゃなかったら
しんどい映画かなぁと。
面白いか面白くないかといえば
微妙なラインの
コテコテのハリウッド映画ではあるし
低予算的なストーリーテリングも
あるわけでもないし
主人公の女性の知性やら
先天的な嵐を感じる個性など
脚本的には強引ではあるか?
もっと犠牲者が多くても
良かったような気もするし
そっちの方が
面白くなったかな?
終盤怖かったけども
盛り上がりは欠けているかもしれない。
脚本が扱うテーマは
大事で素晴らしいが映画的には
もっと面白くできたと思う作品でした。
通販
家で見ても楽しくないので
是非とも劇場でこの夏にしか
味わえないので鑑賞してほしいし
見終わったら環境問題についても
議論してほしいね。
そういえばポスターの
炎と嵐が合体するのは
1シーンだけだったので
結構詐欺ポスターですね。
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